【メディア掲載】「ランナーズ12月号」(10月22日発売)

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今日は一つご報告。

ありがたいことに僕たち山猿夫婦、雑誌「ランナーズ」に"ランバカ夫婦"としてちょろっと掲載していただきました!ありがたや~。ご縁に感謝です。

本当は8月下旬発売号に掲載される予定で当初お話をいただき、夏真っ盛りの(いや、今年はまだ梅雨だったかw)8月頭には相方と一緒に取材を受けていました。自宅近くの隅田川でランニング風景の写真撮ったり。その後、事情により掲載がずれ、今回の12月号への掲載と相成りました。

もともと見開き2ページの予定だったのが1ページに縮小されたり(残念)、もともと僕の手記も載る予定だったのが全文カットされたり(超残念)、墨田川で撮影したランニング風景も最終的に使われなかったり、雑誌の編集って大変なんだなーと。まぁ掲載時期がずれると、誌面のトーンも発売時期の季節に合わせていかないといけなかったりいろいろ調整入りますもんね。致し方なし。

でも今回の手記はさすがにランナーズに掲載されるとあって僕にとっては短すぎる文字制限ながら、けっこう気合いいれて書いたんですよね。だから是非載ってほしかったんですが、夢破れたりなので山猿日誌に全文公開しようと思います(笑)自分のメディアを持っていてよかった。

ちなみにランナーズの掲載内容は書店にてご確認くださいまし。

手記全文公開

ということで、日の目を見ることのなかった手記全文。

編集者からのオーダーは「2人で出たレースで思い出深いものを振り返ってほしい」とのことだったので、去年相方が女子総合2位になった「会津-那須越県ロングトレイル」について書いた内容。

最初一気に書いたときはこの1.5倍ぐらいのボリュームになっていたんですが、そこから削って削ってスマートに仕上げました(笑)


僕たちが過去に一緒に走ったロングレースの中で思い出深いレースがある。

昨年9月に開催された「会津那須越県ロングトレイル(92㎞)」だ。初開催で事前情報も少なく”得体の知れないレース”として「これはやばそう」というのが下馬評。参加者は約100名でうち女子は17名のみ。完走も正直危ういと思っていたのに、まさかあんな結末が待っていようとは。

紙面の関係上、52㎞地点に一気に話を進める。このレースで唯一の「給食エイド」での話。スタートから11時間が経過した午前7時、ようやくエイドが近づいてきた。少しゆっくりできるな…と思っていた矢先、エイド手前にいた誘導の人がこんな言葉を投げかけてきた。

「女子3位ですよ!」(本当は5位だったのだけど)

この言葉を聞いて、相方の負けず嫌いの魂に一気に火がついた。当初20分を予定していたエイド滞在は15分に短縮され(僕は突然の予定変更に気持ちが追いつかず30分休憩・笑)、レース後半に突入。レース後半には1100mの一気登りがある三倉山が待ち受けている。ここまですでに大きな山を3つ超えてきており、このラスボスの存在感は強烈だ。しかし、僕はここで鳥肌モノの光景を目にすることになった。

この登り区間で相方がなんと「女子総合2位」に躍り出た。そう、3人をこのきつい区間でパスしたのだ。僕はそれを後方から「かっけぇ…」と恍惚として見ていた。

一つ面白いエピソードがある。実は三倉山の登りの途中で僕は立派な「シカの角」を見つけた。これは相方の大好物である。以前から家に飾りたいと言っていたほど。僕はすかさず「シカの角発見!」と報告を入れた。しかし返ってきた言葉は「要らん!」。しかも即答。もはやシカの角も僕のことも彼女の頭の中にはないようだ。それ以降、余計な言葉は掛けずに後ろから見守ることに徹したのは言うまでもない。(途中、すれ違ったマーシャルに「すぐ後ろに女子3位がいるから立ち話をして時間を稼いでくれ」と”秘密のお願い”をしたのはここだけの話だ)

こんなささやかなサポートをしながら、スタートから20時間22分、盛大なMCに迎えられながら、女子総合2位を死守したまま僕たちはフィニッシュゲートをくぐった。おこぼれ的に「最強夫婦」の称号も頂戴し、その称号に甘えて僕も便乗してお立ち台に上がらせてもらった。相方には改めて「おめでとう」と言いたい。…が、同時に「負けてられん!」という感情が沸々とこみ上げる。いつもこうして刺激をもらっている。


※会津那須越県トレイルの詳細レースレポはこちら。今年はコロナで開催されなかったけど、ぜひまた出たいレースの一つです。