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【ヤマログ】北アルプス/五竜岳~唐松岳 | 約20㎞(2020年9月20日)

9月連休の真ん中2日間を使って白馬へ行ってきました。先日の鹿島槍ヶ岳に引き続き2回目の後立山連峰!

当初の計画では1泊2日テント泊縦走の予定でしたが、コロナで直前キャンセル→安くないキャンセル料を払うという”トラウマ”を何度か経験しているので笑、直前まで計画を確定できず…

そしたら案の定、テン場が予約一杯で取れず…(涙)急遽「1DAY×2日」のスケジュールに変更。縦走ができなくなっても1日じゃ引き下がらないのがポイント(笑)

ちなみにレース参戦がなくなった今年は「百名山ハンター」を楽しんでおりまして、今回は五竜岳と白馬岳が百名山!DAY1は五竜岳&唐松岳、DAY2は白馬岳へと登りました。

今回はDAY1の五竜岳&唐松岳のログ。

目次

行程概要

日程

2020年9月20日(日) ※9月19日にスタート地点近くに前泊

天候

晴れ!

距離

約20㎞

コース

白馬五竜スキー場エスカルプラザ ▶(ゴンドラ&リフト)▶ 地蔵の頭 ▶(遠見尾根)▶ 五竜山荘 ▶ 五竜岳(百名山)▶ 五竜山荘 ▶ 唐松岳頂上山荘 ▶ 唐松岳 ▶ 唐松岳頂上山荘 ▶ 八方尾根 ▶ 八方池 ▶ 鎌池 ▶(ゴンドラ&リフト)▶ 白馬駅方面まで移動(途中「みみずくの湯」で温泉)▶ 白馬駅前の旅館泊

今回は翌日に白馬岳アタックを計画していたので白馬駅近辺に宿を取りましたが、五竜&唐松のみであれば温泉入ってそのまま帰宅でももちろんOK。

行程

今回は早朝スタートをしたかったので前日入りの行程を組みました。

≪前日(19日)≫
・高速バスでバスタ新宿14:00頃発→白馬五竜20:00頃着(所要約6時間)
・今回のコースのスタート地点であるエスカルプラザ(要はゴンドラ乗り場です)近くの白馬五竜のペンション泊

時間、お金を最大限節約するなら夜行バスがベストですが、残念ながら満席で取れず、日中移動の高速バスを選択。まぁ個人的には高速バスは好きで、移動中の時間活用がまったく苦ではないので、今回の高速バスも有意義な時間となりました。

≪当日(20日)≫
・スタートはペンションから1㎞弱にあるゴンドラ乗り場(エスカルプラザ)から。
・ゴンドラ始発の7:30に乗車(※ゴンドラの時刻表はシーズンにより異なるのでこちらを要確認)
・ゴンドラとリフトを乗り継ぎ、標高1600m程までアップ。
・8:00、いざスタート。
・「遠見尾根」を2時間ほど登り(CTは5時間半)、まずは「五竜山荘」へ。
・「五竜山荘」から「五竜岳」はピストン。
・「五竜岳」から「唐松岳」へは稜線歩き。この稜線、”見るは美し 歩くは厳し”で岩稜地帯に鎖場になかなか険しめ。
・「唐松岳頂上山荘」到着。「唐松岳」へは五竜岳同様にピストン(五竜岳ピストンより断然ラクちん)。
・「八方尾根」で1時間半ほどくだり下山(CTは3時間半)。
・フィニッシュ地点は鎌池。ゴンドラ&リフトで下界へ帰還。
・白馬駅方面まで約3㎞歩き。途中、銭湯「みみずくの湯」に寄り汗を流す。
・白馬駅前の旅館「昇盛館」に宿泊。スーパー昭和ちっくな6畳一間の部屋。TVが古すぎて付け方わからずスマホでラジオ。付近最安(たぶん)。ちなみに宿主のおじいちゃんは元クライマー。

マップ

今回のマップはこんな感じ。

高低図および獲得標高/最高標高

高低図はこんな感じ。五竜と唐松の間の険しさがなんとなくわかりますかね?まぁまぁくだってまぁまぁ登るんですが、まぁまぁ岩稜地帯です(笑)今回ヘルメットを持っていかなかったんですが、絶対ないとダメな区間だった!反省!

CT(コースタイム)/実績タイム

今回のCTと実績はこんな感じ。登り/くだり、区間によって差はあれど、トータルだとCT比およそ「50%」でいけるようになってきました。よしよし。

…にしても、登り(遠見尾根)一切走ってないのにCT比が27%とか39%ってどゆことやねん!(えーと、歩くのが速いっていうのもそうなんですが、それよりなにより「休憩がない」ってことです。つらー泣)

ポイントCT実績到着時刻出発時刻圧縮率
地蔵の頭START8:10
小遠見山90358:458:4539%
大遠見山110309:159:2027%
五竜山荘1206010:2010:3050%
五竜岳603511:0511:3058%
五竜山荘403012:0012:1575%
唐松頂上山荘1508513:4013:4556%
唐松岳201013:5514:1050%
唐松頂上山荘151014:2014:3566%
鎌池2008516:00FINISH43%
TOTAL80538047%
TOTAL(休憩込)80543554%
CTと行動実績。休憩込みでCT比54%。登りは爆速でCT比3~4割台になってる笑。走ってませんよ。ひたすらファストハイク&休憩ほぼなしです。五竜から唐松まではけっこう険しい岩稜帯だったので慎重に慎重に。下山も相方の進化により5割切れるようになってきたのは収穫。

写真で振り返り

最後にお待ちかね(!?)、今回の山行を写真で振り返り。

スタートのエスカルプラザ。
ゴンドラの始発は7:30。始発合わせて10組ぐらいの登山客。
コロナ禍、乗車同意書の記入が必須。
ゴンドラとリフトを乗り継いで約20分(実際の乗車時間は10分程)。「地蔵の頭」から登山スタート。(右奥ケルンの手前に地蔵がいますよ))
登りは「遠見尾根」。比較的緩い登り。小遠見山、中遠見山、大遠見山、西遠見山をパスしながらまずは五竜山荘まで目指す。CTは5時間半。登りはCT半分ぐらいで最近いけるので、3時間弱でいけるかなという想定。
稜線が見えてきたー!天候「晴れ!」と書きましたが、実は最初は薄曇りでした。
主稜線からの景色!
五竜山荘発見!その先に見えるのが百名山「五竜岳」。カッコいい。
結局、五竜山荘にはCT5時間半のところ2時間ちょっとで到着。(いや、それなりに疲れましたよ)
だそうです。
五竜岳を南に越えていくと鹿島槍ヶ岳があります。「種池山荘」と「冷池山荘」は鹿島槍ヶ岳アプローチの途中にある山荘。
五竜岳へのアプローチ開始。このときもまだ曇ってます。っていうか五竜岳どうみても”岩々”してる。
いわいわ
山頂が近づくにつれ晴れてきた!ちなみにこれは予想通り。昼前から晴れるという予想をしてました。ドンピシャ!
最高!
百名山「五竜(龍)岳」ゲット!標高2814m。
360度見渡せる最高の天気。そりゃパノラマも撮りたくなる。
気持ち良くて30分ぐらい山頂にいました。
気持ち良くて写真を撮りまくって遊んでました(笑)
五竜岳から唐松岳方面を望む稜線。これをずっと歩いていく。ワクワク。
五竜岳へは五竜山荘からのピストンなので一度五竜山荘に戻り一休み。小屋内にあった「五竜岳名前の由来」。相方に「由来知ってっか?」と突然問われ、「龍の首が5個あんだべ」と超適当な回答をしたら無言でスルーされ、この説明に促されました。
相方お気に入りの白馬のゆるキャラ。名前は「ヴィクトワール・シュヴァルブラン・村男III世」。なげーよ。もはや「3世」でいいよ。ちなみに「ヴィクトワール・シュヴァルブラン」はフランス語で「勝利の白馬」という意味だそうです。
唐松岳への稜線にうっとりしすぎて、さっきも五竜岳山頂から撮ったけど、まぁまた撮るよね。
うーん、やっぱり稜線歩きはたまらんなぁ。
…と思ってたら、唐松岳手前は鎖場多数。
こういうところはいくら運動神経に自信があっても自信過剰は一切捨ててとにかくゆっくり慎重に進むこと。著名なクライマーやトレイルランナーも滑落するんです。これ雨だったらほんと嫌な区間。
連続する鎖場を抜けて牛首という難所?を超えると、唐松岳頂上山荘はもう目の前。これまた絵になる。
唐松岳へは五竜岳同様に山荘からのピストン。CTも行き20分帰り10分と近いため、ザックは山荘外にデポってほぼ空荷で唐松岳へGO。
ものの10分で山頂到着。めっちゃ逆光だったけどけっこうちゃんと写ってる。GoProやるな。唐松岳は三百名山。標高2696m。唐松岳は百名山でもいいんじゃないかと思う。百名山はちょっとかわいそう(笑)
唐松岳でも天候に恵まれました。
ということで遊ぶ(笑)
唐松岳山頂から唐松岳頂上山荘方面を望む。遠く見えるけど、トコトコ小走りでいけば5分で山荘に着きます。ちなみに下山は山荘の左手に延びる八方尾根をくだります。
八方尾根はこちらです。
秋色に変わっていく真っ最中。頑張れ頑張れ。
八方池。この周辺はハイキングコースが整備されているので、登山スタイルではなく”私服”の方々がたくさん。この時間帯は雲がかかってしまっていましたが、晴れていると間違いなく絶景スポット。白馬三山(白馬岳、杓子岳、白馬鑓ヶ岳)はもちろん、百名山がたくさん見渡せる。
八方尾根は、「唐松岳から四方八方に尾根が延びていることから名付けられた」そうです。
こんな感じでハイキングコースが整備されています。普通に気持ちいいです。ゴンドラに乗って手軽にこの美味しい空気と絶景に辿り着けるのはいいかもね。

このあとはゴンドラ・リフトを乗り継いで下界へ。久々に終始天候に恵まれたアルプスでした。

以上、白馬DAY1終了!

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