【参戦記①】ウルトラマラソンはしんどかった!でもまた出る!「チャレンジ富士五湖ウルトラマラソン 5LAKES 118km」(2018年4月23日)

2019年1月12日

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富士五湖ウルトラマラソンから5日が経ちました。

昨日あたりからようやく”普通に”歩けるようになりましたが、レース後3日間はさすがにしんどくて、駅の階段は手すりを使って登り降りし笑、平地でもびっこを引いて歩く状態…

今週はプロテインに肉に野菜にフルーツに、とにかく体が喜びそうなものを食べまくり、一刻も早い復活を目指しました。なぜなら、今週末(というか今日)は相方のSTYのサポートがあったから。お陰様で、レース後に2㎞以上減った体重もすっかり元に戻り、いまはもうほぼ回復。

まぁサポートといっても、「サポートが可能な2か所のエイドに車で移動して、事前に頼まれたものを渡す係」でしかないんですが。でも、STYはSTYで相方にとっての大きなチャレンジなので、ちゃんとサポートしないと怒られます。しっかりやらねば(笑)

 

ちなみに、STYのスタートをお昼に見送ったのですが、さすがSTY(さすがUTMF)ですね。(※UTMFのスタートはSTYの3時間後)

 

何が”さすが”かというと、その雰囲気というかオーラというか。

これはロングトレイル特有のものだと思うのですが、これから100㎞や100マイルを走るのに、参加者にはまったく”力み”がなくて、マラソン大会ではよくありがちな(?)「いかに1分1秒を削り出してPB更新するか」というようなバチバチした雰囲気は一切なし。

逆に、「一緒に頑張ろう」「絶対みんなでゴールしよう」「とにかく楽しもう」というポジティブな雰囲気が会場にいい具合に漂っていたんですよね。

それに加えて、「UTMF/STY」というトレイルランナー憧れの舞台ということも相まって、心地よい緊張感と高揚感に、なんともいえない居心地の良さがミックスされた、とにかく素敵な空間でした。

「出たい!」と思わせてくれるにはもういこれだけで十分なぐらい良い雰囲気でした。富士五湖ウルトラより絶対こっちがいい(笑)

やっぱり山だな。

 

 

・・・すみません、本題からズレまくってますね(笑)

 

さて、僕の初めてのウルトラマラソンチャレンジ、富士五湖ウルトラマラソン(通称「チャレ富士」)の、まさに”チャレンジ”を振り返りたいと思います。

 

 

まずは結果発表

 

既にご報告のとおり、無事に「完走」いたしました!

おめでとーありがとー。

つらかったねーつらかったよー。
ながかったねーながかったよー。
あつかったねーあつかったよー。

 

▼なんとかもぎ取った完走メダルがこちら。ズッシリと重みがあって重厚感がなかなか嬉しい。

 

タイムは上の写真でちらりと見えますが、

 

14時間32分02秒

 

制限時間15時間に対して普通にぎりぎり。今持てる力を出し切って頑張ったんですけどね、まさかこんなにぎりぎりになるとは、というのが正直な感想です。目標は「13時間切り!」と豪語していましたが、かすりもせず(笑)

ちょっと悔しい。

まぁ、初のウルトラチャレンジはとりあえず「完走することに意味がある!」(ということにしておく)

 

▼完走直後にパチリ。充実感に満ちた顔してますが足はぼろぼろ。そしてメダルが表裏逆…

 

 

 

一言でいうと「長かった」

 

118㎞もあると、それなりにいろいろと書けることもあるのですが、とりあえず一言で振り返れと言われたら、これかな(笑)

 

「長かった…」

 

行動時間としては、去年トレニックワールド100kの30時間というのがいまのところ最長なので、その半分にも満たない時間なのですが、ロードとトレイルだとやっぱり感じ方が全然違いましたね。

富士五湖も、いくらアップダウンがあるとはいえ、いくら異なる湖を5つ周るとはいえ、やっぱりロードだけっていうのは長く感じた。誤解を恐れずにいうと、5つの湖も正直どれもたいして見た目は変わらないし(富士五湖を愛する方ごめんなさい)、どどんとそびえたつ富士山もどこから見ても「どどん」の状態は変わらない(笑)

つまり「景色」はそんなに変化がないんですよね。(というか景色を楽しむ余裕がないというほうが正解?笑)

加えてトレイルと一つ大きく違うのは、「ひたすら同じ動きを繰り返す」ということ。

 

長く感じる原因としては、おそらく後者のほうが大きな理由かと思います。118㎞同じ動作を淡々と繰り返す…。これはまさに「修行」ですね。

「苦行」といったら、そんなもん自分で好きでやってるんだろーが、と怒られそうなので、「苦行」ではなく「修行」としておきます。

今回は事前の予想通り、最高気温が26~27度ぐらいまで上昇し、日中はまさに「修行」と呼ぶに相応しい環境がランナーを待ってました。

あちーあちー。

すべてのエイドで被り水を用意してくれたのは本当に助かりました。

 

当日の天候(暑さ)について

 

これは今回の大会の大きなポイントとなった点なので、備忘として一応書きます。

 

レース当日は先述した通り、日中はかなり暑くなりました。

スタート時の気温ですでに10度前後(例年であれば3~4度)、最高気温が26~27度(例年であれば14~15度)と、例年になく灼熱富士五湖ウルトラとなりました。

 

この”暑さ”の影響は顕著で、昨年との完走率を比較してみるとよくわかります。

 

<2017年> ※左から出走数/完走数/完走率

118㎞男子  955人 / 573人 / 60.00%
118㎞女子  109人 / 61人 / 55.96%
100㎞男子  1,508人 / 1,092人 / 72.41%
100㎞女子  280人 / 187人 / 66.79%
071㎞男子  755人 / 669人 / 88.61%
071㎞女子  289人 / 246人 / 85.12%
トータル  3,896人 / 2,828人 / 72.59%

 

<2018年>※左から出走数/完走数/完走率

118㎞男子  879人 / 443人 / 50.40%
118㎞女子  88人 / 44人 / 50.00%
100㎞男子  1,689人 / 1,035人 / 61.28%
100㎞女子  316人 / 192人 / 60.76%
071㎞男子  710人 / 567人 / 79.86%
071㎞女子  333人 / 255人 / 76.58%
トータル  4,015人 / 2,536人 / 63.16%

 

軒並み10ポイント程度完走率が下がってます。5LAKESに限っては、完走率が「半分」ってなかなかのサバイバルレースですよね^^:

今年完走した方!!自信持ったりましょう!!(笑)

 

僕は、昨年の”灼熱のトレニックワールド100k”での経験もうまく活かせたのか、今回もこの暑さを乗り切ることができました。(最後ヘロヘロでしたが笑)

暑さがピークになった時間帯は疲労も重なって(80~90㎞ぐらいだったかな?)、若干手のしびれを感じ出して、「あ、これ脱水症状きたかも…」と焦りましたが、ドロップバックに預けておいたOS-1を補給したり(2つ目のドロップバック地点は75㎞でしたが、そこからまだフルマラソン1本分の距離があったので、そこでは飲まずに携行してました)、梅干しを食べまくったり、とにかくがむしゃらに「対応」したことにより、結果、脱水症状にならずに済んだのかと。

脱水症状になると、消化液の量も減ってくるので、脱水症状→食べれない→ハンガーノック(エネルギー不足)、という悪循環に陥り、体が動かなくなって終了します。

僕もさすがに途中からは固形物だけでは食べるのがしんどくなって、そこからはすべて無理やり水で流し込んでやりました。おにぎりもカステラも饅頭も口の中で溶かす感じ…。すでに”味わう”とかそういうものではなくなってます。

とにかく僕も食べれなくなる一歩手前まではきていたわけです。けっこう危なかった…。

 

 

一旦、結論

 

結論とかいってお題を立ててなかったので、何の結論だよ、って話ですが、お題は「山猿は山へ帰らずに今後もウルトラマラソンをやるのか?」です(笑)

長いわ辛いわ暑いわ修行だわ、と書いてきたので、ウルトラマラソンなんてもう出ません、という結論になりそうですが、案の定、そんなことはありません(わかりきってますね)。

 

ていうか、タイトルにもう書いちゃってますが、

 

きっと僕はまた出ると思います。
きっと、というか「必ず」出ます(笑)

 

トレランがメインなのは変わらないけど、ウルトラマラソンもまた挑戦していきます。

 

散々ここまで文句垂れてきましたが、なぜまた挑戦するのかというと、

今回の富士五湖ウルトラを通して、たった一つ、確信の持てるポジティブな実感が持てたから。

 

「強くなった」

 

これです。

 

今回118㎞のウルトラマラソンを走ってみて、一番僕が感じたことです。達成感、充実感というものももちろんありますが、それ以上に「俺、ちょっと強くなったかも」という実感があります。

実際のところは、当初のシミュレーションとはかけ離れて、ほぼすべてのエイドで休み、最後はキロ7ペースも出せないほどにへばっていたのですが、それでも118㎞という距離を、エイドとエイドの間はクソ遅いスピードだけど(言葉が汚くて失礼)全部走ったし、ゴール直前の3.5㎞のひたすら続く登りも全部走りました。

 

目標とはかけ離れてしまってちょっと格好悪いけど、でも、ちょっと強くなったかも、という実感があります。

 

この「強くなった」というのは単純な「走力」とか「体力」とかそういうものではなく、なにかもっとこう「芯」の部分というか。

この気持ちはいままでに感じたことのなかったけっこう素敵なものでした(笑)

もしかしたら、これがウルトラマラソンの魅力なのかも。(ウルトラの魅力はもっとたくさんある気がするけど)

 

なので、また出ます。

 

 

とりあえず、富士五湖ウルトラマラソンを含む「ウルトラマラソン世界遺産シリーズ」は制覇したい。単純なので「世界遺産シリーズ」というタイトルだけでとりあえずワクワクします。

  • チャレンジ富士五湖ウルトラマラソン
  • 飛騨高山ウルトラマラソン
  • 日光100㎞ウルトラマラソン
  • 白山白川郷ウルトラマラソン

※ついでに「丹後100㎞ウルトラマラソン」も。
(こちらは「世界遺産シリーズ」ではなく「ジオパークシリーズ」。

 

すべての完走メダルを飾りたいですね。

 

 

そろそろ相方のサポートに向かわなければならないので、参戦記第1弾は一旦ここまで。

 

相方は今頃真っ暗闇の天子山地を頑張って登っていることでしょう。

がんばれがんばれ。特製甘酒はもうすぐだ(作ったの相方だけど)。

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