先週末の「灼熱の静岡」から5日が経ちました。
灼熱というよりは「突然暑くなったことに体が慣れていない」という意味合いですが、とにかくフルマラソンやるにはあまりよろしくないコンディションだったことは間違いない…
靴擦れとハムストリングのダメージもようやく回復してきて、不自由のない日常生活を取り戻しております。(明日は玉川上水ラン30kを予定!笑)
すでにご報告のとおり、皆さまの応援のお陰もあり、今回の静岡では、目標としていた「サブ3.15」をなんとか達成することができました!感謝!
ありがとーございます、ほんとーにありがとーございますm(_ _)m
記念すべき大会なのでしっかりと振り返りをしておこうと思います。今回は、約1か月前に参戦しサブ3.5を達成した「勝田全国マラソン」の結果との比較もしながら振り返ります。
あ、まずは静岡マラソン前日のソワソワした落ち着きのない記事はこちらをどうぞw
まずは結果をご報告
じゃじゃん!!
ネット:3時間12分15秒
グロス:3時間14分11秒
でございました!
いぇ~い♪♪
暑さのせいなのか(当日の最高気温20度ぐらい)、単純にトレーニング不足のせいなのか、後半ペースをあげようにも、元々のペースがけっこう自分なりに頑張っているわけで笑、思うように上がらず後半はほんとにきつかったです。。
後述しますが、本来ラストスパートをかけるはずのラスト2㎞のガタ落ちっぷりが半端ないです笑。終盤は腕も痺れだして、「あ、明らかに、今オレ、empty…」な状況に陥りました^^;
それなりに走力には自信があるほうですが、正直今回のサブ3.15という目標は、今の走力だといけるかどうか微妙にわからない「チャレンジ」だったので、それを達成できたことは素直に嬉しいです。
なんとかなるもんですね。
「あ、俺まだけっこういけんじゃん。」
と思いました(笑)
つらかったけど。
こうなると「いずれはサブ3・・・??」という想いが芽生えなくもないですが、いやいやいや、僕はもう、一旦山に帰るのでフルマラソンのことは考えません。
でも、山に帰るとか言っておきながら、来月「富士五湖118k」という、山の麓をひた走る初のウルトラチャレンジが控えており、相当ビビってます。
これはフルマラソンとはまた別の世界だろうな。。
結果詳細(5㎞毎ラップタイム)
5㎞ごとのラップタイムは以下のとおりでした。
いやー頑張ったでしょこれ(笑)もうね、自分で自分を労いますよ。よくがんばったぞ、俺。。
でもご覧のとおり、25㎞過ぎから徐々にペースダウンしているのが明白…^^;
25-30㎞ 22:49
30-35㎞ 22:59
35-40㎞ 23:39
40-Finish 10:00
一応ネガティブスプリットを狙ってはいたんですが、中盤まで少し突っ込み過ぎたこともあって、後半はまったく余力がありませんでした。
「ゴールまであと2㎞!」の標示や応援がけっこうな距離に渡って変わらず繰り返される「マラソンあるある」で身も心も打たれて、延々に縮まらない「ラスト2km」は完全に力尽きていました。
ゴールまであと1㎞!ゴールまであと500m!とゴールが近づいてきても、まったくペース上がらず、息も絶え絶えにフィニッシュしました^^;
ゴール後は負荷のかかっていた股関節回りがツリまくり、悶絶祭り(笑)(腸脛が痛まなかったのは成長)
いやー、久々に本気で頑張りました。なかなか痺れる展開の楽しいレースでした。
5㎞ラップタイム(勝田との比較)
次にサブ3.5の勝田との比較です。
<勝田>
<静岡>
わかりづらいので並べて比較してみます。
左から 距離/勝田/静岡
01-05㎞ 30分01秒 23分07秒
05-10㎞ 24分31秒 22分30秒
10-15㎞ 23分37秒 22分23秒
15-20㎞ 24分16秒 22分17秒
20-25㎞ 23分53秒 22分31秒
25-30㎞ 24分02秒 22分49秒
30-35㎞ 23分42秒 22分59秒
35-40㎞ 22分36秒 23分39秒
FINISH 09分38秒 10分00秒
勝田は綺麗にネガティブスプリットができましたが、静岡はご覧のとおり後半失速。ネガティブスプリットで終われるとレースも「楽しい」のですが、後半失速パターンだとやはり「苦しい」ですね…。当然か。
参考までに1㎞ごとのラップタイムも記録用に載せておきます。
<勝田>
<静岡>
静岡のラップタイムを見ると、やはり明らかにオーバーペースですね。平均4:37/㎞でいいのに、4:20/㎞台がほとんど。これは後半そりゃ失速しますわ。。
走行データの比較
上記のラップタイムの比較からは、別にたいして読み取れることはなく「あ~勝田よりも頑張ったんだね」だけなんですが笑、「何がペースアップの要因だったのか」「何がどれだけ変わっていたか」あたりを比較してみたいと思います。
<勝田>
<静岡>
下記でいくつかの項目をピックアップして比較しますが、結論からいうと、「何がペースアップの要因だったか」の解としては、「ピッチ」と「ストライド」ですね。まぁ、当然か(笑)
でも今回伝えたいのはそんなわかりきったことではないのです!詳しくはそのまま読み続けよ!笑
左から 比較項目/勝田/静岡
平均ピッチ 185spm 186spm
最高ピッチ 192spm 194spm
ストライド 1.13m 1.19m
平均スピード 12.5m 13.3m
高度上昇量 186m 100m
上記から言えることは4つ。(主に伝えたいのは3つ)
一目瞭然ですが、
①ピッチが ”若干” 上がった
②ストライドが ”若干” 伸びた
②平均スピードが ”若干” 上がった
③静岡のほうが高度上昇量が少なかった(=フラットでスピードコースだった⇒スピードが出やすい)
ピッチについては、ほぼ同じです。はい、すみません。でも「若干」上がってます。ストライドについても、一歩当たり「6㎝」伸びてますが、これを「たった6㎝」と思うなかれ。
この日のiPhoneによる一日の歩数の記録は「49,645歩」でした。これは終日の記録なので仮にマラソン以外の歩数を4,000歩超として、キリよく「45,000歩」とした場合、
6㎝ × 45,000歩 = 270,000㎝ = 2,700m = 「2.7㎞」 !!!
1歩あたり6㎝伸びたたけで、同じ歩数であっても2.7㎞も先の地点にいけるわけです。これは大きい!今回伝えたかったのはココ!!笑
タイム短縮の理由は他にもいくつかあるので一概にはいえませんが、この比較をしてみて、前回の勝田からネットで約10分縮まったのもなんとなく合点がいきました。
フルマラソンがいかに「チリツモ」の世界かがわかりますね。
僕の主戦場であるトレランは、そもそも走り方がロードと全然違うので、トレランばかりやっているとストライドが狭くなってしまうのですが、最近ぼちぼち始めた「スピード練習」をしっかり行ってストライドを伸ばしていけば、まだタイム短縮はできそうな気がします。
サブ3への鍵はそこかもしれない、うん。
ちなみに実業団ランナーなんかは、ストライドが自分の身長ぐらいになるそうです。つまり僕の場合だと、1.7m!!あと50㎝って…大股ジャンプですやん。
以上で報告&分析終わり。
ちなみに相方は目標のサブ4は切れなかったけど、前回の勝田より10分PB更新!めでたいめでたい。レース後は悔しさのあまり?泣いていましたが、課題も見つかったようで次に繋がることでしょう。
▼相方のレポートはこちら
次戦は、4月頭の青梅高水トレラン!ようやく山!早く走りたい!
そしてその次は「富士五湖ウルトラ」であります!何を血迷ったか100㎞ではなく、最長カテゴリーの118㎞にエントリー!
どんな世界が待っているのか。
楽しみです。
コメント
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