GARMIN Fenix5を使いこなすシリーズ第2弾。
第2弾は、ようやく最近使い始めた「心拍アラート機能」です。
まずはじめに
今回の記事、Fenix5を持っている人以外は参考にならないでしょ、と思うかもしれませんが、そんなことはありません。
「心拍アラート機能」は、心拍計測がついている時計であればたいてい付いているので、その該当者に対しては、とりあえず「心拍アラート機能があるなら是非使おう」ということだけ、まずお伝えしておきます。
なぜなら、相応のベネフィットがあるから。
ということで、まずは心拍アラート機能を使用することによる「ベネフィット」を提示しておきます。(「機能」だけ伝えても、それは、ユーザーの声を聞かずに自社の技術に自惚れて市場に見放された日本の大手家電メーカーのようなことになってしまうので笑。モノゴトの評価を決めるのは常にユーザー!!)
心拍アラート活用の「ベネフィット」
「ベネフィット」はズバリこちら。
「脂肪」をエネルギーとして使える体質に変貌できる
つまり、
①長時間動ける体になる(エネルギーは筋肉よりも脂肪に多く蓄えられています)
そして
②痩せられる(脂肪燃焼効率を上げれば痩せます)
①はロングディスタンスレースがメインな方々には必須項目かと。
②は皆の必須項目?ですかね(笑)
今回の記事の主題はあくまで「GARMIN Fenix5」の心拍アラート機能の話なので、メインはその「設定方法」になりますが、心拍トレーニングについて興味のある方は下記記事をご参照あれ。
▼心拍トレーニングといったら「マフェトン理論」
▼雑誌Tarzan編集長、内坂康夫氏のセミナーまとめ。
▼相方ブログ。心拍管理を意識してトレーニングを続けてきた結果が出たようです。
GARMIN Fenix5での「心拍アラート」設定方法
ということで、実際に設定していきましょう。
▼まずは時計画面の状態で左中央を長押し>「設定」
▼「アクティビティ&アプリ」を選択
▼トレイルランやランや登山など、アクティビティ毎にいろいろと設定ができます。今回は通常のランニング時にアラートを効かせたいので「ラン」を選択。
▼「ラン設定」を選択。
▼ようやく発見。「アラート」を選択。
▼「心拍」を選択。今は170bpmが設定されていますが、これを、僕の心拍トレーニングの設定タイムの目安である「155bpm」に設定し直します。(※設定タイムについては、↑の記事をご参照)ちなみに、この155bpmという心拍はめちゃくちゃ楽ちんペースです。心拍トレーニングは、「ゆっくり長く」が基本になりますが、「ゆっくりすぎて逆に辛い」のです(笑)
▼上限と下限の両方設定できます。今回は上限だけ設定します。自分に甘すぎる人は下限も設定しておきましょう(笑)
▼こんな感じの設定画面です。まず10の位。
▼続いて1の位。
▼確定チェック。
▼上限155bpmに設定完了。
▼下限は設定しません。「オフ」!
▼設定完了!
これでランニング中に心拍が155bpmを超えると、都度、音と振動でアラートを出してくれます。
【共有】アラート設定の失敗談
このアラート機能、心拍トレーニングや長距離レースではとても便利なんですが、一つ失敗談があります。
今年2回出たフルマラソンのレースで、なんとなく心拍アラートを設定していたのですが、設定していた上限が「165bpm」でした。そしたら、あっという間に165なんて超えて、レース中ひたすらアラートが鳴りまくる…。
1㎞毎のラップタイムを知らせてくれるアラートと、心拍アラートで微妙に音が違うみたいなんですが、その時は違いもわからず(今もよくわからないw)、時計がうるさいうるさい(笑)
フルマラソンの時は心拍アラートは設定しないほうが無難かもしれません。
ヤマタク(山田琢也)さんが阿蘇ラウンドトレイルを3位でフィニッシュできた理由
つい先日、熊本阿蘇山の周りで開催されたロングレース「阿蘇ラウンドトレイル」。全長109㎞の絶景絶景そして絶景(で、辛いw)、絶対に一度は出たいと思っているレースですが、このレースでトレイルランナーのヤマタクさんが、見事3位でフィニッシュしました。
ヤマタクさん、直前まで全然トレーニングができておらず最長で30㎞しか走っていなかったようです。
それでも3位フィニッシュ。素晴らしい。元々トップアスリートであることを差し引いても、何か秘策でもあったのかなーと、ヤマタクさんのブログを拝見したところ、ずばり今回のレースの作戦が書いてありました。
いわく、
その名も”がんばらない作戦”は、前々からやってみたかったが、なかなか実行に移せなかった革新的な戦法だ。とにかくペースを一定に保つ。ひたすら保つ。追い抜かれようが、女子に負けようが、我慢。誰とも競争しない。
最初からラストスパートを信条とする私にとって、捨て身の作戦と言ってもいい。捨て身なのに頑張らない、がんばらない事をがんばる作戦なのだ。
ペースはいわゆるキロ何分ではなく、最大心拍数の70〜75%、上りでも80%以上には絶対に上げないように、という縛り付きで阿蘇への挑戦は始まった。
とのこと。
乳酸が出ないようにひたすら心拍をコントロールしていたんですね。なるほどなるほど。ロングレースになればなるほど、やっぱり「心拍コントロール」は超重要ですね。
ヤマタクさんも、きっと「心拍アラート」を設定していたはずです。
今回は「ラン」で設定しましたが、今後は「トレラン」のレースでも設定しようと思います。アラート鳴りまくったらどうしよう(笑)
第2弾終わり!
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[…] 【GARMIN Fenix5を使いこなす②】「心拍アラート機能」を活用して脂肪を使え… GARMIN Fenix5を使いこなすシリーズ第2弾。 […]