今さら感満載の投稿ですが…
遡ること2ヶ月前、スパトレイルに参加しました。

その際に、これはもう毎年恒例になっているんですが、スパトレ名物である大会プロデューサーメッセージボードを今年もすべて撮影しながら走っていました。
…が、スパトレについてはレースレポートを1本しか書けないまま、その後、「分水嶺」という一大イベントに飲み込まれ、撮影したメッセージボードを公開できずにおりました。
せっかく、一枚一枚わざわざ立ち止まって(時には、「やべ!通り過ぎた!」と少し戻って)撮影したものなので、この努力の賜物を是非とも日の目に晒したいと切に願っていた次第です(努力でもなんでもないけど笑)。
今年は全部で23枚ありました。
例年であれば、大会プロデューサーの鏑木さんと松本大さんの2人からのメッセージだけなんだけど、今年は「ライオンさん」からのメッセージもありました。新たな取り組み!しかも英語!
これはつまり海外ランナー向けってこと⁉(って思ったんですが、なんかそういうわけではなかった疑惑が笑)
でも英語のメッセージ良いと思います。海外から参加するランナーも増えてますからね。自分が海外レースに出たとして、日本語の応援メッセージがあったら絶対嬉しいし。
ということで、以下全公開。(たぶん全部撮影したはず…)
ちなみに、比較的真面目なメッセージが鏑木さん、イラスト付きのおちゃらけメッセージが大さん、英語メッセージ(というか無理やり”ライオン”と紐づけようとしているの)がライオンさんです。鏑木さんのものは、これも例年のことですが、いくつか「オカマ調」になります。
ちなみに写真は時系列ですので、レースを走っている気持ちで見てもらってもいいかもしれません。
わたくしのコメント付きでお届けします。
ではどうぞ。

(これは序盤の林道で出てくるので選手はみんな走ってます。なので撮影のために急に立ち止まるのは後続ランナーとの接触の可能性があるので、後ろを見ながら徐々にペースを落として… と気を遣いながら撮影しました。)

(仰る通り!今でこそ100㎞以上のウルトラトレイルに手を出しているので、このメッセージの真髄はスパトレの72㎞では本当は足りないんだよなーと感じますが、それでも初めてスパトレでこの距離を走ったときは、やっぱり「人生」やら「生き方」まで思考を巡らせた気がします)

(よく見たら、右下のイラストは地球に日本地図があって温泉マークがあるんですね笑。…で、宇宙船の後部で飛び出しているのは人間?動物?僕には野生動物の頭蓋骨に見えるんですが…。謎の生命体…。)

(今回は昭和世代ネタ…というか昭和世代に向けたメッセージが多数ありました。この明らかに失笑な感じ、鏑木さんらしくて?良いと思います)

(やっぱりこういう直球メッセージはいいですね!)

(大さんにしてはかなりクオリティー高めなイラストかと笑。ところで右上のカバみたいなやつ誰でしたっけ?)

(このメッセージは六合山岳会から。毎年掲示されてます。地元の人自らがこうやって大会を盛り上げてくれるのはほんとに素晴らしいと思います)

(クオリティー高めイラスト第2弾!絶対これ見ながら書いただろうなー。大さんがこんなにうまいはずがない… って別に大さんとそんなに親しいわけではありませんが、スパトレには過去4回出ているので、大さんの描くイラストの天才肌のクオリティーはよく知っているのです笑 それに比べると今回はクオリティーが高すぎる!)

(ちょっとオカマ調入ってきました?笑)

(改めてこのメッセージみて「かげ」に「・・」が付いてるからイラストをよく見てみたら… ライオンがいるーーーー!!!笑 レース中にそこまで確認する暇はなかったので、レース後2ヶ月にしてようやく気付きました笑。ちなみにこのメッセージ読んでからしばらくは、このメロディーが頭の中をエンドレスループしました。)

(ちなみにイラストはおそらく「ゆずマン」です。ウェアに「ゆず」って書いてあります。なので被り物はもちろん「ゆず」かと思われます。ちなみにこの時期まだ夏が来ていなかったので、この「夏色」のメロディーはすぐに僕の頭の中には流れてこず、逆になぜだかコブクロの「栄光の架橋」が流れてきて、夏色のこの歌詞と栄光の架橋のメロディーがごっちゃになって、わけわからなくなりました。)

(六合の里にはかわいらしいおばちゃんがたくさんいて精一杯応援してくれるのです。スパトレのいいところ。)

(「ババンババンバンバン」のあとに「アイヤイヤイヤイヤ!」まで入れてほしかったのはさておき笑(わからない人は音源聞いてください)、下の5人戦隊はつまりドリフターズ?ちょっと世代が違ってわからず笑)

(来ました!鏑木節「ねぇ」笑!鏑木さんの優しい性格が滲み出てるよなー。)

(あぁー鏑木さん!!誤字発見だよ、誤字!!「とりわけ」じゃなくて「とけわけ」になってるー!惜しいっちゃ惜しいけども!笑)

(鏑木さんがコースディレクターとか大会プロデューサーに入ると、後半もしくは終盤にこういう”苦しい局面”を入れてきます笑。これぞ鏑木イズム。)

(オカマ出現!先に出てきたメッセージでは「ねぇ」でしたが、「ねぇ~」と語尾を伸ばしてきてます。「使ってる?」が「使ってるぅ~?」になってなくて良かったです。)

(今回初お目見えのライオンさんメッセージ!(これは英語じゃありませんでした。)このふざけた感じは絶対大さんだろうと思ってましたが、あとにもう一枚「ライオン押し」のイラストが出てきて、あ、あのライオンさんだ、と気づきました。)

(直球メッセージ第2弾!こういったメッセージボード、けっこう見ずにスルーしてるランナーが多いと思いますが、是非とも見て欲しいですなー。けっこう力もらえますよ。)

(「はい、やります」と思った人、多数。)

(これって何かの歌詞?と思ったので調べてみたら、やっぱりそうでした。シンガーソングライターのライオネルリッチー作「 just go」の歌詞の一部で、意味は「僕はただ君と一緒に出かけたいんだ 全てを投げ出して出かけよう」でした。歌詞の意味というより、ライオネルに「ライオン」を掛けたかっただけなんじゃないか疑惑あり笑)

(この距離のレース初参加の人からしたら、このメッセージは本当に嬉しいと思います。ロングレースは長いだけあって、フィニッシュってほんとに感慨深いんですよね。)

(このメッセージに会いたくてスパトレ参加した人もいるんじゃないでしょうか。僕はそうでした。スパトレ4回参戦のうち最初の2回は関門アウトでDNF。このメッセージが本当に遠かった。そして相方とともに「3度目の正直」で挑んだ2018年。ようやくこのメッセージに辿り着くことができました。その時の「やっと!」という気持ちは思い出すだけで泣けてきます。)
以上で2019年のメッセージボードはすべて終了。
スパトレイルと山猿家の関係
最後にスパトレイルと山猿家の(一方的な)深い関係を改めて書いておこうと思います。なぜなら、今回の単独完走を最後に、おそらくはしばらく出ないから。
僕と相方のトレラン人生において、スパトレイルは切っても切り離せないレースです。
2016年に意気揚々と初参戦したものの世立八滝の関門にまったく間に合わず DNF 、翌2017年にリベンジ参戦するものの、これまた世立八滝関門アウトで二年連続DNF(15分は縮めたがあと一歩力及ばず)。
このスパトレイルだけはなんとかして一緒に完走したかったので、僕も一緒にDNFしました。
そして迎えた2018年。3度目の挑戦にしてやっと完走。
タイムは制限時間20分前のギリギリでしたが、この時の「3年越しに辿り着いたフィニッシュ」の感覚は忘れられません。
相方が所属しているチームの仲間がみんなずっと待ってくれていて、出迎えてくれた。もちろん相方は泣いていました。
相方の話ですが、このスパトレイルを完走するために、2016年のスパトレDNF後からトレランのチームに入り、コツコツとトレーニングを積み重ね、そして着実にステップアップしてきた。
ステップアップには正直時間が掛かったけど、この間の”変貌っぷり”を一番間近で見てきたのは僕です。
スパトレイルで悔しい想いをしたからこそ、強くなれたのだと思います。
今では100㎞以上のトレランレースに留まらず、よりサバイバル要素の強い「分水嶺トレイル」も踏破(一応僕も)。目標は100マイルレースを飛び越して、「TJAR」になってしまいました笑。
果たしてこの先どこまで行くのか。
今回の単独スパトレイルで、去年の相方の記録よりもまだ先にいることを証明しなんとか面目を保ちましたが、ウカウカしていると抜かれそうでヒヤヒヤしてきました。
ウカウカヒヤヒヤ。
僕も頑張らねばです。
スパトレイルには本当に感謝しています。
一旦は卒業しますが、本当に、ありがとう、ありがとう。
以下、過去3年分のスパトレイル関連記事、晒します。(2016年はまだブログ始めてなかったので記事はありません)
▼関連記事(2019年)



▼関連記事(2018年)




▼関連記事(2017年)
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