既に一度SNS投稿済みですが、先日の勝田マラソンの結果報告です。
▼前回の記事(前日編)はこちら
勝田マラソン「結果」
どどん!
グロス:3時間26分16秒
ネット:3時間21分54秒
目標としていたサブ3.5切りを無事達成しましたー!やほーい!
申告タイムを過去PBのギリサブ4のタイムで出したら(出したらというかそうするほかないんですが)、なんとEグループからのスタート。レベル高いんですね、勝田って。なので、スタートゲートくぐるまでに4分半ぐらい掛かっちゃいましたが、グロスでもなんとかサブ3.5達成できました。
フルマラソンに向けてものすごくトレーニングしたかというと、正直してないんですが笑、これはマジでトレランのおかげです。だって前回のフルマラソンから継続してやっていることって、トレランしかないので^^;
僕にとってのトレランは、大会だろうがプライベートだろうが「すべて遊び」なんですが、文字通り、この3~4年「山で遊んでいた結果」が今回の結果に結びつきました。
遊んでたら結果もついてくるって最高ですね(笑)
レース振り返り(序盤・中盤・終盤)
レースを序盤(1-15㎞)、中盤(15-30㎞)、終盤(30-42㎞)に分けて振り返ってみます。
…の前に、まずは前日に立てた超適当に立てた作戦をおさらい。
①号砲後は焦らずにジワジワ追い上げ(作戦名「じゅもんつかうな」)
②追いついても慌てずに抑えて並走をキープし(作戦名「いのちだいじに」)
③35km地点でまだ元気ならラストスパート(作戦名「ガンガンいこうぜ」)
思いつき 且つ ふざけて立てた作戦にしては、けっこう効果がありまして、レース中は、序盤・中盤・終盤と、各場面において、”作戦名”を頭の中で繰り返している自分がいました(笑)わかりやすくてシンプルなキーワードはすぐに頭に浮かんでくるので、けっこう悪くないかも。
今回の作戦を忠実になぞったように、レースペースも展開しました。
序盤(1-15㎞)
スタート後1㎞はどうしようもありませんでしたが、その後、体が温まる8㎞ぐらいまでは、5:00/㎞ペース。ただ、これだとスタートで出遅れた分のビハインドを取り戻せないので、グロスでもサブ3.5が達成できるところまで巻き返すために、9㎞以降で少しペースアップ(4:40~4:50/㎞ぐらい)。でも、あくまで少しだけです。
作戦名は「じゅもんつかうな」。飛び道具は使いません(とうか、そんなものはマラソンにはありません)。無理せず、少しずつ。じわじわと追い上げ開始。
ちなみにこの週末はめちゃくちゃ寒くて、スタート時の気温はおそらく5℃以下。レース序盤は太陽も出ていて思ったよりも暖かかったのですが、後半になるにつれてどんどん寒くなる展開…。終盤には雪が…。
ウェアは以下で臨みました。
ロングタイツ・ランパン・半袖インナー・半袖ランシャツ・アームカバー・グローブ・キャップ・サングラス
はじめ、ウィンドシェルを着ようと思っていましたが、直前で「不要!」と判断。正解でした。トレランと違ってマラソンは”走り続ける”ので、レース中に体温がめちゃくちゃ下がるということはあまりないんですよね。(雨天の場合は別ですが)
レース中盤(16-30㎞)
確か18㎞前後で、グロスでサブ3.5のペースに追いつきました。ペーサーがいればそこからしばらくはペーサーに並走しながらいこうかと考えていましたが、残念ながらこの大会はペーサーがいなかったんですよね…
いずれにしろ、ここで一旦サブ3.5ペースの5:00/㎞まで落とすことも考えましたが、いい感じで気持ちよく走れていたのと、周りのランナーの流れも5:00/㎞よりは速いペースだったのでそれに合わせて、4:45/㎞ペースを目標に、スピードを維持。でも頭の中は基本「いのちだいじに」。
補給は基本持参したジェルです。エイドももちろん活用しましたが、エイドでの補給はどうしてもペースが乱れるので、極力水分補給のみ(相変わらず水分補給はヘタ)。
ただ、持参したジェルが3つだったので、さすがにそれだけではエネルギーが足りず、途中何度か固形物をエイドで摂取しました。あとは沿道の応援の方のチョコ。ありがたし。
ジェルは12・24・36㎞で補給しました、もう少しジェル持ってくればよかったな。
レース終盤(31-42㎞)
30㎞に差し掛かる頃にはけっこうタイムに貯金ができていて、サブ3.5がかなり現実的にみえていきていました。そしてありがたいことに、身体的にも「まだいける」という感覚があったので、どうせなら「ギリギリのサブ3.5より、余裕のサブ3.5のほうがカッコいいよな」という欲がでてきて笑、残り10㎞地点から少しペースアップ。
正直最後まで持つかわかりませんでしたが、ここからは頭の中を「残り〇キロ」と”カウントダウン方式”に切り替え。カウントダウンに切り替えると元気出てくるんですよね。「あー終わりが近づいてきた~!」って。単純です(笑)
ちなみに僕は、自分自身を「粘り強い(=ラストスパート粘れる)」と思っている節がいまだにあります。というのは、学生時代持久力にはけっこう自信があったので、それを”いまだに”引きずっているだけなのですが、その「錆びついた自信」が”いまだ”に忘れられずにいるのです。
しかし、残念ながら体というものは正直で、たいしてトレーニングもしていないのにラストスパートが長くもつわけもなく、最近は、「ラストスパートといったらラスト500m」という、ほんとーの最後で仕掛けるというビビリよう(笑)
が、しかし。
タイム表をみれば一目瞭然。今回は「ガンガンいこうぜ(=ラストスパート)」を残り5キロ地点で発動!
終盤に入り、ほぼほぼサブ3.5切りは確信できたので、ここまできたら「どこまでいけるかいってみよう」と一か八かの賭けに出ました。
案の定ラストスパートは最後までもたず、徐々にペースが落ち、ラスト1㎞は5分台に突入してしまいましたが笑、まぁペースが落ちたとはいえ、終盤で上げれたということを評価してあげようと思います。
5㎞ごとのラップタイムをみてみる
再び記録証。「終盤で上げれた証拠」をしっかり示しておこう(笑)
1-5㎞ 30分1秒
5-10㎞ 24分31秒
10-15㎞ 23分37秒
15-20㎞ 24分16秒
20-25㎞ 23分53秒
25-30㎞ 24分02秒
30-35㎞ 23分42秒
35-40㎞ 22分36秒
25㎞以降、5㎞毎に見事に上がってますね!いやー誇らしい!笑
こういうの「ネガティブスプリット」っていうらしいです。ネガティブってついてますが、ネガティブな言葉ではありません。レースペースを前半抑え後半でペースアップを狙う走法のこと。逆に、前半から記録を狙って突っ込んでいく走法は、「ポジティブスプリット」というそう。
どっちが良い悪いというものではないと思いますが、ネガティブスプリットのほうが好成績が出やすい、ということはあるみたいです。まぁ、前半突っ込み過ぎて後半息も絶え絶えでゴールするより、後半ペースアップできて爽快にゴールしたほうが、間違いなく「楽しい記憶」にはなりますよね(笑)あえてネガティブスプリットのデメリットをひとつ挙げるなら、「前半抑えすぎて後半は上げれたけど不完全燃焼」のパターンですかね。
とりあえず僕は今回楽しかったです^^(終盤に雪降ってきて、さすがに寒かったですが…)
まとめ
3年振りのフルマラソン、なかなか楽しかったです。
冒頭にも書きましたが、これは間違いなくトレイルランニングのおかげです。3年前のフルマラソンがいろんな意味でしょぼすぎたので、さすがにPB更新には自信があったし、昨年前半に走ったハーフマラソンでなんとびっくりサブ1.5を叩き出していたので笑、サブ3.5もかなり現実的な目標として捉えていました。
で、今回の記録。
嬉しいけど、ちょっと出来すぎですね^^;
次の目標はサブ3.15ですが、その先のサブ3もなんだか夢ではなくなってきた…?(いや、これはマジなめたらアカンやつですね笑)
まとめ、うっすいですが、エネルギー切れのため、唐突に終了しますm(_ _)m
とりあえず、次は来月の静岡マラソンです。
調子に乗って目標は「サブ3.15」!!これは正直自信なし!!
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