【旅の記録①】飯豊連峰縦走 2泊3日ファストパッキング(DAY1:8月10日 大石ダム→朳差小屋 14㎞)

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それでは一日目から振り返りスタートです。まずは初日のスケジュールから。

 

Day1 スケジュール

 

<前日>
夜行バス(大崎→新潟)

<Day1> 14.1㎞/約6時間
新潟駅→(バス1h)→越後下関駅→(タクシー0.5h)→大石ダム(彫刻公園駐車場)→カモス峰(847)→千本峰(1164)→前朳差岳(1534)→朳差岳(1636)→朳差避難小屋泊

 

Day1 主な話題

 

この後時系列にダラダラと振り返っていくのですが笑、先にポイントをお伝えしておきます。

  • 快適すぎる夜行バス
  • スムーズな乗り継ぎで労せずスタート地点に到着
  • まさかこんなに暑いとは…
  • アブブヨのバカヤロー
  • ガッスガスで視界ゼロ
  • 二人で独占、朳差小屋
  • 水場遠いわ!!
  • 来い来い!・・・・来たーーーーー!!!

一日目はこんな感じでしょうかね(笑)

 

それではいざ、飯豊連峰縦走の山旅へ!

 

振り返り

出発前夜

▼今回は連休初日の午前から登山を開始するスケジュール。よって前日夜の夜行バスで新潟まで向かいます。前夜の時点で一通りの荷造りは完了済み。総重量はおそらく7~8Kg程度(計ってないけど)

 

 

 

 

 

 

 

▼新潟までの夜行バスが大崎駅から出ています。乗り場が自宅から近くて超便利。

 

 

 

 

 

▼24:00発の新潟行きに乗り込みます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼バスは快適3列シート。大学生時代によく夜行バスを利用していたのですが、あの時はお金がなくて当然の如く4列シート。横も狭けりゃ前後も狭い、とにかく窮屈。もうわたくしら大人なのでね(笑)各席に電源も付いてます。

 

 

 

 

 

 

▼はい、おやすみ。寝て起きたら新潟です。

 

 

 

 

 

 

新潟駅~ゲート(彫刻公園駐車場:登山開始地点)

▼朝7:00。無事に新潟到着。夜行バスのドライバーがホスピタリティーに溢れてて、バス下車後、個別に「何かご不便などございませんでしたか?」と気遣いの言葉をかけられ、気分良く新潟の朝を迎えました。それにしても、見よこの快晴!山でも晴れることを祈る!

 

 

 

 

 

 

▼新潟駅からは、山形駅行きのこれまた高速バスで越後下関へ向かいます。8:05新潟発なので、夜行バス到着から約1時間。コンビニで朝食を調達し、出発までちょい待ち。コンビニのおばちゃん店員が、スーパー流れ作業でレジ対応をこなしており、夜行バスの運ちゃんとのホスピタリティの差に愕然。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼越後下関までは約1時間。この停留所で降りたのは僕らだけ。事前に配車予約をしておいたタクシーに乗り換え。乗り換えがスムーズすぎてビビる。事前の計画・準備ってやっぱり大切。

 

 

 

 

 

 

▼30分程で大石ダムに到着(タクシー代4300円ぐらい)。厳密にいうと、大石ダムではなくその先の「彫刻公園」という林道スタートのゲートがあるところまで行ってもらいました。大石ダムからゲートまでは峠道が延々2㎞ほどあり、歩くとけっこうしんどいと思います。

これがゲート↓

 

 

 

 

 

 

▼今回の旅のスタート地点です。さてどんな旅が待っているのか。トンボもお出迎え。虫対策のため長ズボンを着用。全身の色味似てますが、たまたまです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

登山開始!地獄の林道~カモス峰

▼初めはフラットな林道からスタート。次のチェックポイントの林道分岐まで約8㎞。長いです。結局どこが分岐なのかわからないまま進み続けていると、下記の看板を発見。もう分岐過ぎてるし(笑) ちなみに、スタート地点の標高は普通に100m台からのスタートなので、とにかく蒸し暑い!新潟というと、勝手に涼しいイメージを持っていましたが完全に騙されました。そういえば真夏でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみにこの林道は超危険エリア!「虫地獄」です!

雨上がりということも重なり、とにかくアブとブヨが大量発生!尋常じゃないレベルでいます!腕を振る度にその腕に何十匹もアブやらブヨがばちばち当たる。とにかく全身にまとわりついてくる。鼻の穴への侵入3回、耳の穴への侵入2回、口への侵入3回、穴という穴に容赦なく侵入してきます。(目はサングラスで保護。サングラスしてなかったら目開けてられません。)

虫除けスプレーを頻繁につけるもほぼ効果なし。これだけいたら何箇所かは刺されるな…と半ば諦めてはいましたが、この日の夜に僕の背中を相方が見てドン引き。右の背中にチクリという痛みを感じてはいましたが、なんと背中だけで10ヶ所ぐらい刺されていました。加えて、胸に4ヶ所、腕に2ヶ所、足に3ヶ所。肩に1ヶ所、首に1ヶ所、計20ヶ所ぐらい?

自分が可哀想でなりません。

4日経った今も赤みで痒みで痛々しい体をしております…

アブブヨ、コワイ…

アブとブヨのバカヤロー!!

 

▼悪夢のような林道を抜けると、今度は「壁地獄」が始まります。斜度45度以上はあろうかというような急登がひたすら続く。手も使いながら登ります。そして、この時期の飯豊連峰は稜線に出るまではとにかく蒸し暑い。標高400mぐらいまで上がってくると、アブブヨはほぼいなくなってきますが(代わりにトンボが増えます。トンボがブヨを食べるらしい。もっと食え。)、「虫地獄」の次は「蒸し地獄」です。無風も手伝い、「こんなに汗かいたのはいつ振りだ?」ってぐらいかきました。水分・塩分補給をしっかりしないと熱中症になります。

 

 

 

 

 

 

 

▼傾斜の確度はこんな感じ。これスマホは水平を保ってます。

 

 

 

 

 

 

 

▼虫・蒸し・壁の3大地獄に苦しみながらも、途中、クワガタや蜘蛛やロープ&苔のコラボなど、珍しいもの、不思議なものを発見してはパシャリと撮影。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼そんなこんなで急登を文句も言わず登り続け(いや、文句言いまくってました笑)、ようやく「カモス峰」に到着。標高は847m。なかなか疲れたぜ。さすがにアブブヨはもういません。あぁ思い出しただけでおぞましい。アブブヨのバカヤロー!

 

 

 

 

 

 

 

カモス峰~前杁差岳~杁差岳

▼カモス峰以降もまだまだ登る。なんてったって今日の宿の標高は1600mなのでね。標高ジャスト1000m地点「権内ノ峰」というポイントに到着。

 

 

 

 

 

 

 

▼晴れ間!青空が見えるとやっぱりテンションアップ!気持ちいい!

 

 

 

 

 

 

▼…が、晴れ間も束の間。一瞬でガスってきました。今回の山行、基本はガス(雨多め)時々晴れ間。

 

 

 

 

 

▼何も見えません。。

 

 

 

 

 

 

「前杁差岳(まええぶりさしだけ)」到着。標高1534m。いやーけっこう登ってきました。ここで一旦補給です。相方特製のトレイルバー。うまい。(最近自家製トレイルバー作りにハマってます。市販のバーを買うより圧倒的にコスパが良いのです。)

 

 

 

 

 

 

 

▼ちっこくてよくわかりませんが、手に持ってるのが「特製トレイルバー」。

 

 

 

 

 

 

 

▼補給を終え、トンボを引き連れさらに登る。ここまで、一瞬の晴れ間はあったもののまだ飯豊連峰の美しい稜線!を見渡せるような晴れはなし。

 

 

 

 

 

 

▼そんな中、「お?ついに?青空!」

 

 

 

 

 

 

▼青空がそのまま広がっていくことに期待を寄せながら、「杁差岳(えぶりさしだけ)」到着。標高1636m。稜線を見渡せるほどではないけど、なんとか青空をバックに撮影。後ろ真っ白よりはマシです(笑)

 

 

 

 

 

 

▼そして「長者平」を過ぎるとその先に見えてくるのは・・・

 

 

 

 

 

 

 

本日の宿「杁差小屋」到着

▼見えてきました、本日の宿「杁差避難小屋」。元々はもう一つ先の頼母木小屋(たもぎごや)まで行く予定でしたが、虫・蒸し・壁の三大地獄によって、予想以上に肉体的・精神的にやられ笑、時間も既に16時だったことも相成り、本日はここに泊まることに。

 

 

 

 

 

 

遠すぎる水場

宿に着いてまずしたことは水の確保です。宿の裏側に行くと「水場」の標識を発見。すぐにでも汗を流したかったのと、食事のための水を確保するため、ザックも置かずにそのまま「→」の指すほうへ進む。…が、これが悲劇の始まり(笑)

 

 

 

 

 

 

▼「→」の先に見えるのは谷に降りていく急な斜面。とりあえず進んでいくと、なにやら赤い旗。

 

 

 

 

 

 

 

はじめ何の旗か全然わからなかったのですが、きっと水場に繋がっているはずだ!と勝手に信じて谷をぐんぐん降りていきます。するとさらに一本赤旗を発見。

 

 

 

 

 

 

 

▼しかし、自分の中で予想していた「そろそろ水場着くだろう」という距離を進んでも一向にそれらしきものが現れないので「どこまで降りるの?ほんとに合ってる?」と不安になりながら、なかなかテクニカルな斜面をさらに降りていく。

 

 

 

 

 

 

 

▼すると、2本の並んだ赤旗を発見。ここが水場でした。ようやく着いた…。これ相当降りてきましたけど…。水汲んだあとに登り返すの相当つらそうですけど…。まぁ降りてきてしまったものは仕方ないと諦め、とりあえず水を確保。ついでに体も洗ってスッキリ。(この後、宿で一休みした後にもう一往復しました…)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼後に、小屋の中に水場が遠いことを示す案内を発見…。先に見ておけばよかった。10分ダウン15分アップって、水場への往復で25分ですからね(汗)僕はそんなに掛かりませんでしたが、これ雨とかだったらほんとに大変です。杁差小屋の水場を利用する場合は、事前に計画にしっかり盛り込んでおく必要ありです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

杁差避難小屋

避難小屋は初めての経験でしたが、思ったよりも全然綺麗でした。しかもこの日は僕ら以外に宿泊客はいなくて独占♪ 毛布もありました。(せっかくシュラフ持ってきたので、毛布は下に引いてクッション代わりにしました)

▼小屋外観

 

 

 

 

 

 

▼豪雪地帯の小屋ってのは、こうなってるんですね。梯子を伝って2階から入れるようになってます。ほぉー。

 

 

 

 

 

 

 

▼小屋内観

 

 

 

 

 

 

▼毛布&ゴザ発見。ありがたく使わせていただきましたm(__)m

 

 

 

 

 

 

▼スリッパもたくさんあります。

 

 

 

 

 

 

 

▼2階も広々。部屋に梯子があるのが特徴的ですな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼ということで一通り見学を終え、さぁいよいよご飯です!腹減った~。さすがに慣れた手つきで準備準備。今宵はカレー。これが激うまでした。カレーいいわ。

 

 

 

 

 

 

▼荷物広げ放題、服干し放題で、もはや我が家(笑)

 

 

 

 

 

待ちに待った絶景タイム到来!

ご飯を食べている頃から一気にガスが晴れてきました!この日一日、基本ずーっとガスっていたのでずーっと待ち望んでいた状況!

ついに来るかー??来るのかーー??来ちゃうのかーー??来てくれーー!!

・・・

来たーーーーーーー!!!!

 

 

 

感動!最高!明日以降、歩いていく稜線もくっきりです!

 

この後は日が沈むまでずっとこの天気が続き、赤く移り変わっていく夕焼け空を心ゆくまで堪能しました。小屋には僕ら2人しかいなかったので、それはもう最高の自由時間。綺麗だったなー。

 

▼二人しかいないので、写真も周りを気にせず自由に取り放題(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

って、せっかくの絶景、人なしのほうがいいですよね(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ということで、日が落ちるまで1時間ぐらいの間、徐々に赤らんでいく空を眺めながらただただぼーっと至福のときを過ごしました。

我が家に戻ってからは(もはや我が家です笑)、初めて使うランタンの明かりで部屋を照らし、明日の行程などを軽くチェック。夜行バスは快適でしたが、やはり眠りは浅かったので、ランタンの明かりを消した後はすぐに眠りに落ちました。

これにて1日目は無事終了。2日目は今回の行程で一番移動距離が長いので、朝4時には出発の予定です。

明日もこのまま晴れていますように。

 

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