待ちに待ったAM6:00、いよいよレーススタートです。

 

まずはコースをおさらい

 

※クリックで拡大します

＜コースマップ＞

 

 

 

 

 

 

 

＜高低図＞

 

 

 

ご覧の通り、レース序盤に最大の難関が待ち受けています。「武尊山」。スタート直後にちょろっと登ったあとに（ちょろっととかいってもゲレンデの急登…）武尊山山頂までがつんと登ります。その後もゲレンデを含むアップダウンを繰り返しながらゴールを目指す75㎞の旅。

いざ。

 

レース振り返りのポイント

 

この後は時系列にだらだらと振り返るので、先にレースを振り返ってみてのポイントを書いておきます(笑)

• 超充実のエイド！充実し過ぎで自前の行動食半分以上余る。
• 1㎞以上続く果てしないゲレンデ登りが計4回。ダメージ大。
• 追い越していく120㎞のランナーの力強さたるや…尊敬。
• 早々にガーミン（GPSウォッチ）が逝去。さすがにそろそろロング用買うか。。
• ライトのバッテリー切れ ＆ 弱小ルーメン（光量）で心許ないナイトラン。
• ゴールまでラスト1㎞のロード爆走、目指せ20時間切り！

こんな感じかなー。

いいこと悪いこと、できたことできなかったこと、反省点、いろいろありましたが、終わってみれば達成感に満ちた75㎞でした。

それでは振り返りスタート。

 

スタート～A3（18.2㎞地点）

 

▼スタート直後、一斉に勢いよく走り出したのも束の間、「ゲレンデ」という壁が立ちはだかり、開始数分でテクテク歩きに…(笑) トップの選手たちは駆け上がっていきました…すごい。見ての通り、けっこう長いです。

 

 

 

 

 

 

▼体がまだ慣れてない状態でのいきなりのゲレンデ登りでひーひー言いながら、なんとかロープウェイ一本分を登り切る。天候は曇り。早朝なのでさすがに肌寒かったのですが、ゲレンデ登りで一気に体が温まり、スタート時に着用していた防寒着を早速脱ぐ。トレランでは細かな体温調節が超大事です。

 

 

 

 

 

 

▼登った後はさぁ下り！ただ序盤で脚を使うと後半大変なので、抑えて抑えて。

 

 

 

 

 

 

▼相方もまだまだ元気。レースはまだ始まったばかり！

 

 

 

 

 

 

▼下り終えるとキャンプ場に突入。すごくいい雰囲気。走らずにここで気持ちよくキャンプしたい衝動が（笑）敷地内には「ULTRA 武尊山」のマーキング。僕の中ではお決まりの、コースマーキングの撮影会。木によって接写して…　こんなことをやっているのは毎回僕ぐらいです（笑）木の幹に巻かれた「ULTRA 武尊山」の文字、なかなかカッコいいじゃないですか。（※コースマーキングはこれだけではなく、もちろんヒラヒラのもありました。それはまた後程。）

 

 

 

 

 

 

▼キャンプ場を抜けてロードに。そして「武尊山登山口」の標識を発見。いよいよあれへの登りが始まるのですね。。約5㎞の長い長い登りで一気に武尊山山頂を目指します。

 

 

 

 

 

 

▼武尊山山頂まで3.7㎞の標識。3.7㎞の登り…長いです。

 

 

 

 

 

 

 

その後の登りは以下こんな感じ。

▼渡渉あり

 

 

 

 

 

 

▼急登あり

 

 

 

 

 

 

▼梯子場あり

 

 

 

 

 

 

▼梯子場下からの図。だいぶ長いです。雨で濡れているので慎重に…

 

 

 

 

 

 

 

チョコレートファウンテン

 

なんだこのタイトルは、と「？」が浮かんだ皆さんにひとつ補足を。

今回のコース状況について一言付け加えておくと、まさに「チョコレートファウンテン」状態でした（笑）昨晩から早朝まで降り続いた雨の影響で、トレイルは泥どろ。チョコレートファウンテン、田んぼ・・・まぁなんでもいいんですが、とにかく泥んこ祭りでした。足首あたりまでハマっちゃうような沼地ゾーンも多数あり、初めのほうは気にして避けていましたが、途中からはもはや避けきれなくなって（どうでもよくなって）、ずぶずぶハマりながら進みました。そのほうが圧倒的に早い（笑）

 

▼この写真は「耕された田んぼ」程度でまだマシなほうで、チョコレートファウンテンゾーンはほんとにズブズブ^^; ちなみにこのサーフェイス（路面状況）での登りなので、当然ずるずる滑って思うように進めません。難儀難儀。

 

 

 

 

 

 

 

▼途中途中、雨に濡れた自然も堪能しつつ、ゆっくり登ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

武尊山踏破！山頂到着！

 

▼チョコレートファウンテンに悪銭苦闘しながらなんとか山頂到着！標高2158m！今回のレースでの最高標高地点です！いやー登った登った！滑った滑った！しんどかった！

そんな苦労に報いてか、山頂に着くころには雨があがるどころか晴れ間が！

 

 

 

 

 

 

▼今回もチャラサングラスです。

 

 

 

 

 

 

▼それにしても青空が見えると俄然パワーアップしますね。

 

 

 

 

 

 

▼雲間からちらっと見える剣ヶ峰。120kの人たちはあれを超えてから武尊山に登るのです。いやー、、無理！（笑）

 

 

 

 

 

 

▼武尊山も無骨な感じで格好良かった。お釈迦様がいたので武尊の岩稜と青空をバックにパシャリ。この時点でようやく12㎞ぐらいです（笑）あと60㎞以上！お釈迦様よ、最後までわたしを見届けておくれ。

 

 

 

 

 

 

▼山頂では少しずつ葉っぱが色づき始めていました。長いレース、こういうことも楽しみながらいかないと（笑）

 

 

 

 

 

 

▼こんなところも走ります。気持ちよす。

 

 

 

 

 

 

▼このレースのために笹薮を切り開いたであろうゾーン。足元は竹槍状態。こけたら全身串刺しです（笑）

 

 

 

 

 

▼雨の影響なのか元々あった池なのかわかりませんが、とりあえずこの水たまりは避けて通ります。

 

 

 

 

 

 

▼見てほしいのは脚。どろどろ（笑）ランナーみんなこんな感じで、大人の泥んこ75㎞耐久レースでした^^

 

 

 

 

 

 

第1エイド到着！

 

▼そんなこんなで武尊山を下って、標高1400m台まで降りてきたところにようやく第1エイド発見！めっちゃ嬉しい！笑。エイド名はA1ではなく「A3」ですが、これは120kのカテゴリーを優先して番号が振られているためです。なので120kの人はここが3つ目のエイド地点。

 

 

 

 

 

 

▼時刻は11:12（関門12:30）。朝6時にスタートしてから5時間12分経過。関門に対しては、1時間以上の余裕を持って通過。ふー。ちなみに当初のレース計画では18時間内でのゴール（＝AM0:00）を目指し、各エイドの通過時間を出していましたが、それと比較すると約1時間の遅れ（計画では10:15 IN）。完走目指してゆっくりいこうぜ、と作戦切り替え。

 

 

 

 

 

 

それとこの写真でもう一つ見てほしい点がありまして…。それは、ガーミンの「バッテリー残量」！もう残り半分切ってるし…！

まだ第1エイドなのに！あと57㎞もあるのに！><

もともとバッテリーがもたないのはわかっていましたが、まさかこんなに早く消耗するとは！実は前日、GPSはオフにしてましたが普通に時計として使ってしまっていました。バッテリーアイコンは満タンのままだったので問題ないだろ、と思っていたのですが、、、甘かったです（反省）。

さすがにそろそろロングレースに耐えうる時計を買わないと。。。

 

超充実のエイド！

 

バッテリー残量にショックを受けつつエイド内へ。するとそのショックを払拭してくれる超充実のエイドが待ち受けていました。

 

▼見よこのラインナップ！クリームパン、コーヒークリームパン、オレンジ、バナナ、きゅうり、トマト、豆腐、うどん、羊羹まで、ほんとになんでもあり。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼なんとジェルまで！

 

 

 

 

 

 

▼とりあえずうどんを食べて、その後、豆腐とクリームパンとオレンジとバナナも補給。この品揃えはなかなかないです。エントリー費高いだけある（笑）ほんとにたらふく食べました。各エイドごとにこの充実度であれば、もはやほんとに自前の食料は必要最低限でいいかも、と思います。

 

 

 

 

 

 

 

まだレースの半分にも到達していませんが（まだ18㎞地点！笑）、詳細思い出しながら書いているととにかく長くなるので一旦ここらで切ります^^;

次回はA3エイドからいけるところまでいきます（笑）

 

 

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