まずはご報告。
初富士登山!無事登頂しました!
先週末の土日に富士山に登ってきました。しょっちゅう山には行っていますが、富士山は初。初富士。
周りの人たちがけっこう気軽に富士山に登っているのをみていて(しかも僕の周りだと”走って”登っている人たちをみていて笑)、行ったこともないのになんだかとても身近に感じていた富士山。いずれは登ろうと思っていましたが、ようやく願いが叶いました。
初日に一瞬だけ雨に降られましたが、それ以外は2日間ともに天候も安定し、無事に登頂&下山。念願の御来光も初詣並みの人で溢れる山頂の中でなんとか拝むことができ、満足な初富士となりました。
ただ別記事で書きますが、「初」ということで「初めてだからわかったこと」も多々あり、もっと事前の下調べをしていくべきだったなという反省もあったり…
今回の初富士登山を振り返りつつ、これからこの時期に富士山を登ろうと思っている人にとって何か参考になればなーと思いながら、まとめていきます。
ツアー利用・スケジュール概要
今回はツアーを利用しました。メンバーは、会社の後輩2人と僕と相方の4人。僕と相方の2人であれば、初富士とはいえ「勝手に行って勝手に登って勝手に帰ってくる」と思いますが笑、後輩2人にとっては、本格的な登山自体がおそらく初。
東京⇔山梨間の往復の移動、宿泊小屋や温泉の手配、登山ギアのレンタル等々、まとめて申し込めるので今回はツアーを選択しました。
ただツアーとはいってもフリー登山プランなので、団体で登るわけではなく、行き返りのバスと指定の小屋に泊まる以外は自由行動。登山開始後は、帰りのバスの時間に間に合うようにすれば、あとは自分たちのスケジューリングで進むことができます。
ちなみに今回利用したツアーはこちら。
フジメイトトラベル 【富士登山ツアー1泊2日間】フリー登山~八合目プラン
ざっくりとツアーの概要↓
【出発地】新宿 / 東京 / 横浜
【帰着地】新宿 / 東京
【山小屋】八合目
【ガイド有無】なし
【お帰り前の入浴】あり(温泉)
【特典】ミネラルウォーター500ml×1、軍手、富士登山安全ガイドブック
スケジュールはこんな感じ↓(実績ベース)
<1日目>
07:20 新宿からバス出発
11:00 富士山五合目到着
12:00 登山開始
16:00 八合目山小屋到着 ※想定では17:00-19:00の間に着
16:30 夕食
18:30 就寝
<2日目>
01:30 起床・朝食
02:00 八合目出発
05:00 山頂到着 ※通常なら2時間で行けたが大渋滞により3時間
05:30 御来光
06:00 下山開始
08:30 五合目到着
11:00 バス出発
12:30 温泉到着
14:30 温泉出発
18:00 新宿到着
こんな感じで丸々2日間をかけて、富士登山を満喫してきました。
写真で時系列に振り返り
富士登山を時系列に振り返ると、正直なところ「ひたすら登って、ひたすら下る」というだけで全然面白みはないのですが、「富士登山ってどんな感じ?」というイメージを、まだ富士山未体験の方にもお伝えすべく、写真とともに振り返っていきます。
それではGO。ポケモンGO。(富士山ってポケモン出てくるのか?)
※僕はポケモンGOはやってません。
集合は新宿
▼今回も旅のお供はPaaGoWORKSの「RUSH28」(と写ってないけど「RUSH1」)。こいつはほんとに優秀。動きやすい。買ってよかった。
▼初日の集合は新宿西口。7:00集合。早い。集合場所近くにコンビニは2つありましたが、バス待ちの人たちで溢れ返りレジ待ちも長蛇の列。トイレも混雑。新宿に来るまでに諸々済ませておくのが正解。
富士山五合目到着
▼新宿を出発して約3時間半。11:00頃予定通り富士山五合目に到着。標高2200mぐらいあるのでバスを降りるとひんやり。22~23度ぐらい?
▼五合目はお土産屋、食事処、着替え場所、休憩所などなんでもあり。人もわんさか。観光地ですね。事前に申し込んだレンタル品もすべてこの五合目で借ります。各建物にはロッカーもあるので、登山に不要な荷物はここで預けられます。
▼出発前の記念撮影。
▼スタート地点には馬(復路のラスト2㎞地点ぐらいにもいます)。往路というよりは復路で活躍する感じ。下山で脚が終わった場合は積極的に活用しましょう(笑)
登山開始までには、高所(低酸素)に体を慣らすために30~1時間程、5合目で時間を潰します。いろいろと準備をしていたらなんだかんだ一時間ぐらい経過してました。この時間で「金剛杖」を1,000円で購入。なにやら小屋ごとに焼印を押してもらえるそうじゃないか。ストック代わりにも使えるし、これは記念に買っておくしかないということで購入。これがこの後、金食い虫に変貌することも知らずに…^^;
いざ、スタート
▼というわけで、12:00いよいよスタート。ガイド付きのツアーの場合は、ガイドさんを先頭に亀さんペースで進みます(ほんとにゆっくり)。下の写真はガイド付きの団体をガンガン追い抜いていくところ。
▼少し進むと吉田口登山道に到着。ここからいよいよ本格的な登山開始。
▼往路には小屋がめちゃくちゃたくさん出てきますが、1つ目の小屋がこの「花小屋」。七合目です。標高は2,700m。登山開始後、約1時間半で到着。快調快調。
▼花小屋到着までに少しだけ雨に降られ、途中からレイン着用しましたが、それまでは半袖でした。ずっと立ち止まってると肌寒くなりますが、動き続けている分には半袖でも問題なし。相方はご覧の通りスパッツなしの短パン^^; 雨もたいして降らずに止んでくれました。土砂降りにならなくてよかった。
▼花小屋を過ぎるとその後は、岩場、ガレ場などの岩稜地帯も始まります。
焼印収集
花小屋以降、初日の目的地である8合目「白雲荘」まで小屋がばんばん出てきます。その小屋ごとに焼印を押してもらえます。
★初富士登山でわかったことその①★
「押してもらえる」と書きましたが、焼印は有料です!しかも、1種類のところと2種類のところがあり(2種類のところがほとんど)、1種類だと300円、2種類だと500円。小屋から小屋への距離がびっくりするぐらい近いところもあり、バンバンお金がなくなります!先に結論書いちゃいますと、この金剛杖、最終的に6,000円オーバーになりました…
「この棒いくら⁉」とちょいちょい相方のプレッシャーを受けながら、一応頑張って集めた焼印たち、見てやってください。。
▼300円也。初っ端で予想以上なお値段にちょっと引く…
▼500円也。出たよ、スタンプ2個。1個と2個で値段を変えるのとか、なんか商売っ気出すぎてて嫌悪(笑)
▼その後もどんどん焼印。どんどん散財。300円也。
▼引くに引けない。500円也…
▼男のコレクション魂をくすぐる仕組みに嫌悪(笑) 300円也。
▼ここらへんからもういくら使ったかよくわからなくなる…500円也。
▼金摂りすぎ…500円也。
▼こんなん集めざるを得ないじゃん…500円也。
▼初日を終えた杖。だいぶ焼印たまった(笑)
本日の宿、白雲荘(八合目)到着
この日の宿、白雲荘には16:00前に到着。想定よりもだいぶ早いペース。登山ビギナーの後輩二人もなんなく(?)ついてきてくれて、余裕を持った到着となりました。(ガイド付きツアーの場合、到着予想は17:00-19:00の間なのでいかに速いペースかがわかるかと^^;)
▼白雲荘手前ではようやく青空が!
▼白雲荘で案内された部屋がこちら。4人で雑魚寝ですが、一応個室です。早く到着したグループの特権ですね。
▼個室じゃないと、こんな感じの横長のスペースに、赤の他人様とけっこうな至近距離で隣合わせの状態で雑魚寝になります。4人とはいえ、個室のほうがやっぱり気楽。
▼16:30には夕食開始(付いた人順で案内されます)。メニューはハンバーグ付きのカレーにスープとお茶付き。うまくないわけがない。迷った挙句(ほぼ迷ってない)、缶ビールも購入し乾杯。
▼白雲荘からの景色。標高3100mなのでもう雲の上。なかなかの絶景でした。この時点でこの景色となると、明日はさらに標高を上げるので更なる絶景が期待できる!…とワクワクしつつも、この時点での寒さにもなかなかビビる(笑) この後夕日も期待しましたが、寒すぎて屋外に長居する気になれず18:30頃には就寝しました(笑)
▼日出は5:00。山小屋の方によると、5合目からこの宿までに要した時間の約半分で山頂まで行けるとのことだったので、約2時間ほどでいける計算です。なので、このホワイトボードの通り、1:30起床、2:00出発としました。(が、結局2時間では到着できない事態に…詳細別途)
18:30には寝床に入ったので6時間たっぷり寝れます。…が、やっぱり山小屋での熟睡は難易度高め。下が固い、枕が低い、いびき…等々。しかも僕らより遅くに到着した団体は、19時頃に夕食を食べる団体もあるので、寝ようとしたタイミングでも普通にがやがや^^; 普通の山小屋だと16時17時には小屋に到着して、19時頃には消灯・就寝というのがマナーですが、まぁ仕方ないですね。これがこの時期の富士登山です。
そんなこんなで数時間置きに目覚めながらも、なんとか睡眠を確保。
あ、ちなみに小屋の中では普通に携帯の電波繋がりました。(僕は最近格安SIMに変えたのですが、mineo Dプランなので一応ドコモ回線ということになります)
それでは、御来光が見れますよーに。おやすみなさい。
DAY 2につづく。
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