皆さま、こんばんは。
こんなタイトルでブログ書いている人はいるんでしょうか?っていうタイトルですが、僕がトレラン初心者だった当時、なにげにぶち当たっていた壁です(笑)
トレランに限らずですが、その業界の専門用語ってたくさんありますよね。トレランというニッチな業界にもあるのです。まぁ別に知っていようが知っていまいが、そんなに気にしなくてもいいんですが、知っていないとなんとなく疎外感を感じるというか。トレランやってる人はどっぷりハマってる人が多く、会話の中に遠慮なく頭字語が飛び交います。単純に頭字語で言わないと、長いので面倒くさいというのが本音ですが。というのも有名な大会(特にロングレース)は頭字語で略されてるパターンが多いのです。
最初の頃はなにがなんだかさっぱりわかりませんでした^^;
逆に今回紹介する頭字語たちをさらっと使えれば、「お、こいつトレラン知ってるな!」となります。トレラン界にスムーズに入っていけるでしょう(笑)
ということで、知っておくとよいであろう「トレラン頭字語集」スタート。
まずはここから。
■UTMF(ULTRA TRAIL Mt.FUJI:ウルトラトレイル・マウントフジ)
→Mt.FUJI=富士山です。日本のトレランレースの雄です。トレランにどっぷりハマって変態の域に達した人がみんな目指す大会です。富士山麓の周りを100mile(約160㎞)走ります。
昨年一昨年と秋の開催でしたが、2年連続悪天候に泣かされ、昨年は無念にも50㎞程で中止に。レース中の動画を見ましたが、あれはさすがに中止ですね。人が死にます。普段歩くトレイルが激流になってましたので…。この二年の結果を受け、次回は春開催に戻ることになりました。が、2017年(今年)は、もはや準備が間に合わないということで、今年は開催なし!僕は元々出場予定ありませんでしたが、でも残念!
■STY(SHIZUOKA to YAMANASHI:静岡to山梨)
→UTMFの半分、富士山麓の周りを「半周」するレースです。約80㎞。十分変態レースです。そして実に安易なネーミング(笑) 「しずおか とぅ やまなし」ですよ。わかりやすいですけどね。でも、「STY」と聞くと格好いいなー(笑)
※UTMF/STY 公式サイトはこちら
http://www.ultratrailmtfuji.com/
■ITJ(IZU TRAIL Journey:伊豆トレイルジャーニー)
→ジャーニーです。響きがいいですね。伊豆半島を71.7㎞走ります。こちらもロングレースですが、超人気の大会です。「LIVING ON THE TRAIL」と書かれた参加賞のTシャツが普通にオシャレ。(もちろん毎回参加賞は違うと思いますが、僕がよく見たのはコレ。おそらく毎年センスフルな参加賞だと思います。)これは一度出たいですね。
■TJAR(Trans Japan Alps Race:トランスジャパンアルプスレース)
→純粋なトレランとは異なるのですが、とにかくド変態レースです。日本海富山湾から太平洋駿河湾までの約400Kmを1週間で踏破します。これは普通にトレランやってるぐらいだとあまり聞かないかもしれません。TJARが通じちゃったら、「ド変態な人」と認定してあげてよいでしょう。
ここまでは国内のレースでした。
次は海外レース。自分が出る出ないに関わらずこれは必ず押さえておきましょう。
それがこちら。
■UTMB(Ultra-Trail du Mont-Blanc:ウルトラトレイル・デュ・モンブラン)
→言わずと知れた、トレイルランニングレースの金字塔。世界中のトレイルランナーがこれを目指すといっても過言ではないぐらい超有名な大会です。舞台はヨーロッパアルプスの最高峰”モンブラン”。フランス、スイス、イタリアにまたがる山岳地帯を走ります。
2003年にスタートし、日本では2009年にNHKで鏑木毅の挑戦ドキュメンタリー「激走!モンブラン!」が放映されてから広く知られるようになりました。ぜひ番組を見てほしいのですが、日本の山とはスケールの違う「雄大さ」に圧倒されます。あんな中を走ったらそれは気持ちいいだろうなー(見る分には辛さはありません笑)と思います。憧れる!いずれ必ず走る!
ちなみにUTMBは、UTMB以外にも以下の3カテゴリーがありまして、すべて頭字語なので一応。
■CCC(Courmayour-Chanpex-Chamonix) 101.1km
■TDS(Sur Les Traces des Ducs de Savoie) 119.1km
■OCC(Orsières – Champex – Chamonix) 52.4km
まぁせっかくヨーロッパまでいくなら、やっぱりUTMBかな。
お次は番外編を2つ。
■FKT(Fastest Known Time:ファステスト・ノウン・タイム)
→最近よく耳にするようになったワードです。昨年5月にプロトレイルランナーの石川弘樹氏が「東海自然歩道FKT」というチャレンジをして、トレラン好き、山好き内ではかなり話題になりました。東海自然歩道1,000㎞を約20日間かけて走り抜いていました。毎日40~60kmですね。いやはや、恐るべし。
で、そもそもFKTってなんですの?という話ですが、「あのトレイルで誰が最速?」を競うアクティビティーです。固くいうと、「特定のトレイルコースを走り、GPSデータをFKTサイトにアップ(サイトがあるらしいです)→ランナーたちがネット上で最速タイムを競うアクティビティ」です。自分で好きなトレイルを勝手に設定できるところがポイントですかね。
■RBRG(Run Boys Run Girls)
→超番外編です(笑) でも一番押さえておいたほうがいいかもしれませんよ!一番有益な情報になるかも!
都内にあるトレイルランナー御用達のトレラン専門店(笑)。僕もちょくちょくお世話になってます。僕の妻はこの店主宰のトレイルランニングクラブに今年から入会し、たっぷりお世話になってます。イベントなども定期的に開催していて、とっても愉快なお店です。
最後にトレラン以外でも、ランニングしているとよくでてくるワードを念のため。
■DNS(Did Not Start) → スタートできず (≒「やるせない」)
■DNF(Did Not Finish) → ゴールできず (≒「くやしい」)
■DSQ(Disqualified) → 競技失格 (≒「せつない」)
これだけ押さえておけばとりあえず問題ないでしょう!
むしろだいぶディープな人と思われるかもしれません(笑)
ではでは。
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