先週末、今回が初開催となる「第1回妙高赤倉マウンテンレース」に参加してきました。
まず初めに伝えておきたいこと。
僕はこの大会に参加できて良かったです!
主催者の皆さま、地元のボランティアの皆さま、ありがとうございます!
エントリー数が少ないことを知り事前に不安に思っていた「不安要素」が諸々的中してしまったことを含め、この後、運営面がいかにズタボロだったかを書いていきますが笑、前提の気持ちとしては上記の通り。
タイトルにも書いたとおり、今回は最終エントリー数が80名弱…。エントリーリストが送られてきたときは驚愕でした(笑)
「え!?これで全員????」
と(笑)
でもレースが終わってみて思うのは、定員1000名に対しこれしかエントリーが集まらない中、「よくぞ開催してくれた!」という気持ちが強くなっています。まずは走らせてもらえたことに感謝。
これしか集まらなかったのによく開催に踏み切ったな、という疑問は、ブリーフィングのときに主催者が言っていた話で納得しました。実はこの大会、「今後こうしていきたいんだ!」という熱い想いの詰まった大会だったのです。(詳細は後述します)
そんな想いとは裏腹に、とはいえ、なかなか衝撃続きの2日間だったので、来年以降、もっともっと良い大会に育っていってほしいという想いも込めて、第一回のハチャメチャ振りを赤裸々に書いていきたいと思います。
▼関連記事はこちら
【初開催の大会を前日に控えて諸々不安に思う事】「第1回 妙高赤倉マウンテンレース バーティカル&トレイルラン25K」
事前に感じていた不安要素
前回の記事で書いた内容ですが、まずは事前に感じていた不安要素をおさらい。
【不安その①】大会ページの「最新情報」が一切更新されない(ので運営が不安)
【不安その②】送られてきたコースマップや高低図が雑(なので運営が不安)
【不安その③】運営側のコストを削っている可能性があるので、人員削減によるコース誘導員の不足、おもてなし費用削減によるエイドのクオリティー低下(笑)
【不安その④】大会参加者が少ないので単純に寂しい…
結論からいうと、
①的中
②的中
③一部的中
④的中(そりゃそうだ)
すべて的中しました(笑)
ということで的中してしまった不安要素の詳細なども交えながら、時系列に大会を振り返っていきます。
会場へ向かう~会場到着
今回はいつもの相方と二人ではなく、僕の友人と相方の会社の後輩も誘っての5人での参戦。東京から会場の妙高高原まで車で向かいます。
▼途中アイスを食べたり(くるみソフト美味し)、ちょっと遊んだり(真田の子供低い…)。
▼会場到着!! …ってあれ?受付って…もしかしてあれ???
▼はい、その通り。こちら受付でした。テントに近づいていっても特に「ようこそ~」的な歓迎の言葉も歓迎のムードもなく、暇そうにしているおっさんたち…(笑)
一応無事に受付を済ませました。…が、ここでまず【衝撃その①】
参加賞もらったはいいけども…
▼事前の情報では参加賞は「地元の特産品」となっていたので、特に記念Tシャツは予定していなかったのですが、テーブルの上におもむろにおかれた段ボールの中にTシャツらしきものが!おっちゃんも「サイズは?」とか聞いてくる!「お!まじか!Tシャツあったんか!」とテンション上がってMサイズを受け取ってすぐ違和感に気づく。
胸に書かれている「初めて見るロゴ」。そしてその下に輝く「16th」の文字。
「ん?今回って第1回だよな?」と思いながら封を開けてみてビックリ。
北・丹・沢 !!
しかも2014年もの!!(笑)
これを特に説明もないまま渡されたことにビックリ^^;
なぜこんなことが起こり得るのかということを一応補足しておくと、今回の主催は「神奈川県・山梨県東部トレイルラン協議会」という、トレイルランニング協会に属する組織なのですが(鏑木さん&石川さんが作った組織はトレイルランナーズ協会w)、実は妙高赤倉マウンテンレースとは別に8レースぐらいを主催している組織なんですね。
その主催レースの中に「北丹沢12時間山岳耐久レース」があるのです。つまり、今回の参加賞配布の背景は「過去の大会の在庫処理」ということですね(笑)
待てども来ないブリーフィング
▼気を取り直してブリーフィング会場の体育館へ向かう。…が【衝撃その②】
30分ぐらい前には体育館に着いたんですが、とりあえず人っ子一人いない。駐車場もうちの車一台のみ。とりあえずまだ開始まで30分あるし待つか、と、誰もいない 且つ ブリーフィングの準備らしい準備が一切されていないだだっ広い「ただの体育館」の片隅で5人でぽつり。
10分前になっても誰も来ないのでさすがにおかしいと思い、事務局へ電話をすると、
「あ~そっち行っちゃいました?会場変わったんですよ。」
と。
おい。
受付時に言え。
一番可哀想だったのは体育館の管理人と思われるおじいちゃん。唯一体育館にいたこのおじいちゃんに、
「今日ってここでトレイルランの大会の催しものって予定されてます?」
と聞いてみると、
「それがな、今日トレイルランニングの大会があるって聞いてな、13時からこの体育館、主催者に押さえられてんだけどな、だ~~れも来ないのよ。」
と。現在時刻14:50。約2時間放置。
じいちゃんお気の毒に…会場変更されていることあなたにも伝えられていないのね…泣
なんとかブリーフィングに間に合う
▼なんとか正式な会場に辿り着き、無事にブリーフィングに参加。
ブリーフィング資料は参加通知書と一緒に郵送されてきた、ネットの地図データを印刷しコースをなぞっただけの簡易的なコースマップペラ一枚。ブリーフィング会場で ”コースマップ持ってきていない人用に” と新たに配られたコースマップは一部が当初のコースと変更されている…
参加者の一人が
「これ、もともとのコースマップと今いただいたコースマップ、どっちが正しいんですか?」
と当然の疑問を投げかけたところ、
「今配ったほうです」と。 ←【衝撃その③】
コース変更とか超大事でしょ!!そんなあっさり言わんといてー!><
ここまでくるとブリーフィングの内容そのものへの期待値も底辺になっていましたが、思っていたよりも丁寧な説明と、それでも不安が払しょくされない参加者からのさまざまな質疑応答により、なんとなくレース全体をイメージし、ブリーフィング終了。
あ、冒頭書いた「実は熱い想いの詰まった大会」という点ですが、
将来的にこのレースは、妙高赤倉にある4つのゲレンデを利用して、バーティカルレース(ゲレンデを一気登りするレース)を連戦で開催したいとのことでした。そしてゆくゆくはバーティカルをオリンピック競技にしたい、と。(バーティカルレースはTV映えするそう)
今回の第一回大会はそのための第一歩であり、構想着手から丸2年でようやく今日を迎えた、と。
実際今回、僕らが移動日とした土曜日に「バーティカル5㎞」のレースが池之平スキー場のゲレンデで開催されていました。参加者は15人しかいなかったようですが、主催者にとってみれば感慨深い一日だったんでしょうね。
さぁ、気を取り直して宿へ行こう!
とにかくにもとりあえず明日はレース!再度気を取り直して今晩の宿へ向かう。…が、今回は一緒に来た友人たちとは皆、宿は別々(笑)
▼僕と相方は同じ宿でしたが、これが大正解。夕飯はテラスでBBQ!開放感溢れるテラスではBOSEのスピーカーからジャズやクラシック、洋楽音楽が流れる心地よい空間。食材も新鮮野菜と美味い肉。最後にはひんやりスイカまで出てきて満足満腹。
▼部屋もロフト付き。
▼お風呂にはマーライオン。
▼緑溢れるオシャレな入り口。
▼ガーデンペンション「カナディアンハウス」。オススメです。
一方、友人たちの部屋は…
▼1人なのにベッドが4つあったり…(合宿所w)
▼和室に机だけだったり…ww ←【衝撃その④】
なかなかのレベル差があったようで^^;
エントリー費用は宿泊費込みでみんな同料金だったので、なんだか友人たちには申し訳なくm(_ ;)m しかも、「和室に机」の友人は今回が初めてのトレランレースへのエントリー。僕自身がトレランの楽しさ(=レース前後の宿や飯や温泉)を言いまくって誘った方だったので、超絶申し訳なく…m( _)m
でも「和室に机」の写真が送られてきたときは爆笑しました。すみません(笑)
せめてお茶菓子でも置いてあったらよかったのに…www
サングラス部品忘れ事件
ちなみに運営はまったく関係ない話ですが、個人的な事情による【衝撃その⑤】
▼今回のレース用に持ってきたサングラス。レースの数日前が誕生日だったので相方からプレゼントしてもらったものだったんですが…(なかなか格好いいでしょ?)
▼なんと”鼻の部品”をつけ忘れてくるという大事件。(右が僕のです)
▼相方の。グレーの部品がしっかりと ”高さ” を出してくれていますね。
▼あら残念。ペチャンコ。まつ毛が長くない僕でも、レンズとまつ毛が当たるんじゃないかとヒヤヒヤするぐらいの近接具合。明日はレンズとまつ毛の摩擦に細心の注意を払いながら走ることになる…
そんなこんなで衝撃(&事件)だらけの大会一日目。
不安が一部解消された部分もありましたが、最終的には、間違いなく不安が増幅されました(笑) 明日のレース運営大丈夫か⁉と本気で不安になりながらも、とにかくすべてを割り切って、明日は楽しむのみ。
あとは「雨が降りませんよーに!」とひたすら願う。
(結局、レース当日朝から土砂降りだったんですが…笑)
レース当日編に続く。
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