今年はとにかくチャレンジを増やそうと思っているのだけど、新年早々そのチャンスが巡ってきた。
念願だった「雪山」についに行ってきた。
「雪山」そのものはもちろん初めてではない。今では真面目一辺倒で通っている(?)わたくし山猿だが、その昔、髪の毛をメッシュに染め、左耳にピアスを2つ開けていた”チャラかった”時代があった。そんな時代にチャラさの象徴(といったら失礼か)「スノーボード」をしに雪山に行ったことは何度かある。
ただ、その時の雪山と今回の雪山とは「質」やら「レベル」やら「リスク」やら「感情」やらが何もかも異なる。気持ちとしては、完全に「雪山バージン」だ。
しかも今回は日程が連休最終日だったこともあって、前日の朝ぐらいまでは正直かなり億劫だったのだけど笑、「チャレンジは早きに越したことはなし」と観念して、行くことに決めた。(行くこと自体は年末あたりから決まっていたのだけど、僕の心の中での準備が整ったという意味で)
結果、「最高」だった。
もう少し語彙力が欲しいところだけど、感動したときの率直な感情や言葉はシンプルが一番なのだ。
とにかく「最高」だった。
初雪山の舞台は「谷川岳」
初めての場所に選んだのは「谷川岳」。群馬と新潟の県境にある「日本百名山」で、周囲の万太郎山・仙ノ倉山などと合わせて谷川連峰という。
個人的には2019年の夏に一度30km程度の縦走をしているのだが、この時の体験もなかなかに最高だった(万太郎とか超つらかったけど)。
ちなみにこの谷川岳、何やら日本の山の中でもトップクラスに遭難者が多い山として有名なようだ。
え?いきなりそんなとこ行って大丈夫なん??
しかもしかも、前日にインスタやらTwitterやらで谷川岳のイマを確認したら、年末年始の寒波で一気に積雪してラッセル祭り、みんな途中で撤退してるときた。まじかよ。
正直かなーりビビっていたのだけど、今回僕らの初雪山のアテンドをお願いした山岳エンターテイナー”世界の山ちゃん”との以下のやり取りによって、(強引に)不安も払拭。山猿家の山レベルも雪山の怖さも十分に知っている山ちゃんがこう言うんだから、まぁ大丈夫でしょ。
ちなみにLINEグループの名前が「チームめんたいこ」なのはこれが理由。
相方のレインはピンク&レッドなので、いま必死にオレンジのレインを探している模様(笑)
初挑戦はもちろん日帰りコース
ちなみに今回はもちろん日帰り。
今回のコースはこちら。谷川岳-天神尾根ルート。
そのうちテント担いで行ってみたいけど(というか行くけど)、現状では持ち合わせている装備が貧弱すぎてまだハードルが高い。テントはいいとしても、シュラフ(寝袋)はスリーシーズン用だし(つまり雪山は想定していないもの)だし、他にもたぶんいろいろ足りない。
よく言われることだが、雪山を「快適に」そして何よりも「安全に」楽しむためには、”諭吉さん”が少なくとも十数人、いや正直なところ数十人(もちろん前半台でOK)は必要だ。
この時点で二の足を踏んでしまうのもわからなくはないが、ぜひ普段の無駄遣いをやめて、山ギアに投資しようじゃないか。投資した先には最高のリターンが待っている(併せてハードシングスもね笑)。
まぁいずれにしても、山ギアにはそれなりに投資をしている山猿家ではあるものの一度にフルフルで装備を揃えるのはさすがに厳しいので、しばらくは日帰りの雪山を楽しむ路線で行こうと思う(とかいって来月あたりやってるかもしれないけど)。
ひとまず買い揃えた雪山ギアたち
雪山を始めるにあたり、最低限のギアとしてこんなものたちを調達した。
これらに加えて、もちろんヘルメットやらGORE-TEXのレインやらグローブやらが必要になるが、そのあたりは元々持っているので追加調達はなし。
ちなみに限られた予算で効率よくギアを揃えていかないといけないのに、こんなザックを前日に調達した。
こちら商品名の通り55Lサイズの特大ザック。もちろん雪山用に購入した。
…のだが、今回日帰りなのでまったくもってこんなサイズは必要なかった。テントもシュラフも、なんならガスやらクッカー(アウトドア用調理器具)もいらないので、実際準備してみたら荷物全然ないじゃん。
一応パッキングしてみたのだけど、案の定スカスカもいいところで逆に背負い心地が悪すぎたので、残念ながら最終的には元から持っているこちらのザックに落着。
ちぇ、PaaGo使いたかったのに。
諸々〆て「諭吉さん数十人」と相成るのである。…必要経費!!?
そんなこんなで前日にバタバタといくつかの細々した装備をさらに買い足し、初詣もしていない1月3日早朝の新幹線にて、谷川岳を目指した。
続く。
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え!?雪山の写真一枚も出てきてないじゃん!!って?
ふふふ。まぁまぁ。慌てず慌てず。
とりあえず一枚だけ載せとこうかな。
▼レポート②はこちら
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