レース終わった翌週に書き始めたのに、その後未完成のまま放置プレーし、いつの間にやら7月中旬。時が経つのは早いものです。
さて、誰の役にも立たないし、もはやレース後1ヶ月半も経過し、書き手の熱量もほぼありませんがw、参戦レポです。記念投稿ですね。
【結果報告】3時間36分55秒(75位/186人)※エントリー217人
トライアスロンに情熱を傾けつつある相方をよそに、僕はというと正直なところトライアスロンへのモチベーションは大して上がっておらず…。
なので、今回の彩の国も”とりあえず出た”というテンションでした。
とはいえレース中は全力だし、昨年の河津トライアスロンで相方に負けたのが悔しいは悔しいので、「相方には負けねぇ…!」というわずかに持ち合わせているちっぽけなプライドを握り締めて、彩の国、必死こいて頑張りました。(頑張ったのは当日のみですw)
で、結果はこちら。
どどん。(←トラの報告は全般的に気持ちがノっていないので「どどん!」ではなく「どどん。」w)

【リザルト】3時間36分55秒(75位/186人)※エントリー217人
えーと、まず一点。
「40歳代男子」になってるけど、僕まだ「39歳」ね。いや、別に、もはやどっちでもいいんだけど、一応ね。ちなみにまもなく晴れて「40歳代男子」に突入します。
各種目のリザルトはこちら。
<スイム> : 40分08秒(S順 167位)
<バイク> : 1時間50分22秒(B順 87位)※T1タイム込み
┗T2(バイク→ラン): 2分30秒30(120位)
<ラ ン> : 1時間06分25秒(R順 24位)
———————————————————–
<総 合> : 3時間36分55秒(75位/186人)
簡単にまとめると、これ前回の河津トライアスロンからほぼ変わっていないのですが、
スイムが圧倒的に遅くて、バイクはぼちぼちで、ランは速め
という感じ。
そりゃ前回から何も努力してないんだから変わるワケない。順当な結果でございます、はい。
今回「コース短縮」がありました
結果報告と併せて、今回「コース短縮」があったのでそれも記しておかねば。
今回僕がエントリーしたのは「彩の国A」というカテゴリー。いわゆる、トラアスロン”ミドル”です。
トライアスロンでは距離によってカテゴリーがあり、一般的には下記の分類です。(大会により距離はけっこうまちまち)
【Tips】トライアスロンのカテゴリーと距離
オリンピックディスタンス(通称OD):スイム1.5km、バイク40km、ラン10km → 合計51.5km
ミドルディスタンス(通称ミドル):スイム1.9km、バイク90km、ラン21.1km → 合計113km
ロングディスタンス(通称ロング):スイム4.0km、バイク120km、ラン30km → 合計154km
アイアンマンディスタンス(通称アイアンマン):スイム3.8km、バイク180km、ラン42.195km → 合計約226km
彩の国A(ミドルディスタンス)は、スイム2.25km、バイク72km、ラン15kmが公表距離。

…って、どれにも当てはまらないじゃん!w 通常のミドルに比べて、スイムが長くて、バイク&ランは短いですが、一応ミドルらしいです。まぁODではないわな。
で、上記の通り「スイム2.25km、バイク72km、ラン15km」の予定だったのですが、当日受付にて「距離短縮」のお知らせが。

スイムが、750m×3周回=2.25kmだったのが、最終的には「750m×2周回=1.5km」に。
バイクは、7.2km×10周回=72kmだったのが、最終的には「7.2km×8周回=57.6km」に。
短縮の理由は天候。
ホワイトボード上段左にあるように、この日の天気予報が「曇りのち雨」だったため、主催者の早めの判断によりコース短縮の決断がなされました。
天候悪化で落車などの転倒リスクは高まるし、自然を相手にしたアウトドアスポーツなので、こればかりは致し方なし。(実際天気予報通り、僕がフィニッシュしてから数十分後から土砂降りの雨となりました)
ちなみに個人的には、「致し方なし」というか「安堵」でしたけどもw
特にスイムね。練習で2.25kmという距離は4〜5回はやっていましたが、僕にとってはやはりチャレンジグな距離だし、貯水池(渡良瀬遊水地)とはいえ、足のつくプールを休み休み泳ぐのとはワケが違う。
案の定、今回2週(1.5km)でも余裕で息絶え絶えだったので、心の底から距離短縮されてよかったと思いますw
【回顧録】プロローグ〜各種目振り返り
一応、僕自身の今後のためにw各種目を振り返ります。口調を変えてテンポよく。
プロローグ
最近なんだか忙しいのだが、忙しさにかまけていたら、あれよあれよとレースが近づく。キャップが真っ赤でちょっとだけテンション上がる(埼玉育ちの浦和レッズファンです)

もはやレース前日恒例の装備一覧的な写真も撮り忘れたけど、一応テキストで記すと下記な感じ。
- ウェットスーツ:袖あり長袖のレンタル品
- ロードバイク:もらい物のCannondalel
- ウェア:バイク→バイクジャージ、ラン→気分アゲアゲ蛍光色タンクトップ
バイクとランでウェア変更する人なんてほぼいないと思うけど、バイクジャージだとなんとなく走り慣れてなくてあれかなと思い、”着替え”を選択。(普通はトライスーツです)
前日は古河駅近くのホテルに前泊。
実はレース二日前の早朝にさすがに少し走っておかないと!とランニングをしたのだけど、その時すでに足指に違和感があり、これの後遺症が後々あんなに酷くなるとは…
以下その時のストーリーズ投稿。この時はそこまで痛くなかったんだけどなー。

”後々”と書いたが、正直ホテル到着する頃にだいぶ痛くなってきて、風呂はめちゃ沁みるわ、普通に歩くだけでも痛いわで、本気でDNSしようかと悩み、相方に「俺明日無理かも。。。とりあえず朝の様子みて決めるわ。。。」と弱気発言w
当日〜スタートまで
朝起きてからの足指の調子はというと、、、まぁ痛いわなw 一晩でよくなるわけがなかったw
が、さすがにここまできてDNSはないかなと思い直し、絆創膏を二巻だけして、いざ出陣。
まぁなんとかなるだろ!
てかなるようになれ!
(結果、レース中はアドレナリン全開でなんとかなったけど、レース後から丸二週間、運動お休みとなりましたw)
夜のうちに降っていた雨も明け方にはあがり、会場に向かう頃には少し晴れ間も。レース前から雨はテンション下がるので、運は我に味方している(気がする)。よしよし。




バイクのトランジションエリアには高そうなバイクがズラリと並んでおり、これには毎回圧倒される。ほんとトライアスロンは金持ちスポーツだぜ。ちっ。(僕のチャリはもう一度言いますが、もらいモノです。)
定位置にバイクをセット。一応この2年でトライアスロンは3回目なので、もうあたふたなんてしない。玄人顔で余裕しゃくしゃくセッティングを進める。
とはいえ、実態はまだまだビギナー。今回は「シューズにソックスをセットしとくといいらしいよ」とのアドバイスを(相方様より)いただき、言われるがままにソックスをニョキっとセット(写真あり)。





準備完了。いざ、スイムスタート地点へ。
コース
彩の国トライアスロンのコースは以下の通り。
バイクコース(青線)は、右っ腹をスパーッと切り取られたハート型♡

コース全体的にコンパクトに収まっていていいね、というのと、バイクの減速ポイントが2箇所しかない(上記コース図の底辺左右)&フラットなので非常に走りやすかった。
いずれも周回のカウントは自己計測なので、サイコン(サイクルコンピュータ)は必須。主催者側での計測はなし。トラのレポートの時は毎回書いているけど、僕は初トライアスロンはバイクの周回数間違えて「公式記録なし」という前科をもっているので、ご注意をば。
スイム(1.5km)
冒頭に書いたようにこのレースに向けて必死こいてトレーニングもしていないので、スタート前の緊張などは特になし。


とはいえ、海を泳ぐこと自体が久々すぎるし、そもそもこの半年”月1プール”という腑抜けた状態だったので「ほんとに泳ぎ切れるの?」という不安はさすがにあり。
スタートは8名ずつの時間差スタート。次々と海(遊水池)へ。
スイムについては「苦しい」や「つらい」はそもそも僕の場合当然として、相変わらず真っ直ぐ進まないし、どんどん抜かされるていくし、気づいたら周りにはほとんど選手がいない状況に。
プールで特訓して割といい感じじゃんと思っていた3スクロールでの左右交互の息継ぎも、そんな余裕があるはずもなく、最後は2スクロールごとに得意な右呼吸だけで、とにかく泳ぎ切ることに必死。
生きろ!生きるんだ!生き抜くんだ!
自分への鼓舞や励ましとは裏腹に、側からみるとよほど死にかけていたのだろう。スイムアップまで残り数百メールといったあたりで(相変わらず一人旅で蛇行を繰り返していたら)ライフセーバーさんから
「大丈夫ですかー?」とのお声掛けがww
必死に右手でオーケーを作り無事であることを伝え、同時に周りにマジでほぼ誰もいないことを改めて認識しw、ライフセーバーさんに見守られながら、スイムフィニッシュ。
もがいた結果がこちら。

<スイム>:40分08秒(S順 167/186位)
いや、マジでスイム短縮されてよかったw
あと一周なんてやってたら、リアルに時間切れしてるか、ライフセーバーに引き揚げられてると思う。


終始、”泳いだ”という感覚はなく、ただただ”生還”するために必死だった。こんなにも泳げないと、正直楽しくもなく、よくこんなんでトライアスロンなんてものに挑戦していると思うw 我ながら阿呆だぜ。
バイク(57.6km)
スイムでヘロヘロになりながらもなんとかスイムアップし、トランジションへ。
トランジはスイムアップからすぐなのだが、そこには前回の河津のときほぼ同じ光景が。
バイクがほぼないw
おまえさん、そりゃそうだよ。もうみんなバイク乗ってるよ。お疲れさまだよ、俺。
スイムアップ直後は僕の場合疲労度MAXなので、ウェットを脱ぎ捨てるのも一苦労。
少しでもトランジ時間短縮のためにと仕込んでおいた「ソックスにょきっと作戦」も焼け石に水。これほどまでにこの慣用句がぴったり当てはまる状況に久しくお目に掛かったことがない。
さて、バイクIN。相方を追い上げねば。
バイクコースの高低図ログはこちら。ギザギザしているが最大標高差2mぐらい?なのでほぼフラット。非常に走りやすかった。

今回は残念ながらオフィシャル写真に一枚もバイク写真がなかったのだが(絶対撮られてたと思うんだけどな〜)、毎度の如くTT勢に張り合いながら、少しでも順位を上げるべく踏みまくる。垂れそうになったら3〜4回立ち漕ぎをして、減速を防ぐ。
ストレート区間では、TTハンドルはついてないがハンドルバーに肘を置いての”TT風ポジション”で前傾姿勢を強め、速度を上げる(これけっこう効果あったけど、気抜いて小さい段差にそのまま突っ込むと焦る)。
そうこうしているうちにバイク中盤で相方を一回は捕まえたが、残念ながら2周回遅れの身分だったため、バイクでの逆転劇という甘ちゃんな夢は儚く潰えたり。




バイクのリザルトはこちら。
<バイク>:1時間50分22秒(B順 87/186位)※T1タイム込み
┗<T2(バイク→ラン)>:2分30秒30(120位)
どうやら80人ぐらいは抜いたらしい。アベレージ34.3km/時だからけっこう頑張ったつもりだけど、順位は真ん中より少し前ぐらい。みんなレベル高いわ。
ちなみにバイクも短縮になってしまったが、短縮されていなければあと14kmあったので、もう10〜20人ぐらいは抜けていたのではないだろうか。
はい、タラレバ〜。無意味〜。
ラン(15km)
最後はラン15km。トランジでテンションアゲアゲカラーに衣装チェンジし、(気持ちは)テンションアゲアゲで走り出す。
ランは1週2.5km×6周の15kmなのだが、一箇所周回折り返し地点少し手前に、土手沿いならではのいやらしいアップダウンがあって、これが地味に(というか普通に)脚&心肺にくる。

足指もなんだかズキズキはしていたけど、まぁさして気にならず。(アドレナリンってすごいね)
タンクトップへの衣装チェンジはどうだったんだろう。涼しいし楽は楽だったけど、別にバイクジャージでも大差ない気がしたので、次回は普通にトライスーツにしようw
ランはたくさんオフィシャル写真がありました。(バイク欲しかった〜泣)




周回コースなので、相方とは毎周回どこかのタイミングですれ違う。
一周ごとにもちろん差は詰めてはいるのだが、こちらもなかなかペースが上がらず、思った以上には詰まらない。最初の頃はすれ違いついでに一応表情を相方のほうに向けたり、よっ!みたいなジェスチャーをしたりしていたが、向こうは完全に戦闘モードなのか完全スルー!ww (いつも通りのことです)
ラスト2周回(残り5km)ぐらいからさすがに一段ギアを上げて(辛かったけど)、むちゃくちゃ追い上げたと思うけど、結果は・・・
ラストまで追いつけず!!!
また負けた・・・
ずーん・・・
ランの記録はこちら。さすがにトレーニングしてないと全然ダメですな。ラスト2周回でギア上げたとかいって、全然上がってないし!上がってんのラスト1kmだけじゃねーか!!ww
まぁ、納得の結果です。

<ラン>:1時間06分25秒(R順24位)
これにて3種目無事に終了。一応今回もなんとか完トラだけは死守。
公式のトータル記録は冒頭の通り、「3時間36分55秒(75位/186人)」でした。
【番外編】vs 相方ガチバトル
先述の通り、相方には結局最後まで追いつけず、敗北かと思っていたのですが、今回は最後に「おまけ」がついてました。
これを見よ!!どどん!!

6秒差で勝利!!!
そういえば、スイムスタートがウェーブスタートだったじゃないか!!笑
そういえば、自分のほうがスタートしたの遅かったじゃないか!
性差がどうのとか知らんし!勝ちは勝ちじゃ!ビクトリーーー!
・・・
はい、満足しました。
相方さんは見事に女子総合入賞されました。おめでとうございます。


【総括】”ポテンシャル”とは努力した者のみが使って良い言葉です
前回河津トライアスロンの時の総括は「山猿のポテンシャルは計り知れない」という、なんともまぁ、、、という総括をしたのですが、今回は、ポテンシャルとかの前にとりあえず練習しろよオマエ、という至極真っ当な意見を自分自身に申し立てまして、締める所存でございます。
トライアスロンのため、というモチベーションは冒頭の通りあまりありませんが、そもそも、単純にここ数ヶ月は運動量が激減しているのは間違いなく、このままでは下降曲線を描くのは間違いないこと。
40過ぎると日常的に運動を継続していても、強度を意識して上げてトレーニングをしない場合は「よくて維持」というのが現実。体動かしてればパフォーマンスが上がる年齢なんてもんは、とうの昔に過ぎ去っているわけで。
とりあえず、“ポテンシャル”とは努力した者のみが使って良い言葉です。(はい、承知いたしました。)
もう一回ぐらい100マイルレースとかにもチャレンジしたいし、ちょっと運動量上げていこう。
あ、ちなみに最後にこのレースにまつわる残念なお知らせを2点ご報告し、今回のレポを閉じたいと思います。
<写真左>:レース後に届いたトライスーツ
<写真右>:レース前夜から急激に痛み出し、レース後に当然の如く悪化した皮膚の炎症。この写真はレースから一週間後の状態。結局レース後二週間はノー運動。


レポ終わり。
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