さて、それではOMM2019の参戦レポートに入ろう。
OMMの洗礼? ~前泊編~
OMMは土日の2日で行われるのだが、初日のスタート時刻は普通に早い(土曜朝8時スタート)。今回のスタートエリアは長野の車山高原なので東京からだと距離にして余裕の200㎞オーバーだ。
なので当然「前泊」の計画を立てていたのだが、まずはここでOMMの洗礼を受けることになった。
皆が皆、仕事がなかなか忙しく出発が出遅れてしまい、予約していた宿の最終チェックイン(23:00)に確実に間に合わないことが出発早々に判明したのだ。
宿側に到着予想時刻を伝えたところ、
「そんなに到着遅くなるならもう来ないでもらえませんかね。キャンセル料もいりませんから。お願いだから今日はもう来ないでください。」
とまさかの宿泊お断り。茫然。
夫婦経営の小さな宿だったというのもあり融通が利かない。そういうとこだと、こういう反応になるのね。そりゃ24時間体制のチェーンホテルとは違うか。教訓。
ホスピタリティの「ホ」のかけらもない対応に若干呆れながらも、でもどうしようもないので、結局宿はキャンセル。
その後、なんとかして風呂だけは入りたい!と(でないと、3日風呂に入れなくなる)、高速を途中で下り(会場近くまでいくと何もない)、閉店20分前に滑り込んだ銭湯で、ザッと汗を流しザブンと湯に浸かった。
その後、すぐ近くに庶民の味方「ガスト」を発見し、ファミレスで深夜にたむろする不良中学生よろしく、遅い晩飯を食らった。そして会場エリアの駐車場に2時頃に着いてから、車の中で寝た(車中泊めちゃ寒くて全然眠れなかった)
・・・
「OMMの大冒険」の前に、まずはこんな経緯を経てレースに臨むことになったのが、僕らのOMM 2019のはじまり。
OMMの洗礼? ~受付編~
凍える車中泊で眠りの浅いまま朝を迎えた。まずは受付をせねば。車の中も寒かったが、外は霜が降りるレベルで極寒。さすが長野だ。
受付会場につくと、ここでもOMMの洗礼を受けた。洗礼というか、いうなれば単純に僕らの落ち度なんだが。てへぺろ。
ここはさらっと書くが、要は「同意書の持参」を忘れた。
本来的には同意書は「印刷して持ってくる」のがルール。準備全般を前日にバタバタとやったので、まぁそりゃ忘れるわな。
で、たいていレースでは、僕のような”ダメ人間”のために受付に「予備」を準備してくれているものなので、「すみません、忘れました」としょんぼり塩らしく伝えれば、「では、あちらでご記入をお願いしますね」とすんなりいけるかと甘くみていたのだが、OMMは違った。
見るからに「THE・番人」というべきオーラを持つ気の強そうな女性がこの関門には待ち受けていたのだ。
で、「あ、すみません、ちょっと忘れてしまって…」と塩らしく伝えたところ、そこから「番人」に一気に詰められる。
「持ってきてないんですか?事前に注意事項等はすべて読んできていますか?(僕らが受付で装着したリストバンドをみて)あなたたち今回初めての参加ではありませんよね?(※リストバンドで出場回数を識別しているようだ) 前日に受付に来た人で誓約書忘れた人はみんな追い返して、コンビニまで印刷をしにいってもらいました。本当は今もそうしたいのだけど、仕方ないから通しますけど、大丈夫ですか?しっかりしてくださいね。」
たんまり怒られた。
片足重心&腕組みでもしながら「へーへー」と聞いていようものなら「態度が悪い!」と怒鳴られそうだったので、直立で「はい、すみません」「ほんとに、すみません」と、先生に説教された甘酸っぱい”あの頃”を思い出しながら、なんとかかんとか”関門”を通過した。(予備は置いてありました)
一応恥を忍んで言っておくと、誓約書や同意書を持参しない(ルールを守れない)なんて、そんな意識の低いことを決してしてはならない(どの口が言うんだオマエ)。
山を舐めているとしか思えない(どの口が言うんだオマエ)。
…と自分の意識の低さを反省した次第。すみませんでした。
・・・
前日の「宿事件」に引き続き、「同意書事件」と、今年のOMMは”事件”が初っ端から続いた。(まぁこういう感じ、今回に限らずだけど)
何が言いたいかというと、OMMとは、レースに出るまでも藪漕ぎ藪漕ぎ、そう簡単には進ませてはくれない。OMMとはそういうレースなのだ。
(うまい感じで纏めて誤魔化しているが、単にもろもろ準備不足なだけ。次からは準備怠らずちゃんと持参します。)
本格的にレーススタートする前に一旦ここでレポート第一弾は終了。次回からはいよいよ「本当の冒険」のスタートだ。
TO THE START!!
TO THE START!!
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