皆さま、おはようございます。
来週はついに東京マラソンですね!東京マラソンに向けて、皆さまコツコツとトレーニングを積んできたことでしょう。タイムを狙う人も初フルの人も、みんながんばれー。
いい写真だ。
僕は…前日の25日にベジタブルマラソンハーフに出ます。東京マラソンは出ません。うらやましいです。そういえば、まだ一度も応募すらもしたことないな…来年は応募してみよう。
というわけで、自分は出ないけど、なんとなく気になったので、東京マラソンについて”あれこれ”調べてみたくなりました。まずは今年の一番のトピック「コース変更」について。それではどうぞ。
※もう1週間前なので”東京マラソンあれこれシリーズ”は今回で終了の可能性がございますm(__)m
【コース変更】
今年は第11回目にして初めてコースが変更になりますね。スタートは都庁で同じですが、ゴールが東京駅になります。昨年と比較してみましょう。コースは以下のとおり。
<2016>
東京都庁~飯田橋(5㎞)~皇居前~日比谷(10㎞)~品川(15㎞)~銀座~日本橋~浅草雷門~築地(35㎞)~豊洲~東京ビッグサイト
<2017>
東京都庁~飯田橋(5㎞)~神田~日本橋(10㎞)~浅草雷門(15㎞)~両国~門前仲町(20㎞)~銀座(30㎞)~高輪~日比谷~東京駅前・行幸通り
なんとも贅沢なコースですね。東京の名所を一気巡り。外国人も地方の人もこれは嬉しい。東京に慣れている人も走りながらの東京観光は新鮮で楽しいと思います。やっぱり東京マラソンっていいな。
はい、コース変更の話に戻ります。
ずばりコース変更の理由は、従来はアップダウンが激しく終盤の湾岸エリアは風(向かい風)の影響が大きかったため、タイムを狙うランナーにより配慮したコースに変更した、とのことらしいです。
東京マラソンは2013年からワールドマラソンメジャーズに認定され、真の国際マラソンレースとして世界6大マラソンの一角になりました。(ワールドマラソンメジャーズ:ボストンマラソン・ロンドンマラソン・ベルリンマラソン・シカゴマラソン・ニューヨークシティマラソン)そういった面での配慮もあるのかもしれません。
【高低図】
「高速コースに変貌」とのことで気になったので高低図の変化も見てみました。
<2016>
<2017>
35㎞過ぎてからのアップダウンが明らかにフラットになってますね。うーんなるほど、比較するとわかりやすい。昨年までは、一番しんどいレース終盤に「アップダウン+湾岸エリアの暴風」だったんですね^^; お気の毒。これは確かに嬉しい変更ですね。そしてゴールが東京駅!これは記念になる!
ちなみに少し話が逸れますが、この「事前に高低図を確認する」という行為!
今回のエントリーで一番伝えたかったことはここからです!(だって、おれ、東京マラソンでないからコースが変更になったこととか、ぜんぜん関係ないし・・)
とにかく「高低図の確認」!トレイルランニングをやる場合にめちゃくちゃ重要になります!ロードランナーでも意識高い方や記録を狙っている方は、しっかりと確認した上で臨んでいることと思いますが、ファンランナーはたいして意識しない方も多いのではないでしょうか。でも絶対に頭に入れておくべき情報です。
要は「レースマネジメントをする」ということなのですが、トレランでロングレースにちょこちょこ出るようになってから僕もこの大切さを実感するようになりました。短い距離であれば気合と根性でなんとかなるのですが、距離が長くなればなるほど、当然そうはいきません。
トレランでは補給食と水分を自分で持っていきますが、どこにどれだけの距離の”登り”や”下り”があって、傾斜はどれくらいで、走れる区間はどこで、距離に対して累積標高=登りの総距離はどのくらいで(レース全体の難易度がわかります)、(ついでにいうならエイドステーションがどこにあって)、という事前情報をもとに、補給のタイミングや走り方を計算していきます。計算するといっても僕もトップランナーではないので、いまのところはざっくりイメージする程度ですが。
ロードの大会ではすぐそこに沿道の応援の人がいるし、ちょっと行けばコンビニもあるでしょうから、なにかあってもなんとかなりますが、山での行き当たりばったりは、死にます(リアルな意味での”Dead”)。トレランの大会の場合は、主催者側も高低図を前面にアピールしてくるので嫌でも意識すると思いますが、「意識する」レベルではなく「頭に叩き込む」ぐらいで臨むべし、です。
※記憶力の弱い人(=僕)は、スマホでキャプチャ or 印刷しておく、などしてすぐ見れるようにしておくとよいです。
逆にトレランにハマってくると、こういった事前準備が楽しくなってくるのです!高低図やコースマップと睨めっこしながら「今回のレースはどう走ろうか」とイメージをするところから既に楽しい!高低図でみた急登と、レース当日「おぉ、お前があの急登か。」と対峙するわけです(笑)
今後トレイルランを始める人には、ぜひこの楽しさ・奥深さを味わってほしいです。東京マラソン全然関係なくなりましたが、そして”あれこれ”書くつもりでしたが、コースマップと高低図だけで一旦終わります。
ちなみにわたくし、以前の職場が少し東京マラソンに関わっていました。ランナーにはお馴染みの「オールスポーツ」ですね。あの「高い」と噂のインターネットで写真が買えるサービスです。(高いのどうにかならないの?というクレームはここでは受け付けません。)
東京マラソンには実に100名超のプロカメラマンが撮影に入ります(ついでに社員も総出で現場に入ります)。買うか買わないかは別として、是非みなさん笑顔で!(もしくは真剣な”闘う”表情も画になりますよ!)
ではでは。健闘を祈る。
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