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【トレランブランド分析】No.002「ALTRA:アルトラ」/ ゼロドロップでフォーム改善

ようやくNo.002です。

これは気が向いたときに追加していくので気長にお付き合いください。というか自分の使っているブランド、もしくは興味のあるブランドしか書く気になれないので、張り切ってNo.を3桁にしていますが、そこに到達する可能性は至って低いです(笑)

ちなみにNo.001は「サロモン」(記事はこちら

 

目次

No.002 「ALTRA(アルトラ)」

今回はアルトラ。

僕のアルトラ経験は「ONE2.5」と「ESCARANTE」の2つ。ついでにいうと、相方が「INSTINCT4.0」を履いてます。いずれもトレランではなくランニングシューズですね。(ONEはサイズが合わず売ってしまいましたが)

関連記事は下記ご参照。

【新作GET】ALTRA ESCALANTE(アルトラ エスカランテ)& フォアフットランニングについて

【超速レビュー】ALTRA / ESCALANTE(ランニングシューズ)を峠走で履いてみた。

【またもや新作GET】ALTRA INSTINCT 4.0(インスティンクト4.0)

 

まずは基本情報

■国
アメリカ

■創設者
K. ゴールデン・ハーパー

■一言ヒストリー
アメフトで膝を故障した創業者の父親が、自身がその後マラソン大会で上位入賞を果たすまでに「膝に衝撃の掛からない走り方」を独学で学ぶ中で、「ヒールストライクを回避するシューズをつくりたい」という想いから開発。一貫するコンセプトは「自然な走り方」の実現。

■アンバサダー
西城克俊、山下晃和、星野由香里 等
(僕は残念ながら知らない人ばかりでした)

■グループ
ロータスグループ

僕も今回初めて知ったことですが、ロータスグループには、ベアフットランニングのパイオニアである「ルナ・サンダル」も入っているんですね。アルトラもルナ・サンダルも走ることに対するコンセプトは確かに同じなので納得です。

それと「ブランド名の由来」がわかりませんでした。この情報、個人的にけっこう気になるところなんですがね…。わかったら追記します。

 

最大の特徴「ゼロドロップ」

アルトラの最大の特徴といえばこれです。

僕は元々、アルトラのあの特徴のあるつま先の形が「ダサイな」といまいち好きになれなかったので、トレランやってる人にすごく人気があるのは知りつつも、ずっと避けていました。

しかし、ランニングやトレランを本格的に始めてからというもの、走る度に膝や腰が痛くなる…。長くスポーツを続けていくにあたり、この状況はなんとか改善しないとアカン!とはずっと思っていたので、思い切ってアルトラにトライしてみた、という経緯があります。

結論からいうと、お蔭様で、膝の痛みも腰の痛みも以前に比べると、本当に軽減されました!これほんと!

一概にアルトラに変えたことだけが要因ではないと思いますが、ゼロドロップを履き始めたことで、走り方を変えるキッカケとなったことは間違いありません。後述しますが、フォアフットランを意識するようになってから、膝・腰の痛みが本当に軽減されたんですよね(長い距離を走るとまだ痛みは出ますが、これは単純にトレーニング不足が原因かと…)。

 

ゼロドロップとは

では、本題。

ゼロドロップとは、「シューズのヒール部分とつま先部分の地面からの距離が同じである状態」を指します。比率が1:1なんですね。

 

 

 

通常の靴はこの比率が1:2など、ヒール部分のほうが高く(厚く)なっています。この理由は明確で「衝撃を軽減するため」です。

世の中のほとんどのランニングシューズは、かかと部から接地する「ヒールストライク」の走り方を前提にしているので、その衝撃を和らげるためにヒール部にクッションを入れて厚くしています。

しかしいくらクッションを入れようとも、衝撃を受け続けると人間の体にはガタがくるもの。クッションだけでは繰り返される衝撃を吸収し切れなくなってくるわけです。

それに単純なイメージでもわかると思いますが、極端にいうと、つま先走りとかかと走り(そんな走りありませんが笑)、どちらのほうが衝撃が大きそうですか?ということです。明らかにかかと走りのほうが骨やら関節やら筋肉やらに大きな衝撃がありそうですよね。

アルトラのアプローチは、「じゃあそもそも走り方を変えようか」、厳密にいうと「人間本来の走り方に戻そうよ」という発想から生まれたシューズです。

非常に合理的。

 

独特な「フットシェイプデザイン」について

次のポイントはこちら。

僕が当初アルトラを避けていた理由である「つま先部分の形がダサい」という点。格好良くいうと「フットシェイプデザイン」について(笑)

通常の靴との比較がこちら。このイラストでみるとよくわかりませんが、なんだか「ボテッ」としてるんですよね(笑)

 

 

 

 

 

 

僕は昔からサッカーをやっていた時期が長かったせいか、けっこうな外反母趾です。サッカーのスパイクって、けっこうつま先にかけてすぼまってるし、ジャストサイズで履きますからね。十何年もそんな靴を毎日履いていたので、気づいたら外反母趾になっていました。足指がデフォルトの状態だと、親指が人差し指の下側に少し入り込んでます。

いまさらこれが治るのかはわかりませんが、アルトラのあの独特なフロントシェイプは、これに対するソリューションです。

つまり、つま先部に余裕を持たせる形状にすることで、

足指部分が自然に広がり、バランス・安定感のアップ・着地時の衝撃軽減などの効果があり、さらには「自然足」(自然な足の状態)になることでアーチができて、歩行や走行をする上で最も効率的な足の構造になる。

ということです。

まぁなんだかいろいろと足に良さそうだなと思っていただければとりあえずいいと思います(笑)

 

アルトラを履いて良かったこと

これはあえてもう一度書きます。

 

膝や腰の痛みが軽減されました!これほんと!

 

アルトラはヒール部が薄いので、今までの走り方(ヒールストライク)をすると痛いんです^^; なので必然的にフォアフットランになるのですが、これが本当に効果がありました。

副作用としては、これまで負担の掛かっていなかった前足部で着地をするようになったことで、前足部にマメができてそれが痛いくらいです。先日ハーフで本気で走ったときは、ソックス裏についていたボツボツ(滑り止め用のあれです)があったこともあり、ラン後の足裏はズル剥けでした。この時は1週間ほど歩行困難になりましたが、まぁこれはそのうち皮が厚くなって、慣れることでしょう。

それよりも膝や腰の痛みがなくなったことは、長くスポーツを続けたい、という僕の想いに直結することなので素直に嬉しいです。

 

あ、ちなみに最後にさらっと書きますが、「アルトラは壊れやすい」というのは正直よく聞きます^^; 僕のはまだ壊れてません!

 

ブランド分析というか、ゼロドロップとフォアフットランについての内容となりましたが、これがアルトラの特徴なのでまぁいいか(笑)

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