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【参戦レポート①】九十九里トライアスロン(99T)/ オリンピックディスタンス(2022年9月18日)

九十九里トライアスロン参戦してきました!

先に言っておきますが、今回はただでさえ長文なので冒頭部分はカット!さぁ早速本題へいこう!w

※参戦前に書いた記事はこちら↓「初トラのトラウマ」を書いてますよー。

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目次

【結果報告】2時間47分31秒(74位/539人)

まずは結果報告。どどん!

【リザルト】2時間47分31秒(73位/486人)

でした!無事に完走!やったぜ!

おめでとーありがとー。

各種目の時間と順位はこんな感じ。

<スイム>:33分25秒(S順216位/全体216位)
<T1>:11分30秒(T1順214位)
<バイク>:1時間17分00秒(B順108位/全体139位)
<T2>:3分46秒(T2順224位)
<ラン>:41分50秒(R順24位/全体74位)

うん、思ったより良かった。

目標は「とにもかくにも完走」だったので(トライアスロンの世界では「完トラ」というらしい)、無事に目標達成。

スイムでパニクらずに、バイクで周回間違えずにいけば(今回は1周回だったから間違えようがなかったけど)、そもそも「完トラ(早速使うw)」自体は問題なくいける自信はあったので、まぁほんと「無事に完走できてよかった」というのが率直な感想。

トレランとはこれまた一味違う”雰囲気”と”達成感”を味わうことができました。

完走メダル

ということでここからは回顧録。

タイトルは、「山猿、海へ。」

気の利いたタイトルなにも思い付かず超適当ですw 

第1弾はレーススタート前まで!(今回はレーススタートしませんので悪しからずw)

【回顧録】プロローグ〜レーススタート前まで

プロローグ

8年振りのトライアスロン。一応経験者ではあるものの、初トラは”周回不足による失格(記録なし)”という、初心者でもそう多くはないであろう失態を犯し、いろいろな意味で終了している。なので、ほぼ初心者といって差し支えないだろう。

初トラ以来、その”トラウマ”から逃げるようにその後山にハマり笑、トライアスロンとはまったくの疎遠になっていたが、今年ひょんなことから再び挑戦することになった。そのあたりの経緯は(冒頭にもリンクを貼ったけど)こちらの記事をどうぞ。

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そんな背景をもつ「初心者トライアスリート」の挑戦を、備忘録として書き残そう。

前日まで

もちろん振り返るのはここからだ。トライアスロンはぶっつけ本番でいけるほど甘くはない。まずは当日までの話。

トレーニングを開始したのはレースの約2ヶ月前。というかエントリーしたのが約2ヶ月前。そこから一気にトレーニングを開始した。ま、トレーニングといっても、日常の遊びにスイムとバイクを取り入れただけだけど。

スイム(プール)は、はじめの頃は隔週で、8月以降はほぼ週一で市民プールに通い、誰に習うわけでもなく、ただひたすら泳ぐだけ。一応小学生の頃に2、3年スイミングスクールに通っていたことがあるのでカナヅチではない(バタフライの練習に入ったタイミングで先生が怖くて退会したw)。

この2ヶ月で一応自分なりに”泳ぎ方の試行錯誤”はしていたけれど、基本的にテクニックなんかはそっちのけ。できるだけ本番と同じ距離(1500m)を泳ぐことを意識して、不安払拭に注力。一度だけオーシャンスイムレッスンにも参加。これ参加しておいてよかった。

リージョナルスポーツ主催「逗子オーシャンスイムレッスン」。自分の癖(右にめっちゃ蛇行する)を把握。把握したところであまり修正はできないのだけど、とりあえず収穫。それにしても…足みじかっ!

バイクは、15年モノの愛車「赤FELT」を呼び覚まし(→呼び覚ますのにオーバーホール5万円、関連費用でさらに5万円…)、経済面を圧迫しながらも、金掛けたらやらなきゃもったいない!と貧乏根性働かせ、ロングライドを何本か実施。(久々にバイクに乗ったロングライド一本目が箱根のヒルクライムっていうハードコア系だったのはご愛嬌)

箱根旧街道ヒルクライム
箱根は相方経由のご縁から明らかに強そうなstrava軍団の方々と。
荒川ライド
霞ヶ浦一周ライド

ランはまぁ適当に笑。

今年トライアスロンやることになるなんて夢にも思ってなかったけれど、お陰様でこの夏はアクティビティの幅が広がって、結果楽しみ方も増えたし、うん、挑戦してなんだか良かった気がしている。(今夏、乗鞍岳に登山で行ったのだけど、あそこはバイクでも楽しめる山なので、一粒(一山)で二度おいしい的なね。今後はそんな山の楽しみ方も増えそうだ。トライアスロン挑戦を始めてなかったら、この思考は生まれなかっただろうな)

なんでもやってみるもんです。意味付けなんてあとから自分の都合にいいように(心地いいように)解釈すればどうにでもなる。人生楽しんだモン勝ちだ。

前日

そんなこんなで一気に前日へ。

前日はリージョナルスポーツの主催イベントの運営で早朝から夕方まで横須賀和田長浜海岸で仕事。蒸し暑さと日照りと砂浜歩きと力仕事で予想以上に体力が削られた。レース前日の過ごし方としては、これ以上ないほどにハードw

始発で行動開始して18時過ぎに帰宅後、(さすがに眠くて)一眠りしてから準備開始(まだ準備してなかったんかいというツッコミはさておき)。準備するものは意外と少なく、あっという間に準備完了。トレランのロングレースの方が圧倒的に大変。トライアスリートってけっこうでかいバッグ担いでなかったっけ?あっという間過ぎて逆に不安。

九十九里は当日受付があるので、前日仕事だったこともあり、当日入りを選択。明日は早朝4時半に近くのタイムズカーシェアを予約してある。たまに予約日を一日間違えてた、なんてことをやりかねないので入念に予約状況を再確認。うむ、ちゃんと予約してある。

ちなみに借りたのはホンダのN-BOX。一番安いランクの軽自動車だが、前輪を外した状態でロードバイクが2台入ることはチェック済み。コンパクトなのに素敵。「ニュー ネクストニッポン ノリモノ」のキャッチコピーで軽自動車市場に乗り込んできた輩は伊達じゃないぜ。ありがとう、ホンダ。

準備万端ということでトレランのレース前日同様、「明日はこれで!」の投稿をきちんと済ませw、23時頃就寝。ちょいと寝るの遅くなってしまったな。

明日はこれで!サングラスちゃんと置いてある…

当日出発〜受付〜バイクセッティング

4時起床予定が15分押しで1日スタートw。まぁ元々少し余裕持たせてあるから大丈夫。N-BOXにバイクを積み込み、いざ出発。(この時オークリーのサングラスが家のクッションの下に埋もれていることはまだ誰も知らない…)

会場までは車で約1時間半。トランジションのオープンは7時なので時間的にも比較的余裕。現地に着いたらちょっと寝て、気持ちを入れ替える時間も取れそうだ。心配していた台風の影響もなく、むしろめちゃくちゃ天気いいじゃねぇか。お天道様よ、なんとかこのままもってくれ。

ここまではひとまず順調。

予定通りトランジオープンの30分前に現地に到着し、少しの間仮眠… と思った矢先、ふと「あれ?サングラス持ってきたっけ?」との不安が頭をよぎる…

眠気もぶっ飛び、速攻で荷物を確認するもやはり見当たらず。。あーやっちまった。テンション一気に駄々下がり。ロードバイクにサングラスなしとか、めちゃ素人やん。めちゃダサいやん。俺コンタクトなんだけどめちゃ目乾くやん。

藁にもすがる想いで相方に「受付会場に物販あるかな…?」と聞くも「ないんじゃない」とバッサリ。もうちょっと寄り添ってーー!笑 まぁ仕方ない。相方は相方で緊張しているようだ。

とりあえず気分はズーーンとなったまま、そこから15分、どちらにせよレースはもうすぐ始まってしまうので体のために”仮眠という名のふて寝”開始。

ふて寝から目覚めて、「まぁ仕方なし!自分が悪い!」と諦めモードのまま受付会場へ。で!そしたら!受付会場に物販エリア発見…!おー、神よ仏よありがとう。(…って普通あるよなこの規模の大会ならw)

物販エリアに突入し一瞬目に飛び込んで来たのは、ノーズパッドがない”あの話題の”サングラス。いや、しかし待て。そんな高いのはさすがに買えない。悲しいかな、ただでさえ税金の支払いに追われて今はリアル金欠なのだ。

ということで、”おもちゃのサングラス”はないかと探したら……あった!2500円!安い!フレームには「premier」って入ってて、なおさらちゃっちく見えるじゃねーかww まぁでも必要十分。モーマンタイ。購入。

2500円也

テンションの浮き沈みで若干の精神疲労を感じつつもw、なんとか無事にサングラスを手に入れて意気揚々とトランジションへ。トランジションでは見るからに高そうなバイクがズラリ。ここのバイク全部合わせたらいくらになるんだろ、なんてことを考えながら指定の位置にバイクをセット。

高そうなバイクがズラリ
見よう見まねでバイクセット完了
その後トライアスロン経験豊富な知人にゼッケンはこうしておいたほうがバイク探しやすいよ、とアドバイスを受け修正。うん、間違いない。(でも結局トランジで迷ったw)

【番外編】相方とのガチ勝負

レースレポートは第2弾の次の記事に譲るが、そちらに入る前にこのことに触れておかねばならない。

そう、相方とのガチンコ勝負の件。

いや、僕は全然戦う気なんてなかった。だって目標は、「無事に完走すること」。それ以上でもそれ以下でもない。まずは記録が欲しい。ただそれだけ。

…だったのだが、一方相方は(勝手に)闘志をメラメラと燃やしているではないか。レースが近づくにつれて、なんだか「勝算」も持ち始めている。完全に目が炎になっている。これは…本気で勝ちにきている…!

こんな感じで一方的に「挑戦状」を叩きつけられたわけだが、挑まれた勝負には受けて立つ。それが「漢(オトコ)」というものではなかろうか。全身全霊でかかってきやがれ。叩きのめすのみじゃ!

(以下本音)

体力ぐらいしか取り柄がない僕にとって、スポーツにおいても負けようものなら、ただでさえ高くはない家庭内ヒエラルキーが、一気に底辺にまで陥ってしまうわけで、なんとしてもそれだけは避けたい。避けなければならない。今後の自分の生活の”バランス”が懸かっている。文字通りこれは”死守”せねばならない。死んでも守るのだ。「死んでも守る」なんてどこかのラブストーリーのようだが、もちろん守るのは「己のプライド」。ちっさな話だ。

ちなみに客観的にみて、相方はスイムで圧倒的にアドバンテージがあり(学生時代競泳選手)、3種目トータルだと普通に接戦になるな、と僕自身も以下のような見立てを踏んでいた。決して余裕はない。

ランはガンガン追い上げられるはずだが、それは3種目目。しかも距離は10km。追い上げられるといっても限度があろう。バイクは正直そこまで大差はなし。何度かロングライドに行った際、フラットなところでは余裕で平均30km以上で踏めているのを見ている。ただ競技時間としてはバイクが一番長いので、ここはとにかく踏んで踏んでプッシュするのみ。

あ、一つだけ勝機があった。それは…そう、「向かい風」。向かい風になった際のメンタルは僕の方が強いので(相方はとにかく風に弱い)、台風の影響で強風が吹き荒れてくれたほうが僕にとっては追い風だ(向かい風だけど追い風)。

あとはいかにスイムで離されないかだが、こればっかりは勝負云々のレベルにないため、とにかく無事に完泳するしかない。10分以上離されたら正直挽回できるか危うい…。

と、マジで勝てるかどうか微妙な状況。これは接戦が予想される。夫婦ガチンコ対決、結果やいかに…

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