FTR100とOMM(Original Mountain Marathon)の記事も書きたいけど、”鮮度”という意味ではやっぱりこっちが優先でしょう。
”鮮度”とかいっても、読む人にとってみたら、別に終わったレースの報告なんていつ読んでも変わらないですけどね笑
でも今回の件に関しては(個人的に)”鮮度”が重要なのです!
まぁ「ただ早く伝えたいだけ」っていうのも正直なところありますが、それと併せて、今感じている気持ちや温度感を忘れないうちに書き残しておきたいという感じ。
というわけで、書きなぐっていきます。
UTMF 挑戦権獲得!
ついにきました。とうとうここまできちゃいました。
トレランを始めてから5年ほど。
その存在を知ってから「いつかは…」と思っていたけど、2019年がいよいよその年となりそうです。
「UTMF(ULTRA TRAIL Mt. FUJI)」
UTMFに関して詳しいことは書きません。トレランやっていない人はなんのことやらと思いますが、興味があれば是非ググってください笑。(一応、Wiki、公式HPはこちら)
ひとつ言えるのは、「トレイルランナー憧れの舞台」ということ。
今はコース変更があって厳密には違うけど、「富士山の周りをぐるっと一周する100マイル(約167㎞)の旅」です。
距離もさることながら、日本の”心”富士山の周りを一周するという、過酷でロマン溢れるこの大会は間違いなくトレイルランナー憧れの舞台なのです。
▼大会概要
これまではSTY(Shizuoka to Yamanashi:約92㎞)と、UTMF(100マイル=約160~170㎞)の2カテゴリーがありましたが、2019年からはUTMFのみとなりました。
このレースに出るためには100マイルに挑戦するしかなくなったわけですね。
100マイルレースは、当然誰でもが出れるわけではなく、相応の「経験値」が求められます。具体的な参加資格は以下の通り。
大会エントリー開始日の3年前から前日までの間に、国際トレイルランニング協会(ITRA)がポイントを認定しているレースに出場・完走し、最大3レースで12ポイント以上を獲得すること。ただし最低1レースはエントリー開始日の1年前から前日までに開催されるレ―スとする。
例えば、僕が今年出たロングレースでいうと、
上州武尊山スカイビュー120k → 6ポイント
FTR100k → 5ポイント
という感じ。もちろん完走しないとポイントは得られません。
この2レースを完走していても12ポイントには至らずエントリー権さえ与えられません。つまり、このレースにチャレンジできる人自体が相当限られてくる。
エントリーに応募できるだけで、けっこうな「選ばれし者」ということです(笑)
僕と相方は別にUTMFのためにレースに出ていたわけではなく、思いのままにいろんなレースに出て少しずつ距離を伸ばしていったら、勝手にポイントが貯まってたパターンなので、「いま何ポイント貯まってるのか」なんて知る由もなし。20ポイントぐらい貯まってたんじゃなかろうか。
で、先日(11/20)、この「日本一のトレイルレース」の抽選結果が発表されました。(クリック合戦ではなく抽選なのです)
結果がこちら!どどん!
なんと当選!
選ばれました!!しかも相方も揃って!!
先程、「エントリー権があるだけで選ばれし者」と書きましたが、今年はUTMF一本化によって参加枠が拡充されたため、例年より倍率は下がったみたい(1.68倍)。でもこんな過酷なレースにこぞってエントリーがあるんだから、世の中には変態すごい人がたくさんいるもんです。
とりあえず、167㎞の富士山一周の旅への挑戦権を得ました。
運が良いことに相方も無事に当選したので(女性はほぼ当選するらしいです。まぁこんな過酷なレースに参加したがる女性はそうそういないのでわからなくもない笑)、「マイラー夫婦(別称:変態夫婦)」目指して、これからしっかり準備していきたいと思います。
100マイルもあくまで通過点だけどやっぱりUTMFは格別
当選して嬉しいんですが、僕にとってはあくまでUTMFもひとつの通過点に過ぎません。
こんなこといったら落選した人に怒られるかもしれませんが笑、別にUTMF走るためだけにトレランやってるわけではもちろんなく。最終的には日本中、世界中のトレイルを走ってみたいので、あくまで富士山もそのひとつです。
…が、初めて走る100マイルレースがUTMFっていうのはトレイルランナーとしてはやっぱり幸せ。
今年相方のSTYのサポートとしてこの大会に間接的に関わりましたが、UTMFは何かが一味違いました。演出やスポンサーの多さも然りですが、やっぱり名実ともに「日本一のトレイルレース」です。(関連記事:【初めて「サポート」をしてみた感じたこと】「UTMF/STY 2018」)
そしてなんといっても主催者鏑木さんの想いの強さ。
この想いの強さが、UTMFの魅力を何段階も引き上げていることは間違いないです。鏑木さんがUTMB(ウルトラトレイル・デュ・モンブラン)への挑戦を通して、「日本でもこれをやりたい!」という強い想いで始まったこの大会。
やっぱり人ってこういうところで心が動かされるんだろうな。
「サポート」という関わり方でもなかなか心を動かされるものがあったので、今度は参加者として167㎞のフィニッシュテープを無事に切れたときには、いったいどんな充実感や達成感が待っているのか。
何時間で完走できるのかわかりませんが、肉体的にも精神的にも人間の限界に挑むような挑戦ができるのは怖いけどワクワクしますね。
とりあえず、「ちゃんぷ。練 100マイル完走させます(全10回コース)」に申し込みました(笑)しっかり準備していきます。
当日までの過程もすべて楽しむ!参加される方、共に楽しみましょー!
▼関連記事
<UTMFポイントについて>
【UTMF2018‐2020】参加資格・ポイントについて纏めました。
<上州武尊スカイビュートレイル120k>
【参戦記①】「129㎞ – 未知なる距離への挑戦を目前にして」(上州武尊山スカイビュートレイル120k)
【参戦記②】「結果報告」:上州武尊山スカイビュートレイル120K
【参戦記③】「装備チェックにて”焦る”の巻」:上州武尊山スカイビュートレイル120K
【参戦記④】「序盤の難所”剣ヶ峰&武尊山”と”泥沼スライディング”」:上州武尊山スカイビュートレイル120K
【参戦記⑤】「レースとは山あり谷あり」:上州武尊山スカイビュートレイル120K
【参戦記⑥】「ナイトパートと幻覚」:上州武尊山スカイビュートレイル120K
【参戦記⑦】「持参した行動食はどれだけ消費したか&まとめ」:上州武尊山スカイビュートレイル120K
<FTR関連>
【FTR100k/50k「大会中止」を受けて】心にポッカリ穴が空いております。
【シェア】FTR100/FT50「レース中止に至った経緯のご説明」& 今回の件を受けた「自治体の方針」
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