山猿家毎年恒例の「青梅高水山トレイルラン」。
いよいよ来週ですね。
”いよいよ”とかいって、まったく昂(たかぶ)る感じもないんですけど。むしろ個人的には、高水の2週間後に「富士五湖ウルトラ(5Lakes 118㎞)」を控えており、頭の中はそっちのことでいっぱいです笑。
でも高水は高水で、今年で4年連続参戦となる勝手知ったる大会。毎年出ているので「自分の成長(or衰退…)を確認できる」のも楽しみなポイントです。
富士五湖ウルトラにビビり過ぎて、青梅高水を”攻めていいものか”悩んでいるのも事実ですが笑、でも当日になったら楽しくなっちゃって、うきうき調子乗って走っちゃうんだろうなーというのがおおかたの予想。ま、それはそれでよしとしましょう。怪我だけしないように注意して。。
とにかくこの大会はトレイルシーズン開幕を告げる、毎年楽しみにしている大会なのであります。
今年はいくつか例年からの変更点もあるようです。
それら「変更点」や、その他諸々「注意点」だったりを、一応過去3年参戦している者としてお伝えしておきたいと思います。
▼青梅高水に関する「過去記事」はこちら。
コース全体のイメージや、各区間の僕のペースも載せているので(あくまで僕のペースです:上位15%ぐらい)、ここはしんどそう、ここは飛ばせそう、などの参考にしていただければと。
<2017年参戦記>




<2016年参戦記>

以下、下記の順番で説明していきます。
変更点① スタート地点が変更
変更点② 関門時間が10分延長
注意点① 手袋が必携です
注意点② 大渋滞を覚悟せよ
その他① エアロビは恥ずかしがらずに参加するべし
朗報① TOAD(Trail Open Air Demo)が同時開催
朗報② ゴール後のオレンジがうますぎる件。ただし…
朗報③ ゼッケンが小さくなった
変更点① スタート地点が変更
スタート地点が、「永山総合グラウンド」に変更になりましたね。去年までは永山総合グラウンドのもう少し先にある「風の子太陽の子広場」でしたが、今年は、「TOAD(これが何かは後述します)」というトレランフェスを同時開催することになり、その関係でスタート会場も変更になったのかと思います。
ま、これは変更になったとはいっても、ほぼ同じような場所なので大勢に影響なしです。
変更点② 関門時間が10分延長
2つ目。30kの部では関門が一つだけあります(15kの部は関門なし)。スタートから10㎞地点の「榎峠」。昨年まではスタート後「90分」が関門時刻でしたが、今年はそれが10分延長されて「スタート後100分」となるようです。
これは大きな変更点かもしれませんね。
去年この大会に参加している人であれば延長された理由がわかるかと思いますが、去年はレース全般に渡って渋滞が頻発したんです。特に序盤は、ただでさえ渋滞するのに、その渋滞が「大渋滞」となってしまい、もろに巻き込まれたランナーは、榎峠の関門に間に合わずあえなく足切りに…。
幸いにも僕はそれほど影響を受けませんでしたが、ボリュームゾーンのランナーはかなりの影響があった模様。
ちなみに”あまり影響を受けなかった”(厳密にいうと、影響を受けたのは最初だけ)僕でも、最初の1㎞は「10:00/㎞」ぐらい掛かっているので、”直撃”した人は、1㎞進むのに15分ぐらい掛かっていたのではないかと思います。
もはやずっとトボトボ歩いてるぐらいのスピードですね。。
あくまで僕の印象ですが、この大会はトレランビギナーの方も多く参加されている印象があるので、「初めてトレランの大会に参加します!」なんて人もいると思うんですよね。
そういう人が、渋滞でトレランの楽しさを享受できないままに、10㎞地点でいきなり関門アウトとなってしまうと悲しいなぁー。。なんてことも去年は思ったりしていました。なので、今年、関門時間が10分変わることで救われる人はけっこう増えるのではないでしょうか^^
これはナイス判断!
話変わりますが、上記を受けて、ひとつだけアドバイスを!
普通のトレランの大会であれば、序盤から飛ばすことは当然ながらおススメしませんが、この大会に限っては、(特に走力に自信のあるランナーは)下記2点をお伝えしておきます!
・スタートは遠慮せずに前に陣取ること
・スタート後はある程度飛ばして渋滞にハマらないようにすること
これ過去の経験からいっても、かなり大きなポイントになるかと思います。
注意点① 手袋が必携です
ゼッケンと一緒に届いた資料をちゃんと確認した人は問題ないと思いますが、「手袋が必携装備」です。(ついでにいうなら「500ml以上の水」も必携。)
水は当然として、手袋も必携ですからね!
すでにかなり暖かくなってきているので、手袋なんて不要でしょ!と思いがちですが、必携は必携です。従いましょう。この大会は運営簡素化のために当日の受付などがないので、必携装備のチェックもないと思いますが、どんな大会であろうと山に入るのは自己責任です。
僕としては「手袋だけでいいの?」ぐらいの感じですが、山に入るときの装備については、しっかりとその大切さを認識して、確実に準備をしましょう。
ザックに突っ込んでおくだけです。
実際、去年の僕の走っているときの格好は「半袖短パンに手袋」でした(笑)見た目のスタイルとしては正直微妙なんですが、走っていても途中から手がかじかんできて手袋を装着しました。あって助かりました。
渋滞によるノロノロ歩きや立ち止まることも考慮すると、手袋はもちろんのこと、体温調節のためのウィンドシェルなんかも確実に持っておいたほうがいいですね。
注意点② 大渋滞を覚悟せよ
すでに述べた通りです。
▼これは去年のスタート時の写真。今年はスタート地点が変わるのでこれは解消されそうですが、いずれにしても参加者は30kの部で1000人、15kの部で1000人です。登山道にはキャパがあるので、どう考えても渋滞します。
「渋滞にハマって関門アウト」というパターンが、もっとも切なく、やるせない結果かと思います笑。当日の開会式でも”渋滞発生の可能性”はアナウンスされると思いますが、ほんとに渋滞するので、それを少しでも回避できるように、もしくは渋滞に巻き込まれてもイライラしない広い心構えをもって、当日のスタートを迎えましょう笑。
備えあれば憂いなし。
これは「心構え」も同じこと(笑)
その他① エアロビは恥ずかしがらずに参加するべし
青梅高水名物なんだと思いますが、スタート前に本格的なエアロビ体操が繰り広げられます。
動きとリズム取りがなかなか難しいのですが、これは人の目を気にせずに、思いっきりワンツーワンツー体を動かすことをオススメします。
多少リズムが取れてなくても問題ありません。誰も見てません。目的は綺麗な動作ではなく、カラダをほぐすことです。
20分ぐらい行うのですが、終わったころには体ぽかぽかです。(真面目にやりすぎるとけっこう疲れるので程ほどに。)
渋滞回避のためにはじめから攻めようと思っている人も、これをしっかりやっておけば、渋滞回避間違いなしです。
朗報① TOAD(Trail Open Air Demo)が同時開催
少し触れましたが、今年からトレランフェスが併催されることになりました。
「Trail Open Air Demo」、略して「TOAD」。
老舗から新興ブランドまで、トレランやアウトドア関連のメーカーが勢揃いする年一のイベント。新製品のお試しや、シューズの試し履きができる他、飲食ブースも出るのでレース後の補給もできて、楽しいイベントです。
僕も去年行きましたが、青梅高水と併催されるのは時間効率からいっても嬉しい限りです。
レースはだいたい3~4時間ぐらいで終わるので、レース→TOAD→温泉、で大満足の一日となりそですね。ちなみに僕の目的は、ワラーチとテントのチェックですかね~♪♪
※TOADは、大会前日の土曜日も含めた2日間の開催です。
朗報② ゴール後のオレンジがうますぎる件。ただし…
僕は毎年これが楽しみなのですが、ゴール後にふるまわれるオレンジがとにかくうまい!!それ以外の言葉が特にないのでもう一度いいますが、とにかくうまい!!笑
▼去年のオレンジ。笑
ただし、です。
例年の状況をみると、全参加者分はなく、途中でだいたい売り切れます。全参加者分はない、というのはおそらくそれは、僕のように食べまくる輩がいるからなのは間違いありませんが、とにかくうますぎて止まらないんです。(単純にオレンジとかみかんが好きだということもありますが)
是非みなさんにもこのオレンジにはありついてほしい!切に願う!(うざい?笑)
朗報③ ゼッケンが小さくなった
毎年参加している者として地味に嬉しいことがひとつ。
今年はゼッケンがちっちゃくなっちゃった!!(喜)
これね。これ地味に嬉しいです。
去年まではこれの一回りサイズが大きくて、パンツにつけようにも煩わしいのなんのって。わざわざ四辺を折り曲げてコンパクトサイズにしてゼッケンをつけている人もいました。
スポンサーもなにもなく「火の用心!」と書かれたこのシュールのゼッケン、初参加の人たちのかっこうのツッコミどころかと思いますが、これが青梅高水なのです。ずっとこれです(笑)
全般通して、あんまり参考にならないですね^^;
とりあえず「渋滞には気を付けましょう」ということです。
参加される皆さん、一緒に楽しみましょー!!

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