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【レースレポ/岩手】人気レースになること間違いなし | SEA ALPS TRAIL JOURNEY ~みちのく潮風トレイル50km~(2024年11月3日)

11月3日に岩手で開催された「SEA ALPS TRAIL JOURNEY」に参加してきました。

これ、マジで最高でした。

いやー、ほんとに最高だったな。うん、ほんとーに最高だったよ。ほんとのほんとのほんとーーーに最ko・・・くどいです?笑

山で”本気の絶景”に出会ったことがある人ならわかるかと思うのですが、素敵すぎる”やばいやつ(絶景)”に相対すると、人は「語彙力を失い」ます。

涎が垂れちゃうような/涙が出ちゃうような超絶景に出会うと「すげぇ・・」ぐらいしか言葉って出てこないんです。すごさや美しさを形容する言葉なんて何も要らない。というか出てこない。ただただ、すごい。

絶景とトレランレースとで表現する対象は違えど、このレースを一言で表すならば「マジで最高」。

これはさすがにブログに残しておかなくちゃっ!!ということで、ちょいと遅れたけどレースレポです。

目次

イントロの続きをもう少し(笑)

イントロの「マジで最高」の続きをもう少し続けます笑。

トレラン歴もかれこれ10年以上になるので、それなりにいろいろなレースに出てきましたが、何度も出ているレースやプライベートでも行きまくっている山域でのレースだと正直物足りなくなってきていて、最近は「走ったことがないエリア」のものを選ぶようにしています。

且つ、「なんか旅っぽいやつ出たくね?」という話をしている中で、「なんかこれ、良さそうじゃね?」と、相方がこのレースをインスタか何かで見つけてきました。(ほんとリサーチ力半端ない)

SEA ALPS TRAIL JOURNEY

岩手のトレランレースは初めてでしたが、直感で「これは確かに良さそう」と思いました。

とにかく「旅っぽい」レースがよくて、「森、海、里を巡る50kmの旅」というキャッチフレーズに見事に引っ掛かったかな笑

当日天候に恵まれたとか満足度を高めてくれた要素はいくつかあるけど、冒頭に暑苦しく書いた通り、結果、大正解!

天候よし!コースよし!景色よし!ホスピタリティよし!

今回は盛岡からレンタカーを借りて現地入りしましたが、レース翌日にはレース会場と盛岡の途中にある未到の百名山「早池峰山」にも登れたりと、レース前後の旅程もよし!

そして、主催者側からはあまり「復興」といった側面を表立っては訴求はしていなかったように思いますが、設定されたコースは東日本大震災で最も被害を受けた海岸線のエリア…。

ただ単に”走ったことのない山を走る”ということを超えて、「走れることに感謝」をしながら走る、(少し不謹慎な表現かもしれないけれど)“とても豊かな50kmの旅”だったなと思います。

今年は初開催ということもあってか、参加者は200名(定員300名)に満たない小規模開催でしたが、来年は人気出ちゃうかもなー。

とりあえず僕は、自信を持ってオススメします!

【結果報告】6時間15分17秒

ということで、一旦ワタクシの結果から。

どどん!

記録:6時間15分17秒
総合順位:20位/161人(上位12.4%)
年代別順:18位/123人(上位14.6%)※女子だったら総合3位(笑)

リザルト(総合)

上出来上出来。

直近2、3ヶ月は、なんとなくとはいえ、フルマラソンに向けてトレーニングを積んでいるので、しっかりと最後まで体が動きました。トレランレースを楽しむためにも、ロード練は大事だなーと改めて実感。継続しよう。

Stravaの記録

以下、レース後のインスタ投稿。

大会概要と注目協賛メーカー

大会概要は以下。詳細は公式サイトからどうぞ。

項目内容
開催場所岩手県普代村・田野畑村・岩泉町
スタート地点:普代浜園地キラウミ
ゴール地点 :浜の駅おもと愛土館
受付前日(13:00-17:00)/当日(4:00-5:00)
コースみちのく潮風トレイルのルート
競技種目・定員距離約49km、累積標高約2,098m
制限時間11時間30分
定員300名
ITRAポイント2ポイント
参加費13,000円
表彰男女総合6位まで(鮭の等身大ぬいぐるみもらえる!最後に写真あり!)
協賛多賀台歯科、MERRELLPAAGO WORKSNNormalNew-HARE、ベアレン醸造所、MEDALIST、聖整体院、ぴょんぴょん舎、Lotta HAIR&MAKE、Olahono、花巻牛乳(株)、MOUSE ON TRAIL、ロレオール田野畑、COZPANNA
その他レース当日にアフターパーティーあり

トレラン関係の協賛にはアンダーラインをつけました。

特に以下の4つは是非押さえておきたい!と個人的に思ったやつ。

MERRELL → ここ2、3年でデザイン性が上がり人気出てきているシューズブランド
PaaGo WORKS → みんな大好きパーゴワークス!(ゲストランナーはパーゴのサポート選手)
NNormal → キリアン・ジョルネ(トレラン界の世界最高峰アスリート)が手掛ける(日本では)ニューカマーのブランド
MOUSE ON TRAIL → (個人的に)初見のショップ。宮城県仙台市のトレラン/アウトドアショップ。展示されていたギアはどれもデザイン性も高く、使い勝手も良さそう。(軽量ウォレットを衝動買い。)

コース概要

コースはこちら。普代村をスタートし、海岸沿いに伸びる「みちのく潮風トレイル」を南下していく50kmの旅(実際は47kmぐらいでした)。

コース図

海辺に出たり、山に入ったり、真っ暗な洞窟を通ったり、コース中盤にはしっかり走れる(走らされる)ロード区間もあり、飽きさせないコースでした。

途中、「これぞリアス式海岸!」な景色にも出会うことができます。格好よかった。山に入ると低山ですぐそこが海とは思えない超素敵なシングルトラックがたくさん待っていて、ウキウキニヤニヤしながらトレランを心底楽しみました。紅葉も綺麗だったなー。総じて、めちゃめちゃ楽しかった!(コースの詳細は出てからのお楽しみにということで)

お次は高低図ですが、縦軸の通り、最大標高は200mほどしかありません。

高低図

ただし、侮るなかれ。

細かなアップダウンを繰り返しながら(途中に急峻な階段地獄もあり。みんな手も使いながら四つん這いで登る笑)、獲得標高は2,000mオーバー。それなりにトレーニングして臨まないと、足削られて景色を楽しむ余裕はなくなるかも!?

ちなみにコース中盤のロードもそれなりの距離があり(7〜8kmぐらい?)、ここは”頑張って走りましょう区間”。

ところどころ震災の名残(津波浸水区間の標札や石碑など)があったり、海岸に面したスペースが一面整備された更地になっていたり(おそらく以前は住居があったのかな)、「命あることに感謝」をして走る、そんな区間。

なんだか自然と「自分も頑張ろう」となりました。

【参考】岩手遠征 3DAYS の全行程

来年参加検討される方のために、今回の遠征の行程を記載しておきます(テキストで箇条書きだけど笑)。

ちなみに山猿家は車を持っていないので、遠征時は電車移動と現地カーシェア利用が基本パターン。

参加者の中には、関東圏内(や、もっと遠方)からすべて車移動という方もそれなりにいた模様。運転好きな人はいいかも。(僕は運転は好きですが、相方がペーパー故にwひたすら運転はしんどいので、現地カーシェアで片道50〜100kmぐらいがちょうど良い)

DAY1(11/2 土曜日)

  1. 上野から盛岡駅へ新幹線(2時間ちょい)
  2. 盛岡駅でカーシェアゲット(盛岡駅周辺にはタイムズのステーション5、6か所あり)
  3. 盛岡駅から会場までレッツGO(2時間程度/途中峠越え/今年は暖かったけど場合によっては凍結の可能性あるかも!?)
  4. 普代村の受付会場到着。受付完了後、ゴール会場方面へ20kmほど移動。ホテル龍泉洞愛山(大会提携宿)にて宿泊。

DAY2(11/3 日曜日)

  1. 3時起き。宿から20分程の「岩泉町立小本小中学校(選手駐車場/フィニッシュ会場から1.5km)」に車移動
  2. 車を置いて、シャトルバスでスタート会場へ(約40分乗車)。
  3. レース本番(5:30スタート)
  4. みちのく潮風トレイルを満喫!
  5. フィニッシュ後、会場すぐ横で開催されていた「鮭まつり(たぶん町の年に一回の一大イベント)」でレース後の腹ごしらえ。
  6. フィニッシュ会場からシャトルバスで、車を置いてある小本小中学校に移動。大会参加完了。(※DAY2夜には、事前申込制のアフターパーティーあり→山猿家は不参加)
  7. アフター)日本三大鍾乳洞の「龍泉洞」観光(けっこう感動)

この週末は3連休のため、珍しく後泊!(いつもはレース終了後、即刻帰路がほとんどですが‥)

DAY3(11/4 月曜日/祝日)

  1. ホテルでゆっくり朝食を摂ってから、百名山「早池峰山」方面へ
  2. 「早池峰山」登頂(往復4時間程度 ※通常コースタイムは往復8時間なのでスケジューリングは注意)

※早池峰山は森林限界より上は爆風でした。

無事に下山後、盛岡駅方面へ。カーシェア返却後、駅前にてジョッキと海鮮ラーメンで旅の〆!さようなら岩手、ありがとう岩手!

【思い出写真ギャラリー】

最後に思い出写真たちを、自己満備忘録としてズラリ掲載。

自分でもたくさん写真撮りましたが、このレースのカメラマンがこれまた豪華でした。

オフィシャルカメラマン2名に加えて(知る人ぞ知る”トビーさん“がメインオフィシャル!もう一人の方(ゲントさん)も素敵な写真たくさん!)、ボランティアの方々が至るところでスマホで撮影してくれて、それらをすべて大会公式HPにアップロードしてくれました。

最高か。

山猿撮影写真

恒例の「明日はこれで!」
レース当日、夜明け前の空。前日は雨だったけど、満天の星空。もちろんこのあとは快晴!

動画

朝日に照らされながらのシングルトラック。最高だった。
コース中に洞窟あります。

オフィシャル&ボランティアスタッフ写真

ここからはオフィシャルを一部だけ。あとボラスタッフさんが撮ってくれた自分の写真w

ちなみに相方は女子総合3位入賞。僕も手抜かずに真面目に走ったんですけど、30分差ぐらいしかつきませんでした。レベル上がりすぎててビビる。

で、入賞賞品として、これもらってました笑

過去の完走メダルなんかと並んで、現在自宅には鮭が吊るされております。(お腹部分も開くようになっててリアル。いくらのエリア。)

改めていうけど、本当にこのレースは最高ですよ!この時期の50kmぐらいのミドルレースで「何かいいのないかなー」と悩んだら、是非一度ご検討あれ!

以上、レポ終わり!

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