【UTMF完走の鍵】トレイルランナー的「足のマメ」対策(その①)

2019年3月22日

LINEで送る
[`evernote` not found]

UTMFの100マイルの旅がいよいよ1ヶ月半後に迫ってきた。

ロードレースも終わり、完全にUTMF一本に集中できる状況になったので、ここからレースまではとにかく「UTMFをいかにストロングフィニッシュするか」という観点で、いくつかのテーマを取り上げながらブログを書いていこうと思っている。

別に100マイルレースを目指していなくても、役に立つ内容が米粒ほどはあると思うので、ランナーさんはお付き合いいただければこれ幸い。

 

ちなみに前回書いた「ランニングフォーム」も、僕にとっては「UTMFをストロングフィニッシュする」ための試行錯誤以外のなにものでもないので、再掲しておく。

【ランニングフォーム談義①】わかってしまったかもしれない!「内転を使った走り方」への試行錯誤と現在地。

【ランニングフォーム談義②】わかってしまったかもしれない!「内転を使った走り方」への試行錯誤と現在地。

 

 

今回は、ランナーであれば誰しも一度は悩まされたことがあるであろう「足のマメ」について。

こいつはほんとに「UTMF完走の鍵」だと思っている。むしろこれを対策せずに「UTMF完走はありえない」ぐらいの勢いだ。なので、いずれ自分でとことん調べてまとめようと思っていたテーマである。

専門家ではないので「マメの知識(というかマメの原因となる「摩擦」の知識)」についてはさらっと流すとして(読んだのだが、数式が出てきた時点で詳細理解は断念)、これまで自分が山を走り、FTR100㎞や上州武尊129㎞などのロングレースも完走した経験から逆算して、「どんな対策をすべきか」を自分への戒めも込めて、まとめていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

「マメ」の基礎知識

 

まずは「マメ」の基礎知識。マメ故に「豆知識」と書きたいが、豆知識というよりは基礎知識なのでぐっと堪えて。さぁ、行かん。

 

以下、マメについてwiki先生より抜粋。

「肉刺(まめ)」は、「手や足にできる水疱(水ぶくれ)で、医学的には外傷性水疱(がいしょうせいすいほう)とも呼ばれている。皮膚に摩擦などの機械的刺激が加わることで生じる水疱のこと。靴ずれも同じ原理で生じる。履物の摩擦や荒仕事、激しい運動などで起こる。

とのこと。

マメを漢字で書くと「肉刺」になるという点を除き目新しい内容はないんだが、この「マメを漢字で書くと肉刺」って、これめっちゃマメに関する「豆知識」なんじゃないか。

肉刺豆知識。中華料理屋のメニューいっちょ完成。

話が逸れたが、まじめな話に戻すと、上記に「靴ずれ」とあるように、マメを対策する上でのキーワードは「擦れ」つまり「摩擦」である。まずはこの「摩擦」についてもう少し調べてみた。

 

以下、再びwiki先生より抜粋。

摩擦(まさつ:friction)とは、固体表面が互いに接しているとき、それらの間に相対運動を妨げる力(摩擦力)がはたらく現象をいう。物体が相対的に静止している場合の静止摩擦と、運動を行っている場合の動摩擦に分けられる。多くの状況では、摩擦力の強さは接触面の面積や運動速度によらず、荷重のみで決まる。この経験則はアモントン=クーロンの法則と呼ばれ、初等的な物理教育の一部となっている

 

…といった難解なテンションで、このあと100倍ぐらいの情報量が並んでいたので、詳細理解を諦めた経緯は冒頭書いたとおり。

”対策の肝”となるであろう”摩擦力を決める要素”はいろいろとあるようだが、超シロート的に「運動と摩擦」という観点からキーワードをかいつまんでみると、関わってきそうなのは「摩擦係数」という言葉。

ここも同様に難解な内容が続いているのだが、

・摩擦係数は物質の組み合わせによってゼロに近い値から1を超える値にまでなる。

・摩擦係数は温度湿度、滑り速度雰囲気、待機時間など、系に特有の変数に依存する。また物質界面の形状的な特性、すなわち表面粗さの影響も受ける。

といったあたりが大事なポイント(な気がする)。

 

つまり「触れ合う物体同士の表面の性質」や「物体が置かれている環境」、(それと言及されていないが「荷重」など)、によって、摩擦係数が変わってくるよ、という話。

運動においては、「摩擦を回避する」のは不可能なので、「摩擦を軽減する(=摩擦係数を減らす)」ことを考えていく必要がある。

 

ここまでが、肉刺豆知識と摩擦係数の基礎知識(漢字多め)。

次に、対策云々の前に、「マメ」ができるとどんな状態になるか、と僕自身のマメにまつわる経験談を書いておく。

 

 

「マメ」ができるとどうなるか

 

これに関しては「痛い」のは当然として、その「痛み」がもたらすリスクを2つ。

  1. 痛すぎてメンタルが折れる
  2. 痛みを庇ってフォームが崩れ、他の部位が痛み出す

 

なんだよそんなことかよ、と思わずに。

さらにここからの認識が大事。

僕の認識では、①と②は負のスパイラルとなって、最終的にDNFに追いやるだけのパワーを持っていると思っている。これを強く認識しておく必要がある。まさに「心身ともにボロボロな状態」にまで、”マメ野郎”は自分を追い込む可能性がおおいにあるということだ。

この認識が薄いと、そもそも「マメ対策をせねば」なんてことすら思い浮かばずに、なんとなくレースに臨んでしまいそうだが、「マメがもたらすリスク」はめちゃくちゃ破壊力があると思っている。

僕自身はマメが原因でDNFをしたことはまだないが、マメをきっかけに歩くことすら困難になる… のような図は容易に想像ができるし、そんなきっかけとなり得る「マメ対策」は超重要必須対策項目という認識を持っている。

 

マメにまつわる経験談

 

僕自身のランの歴史においても、当然ながらこの「マメ」に悩まされたことが多々ある。戒めの意味も込めて、2つ挙げておく。

いつぞやのハーフマラソン

レース後足裏の一部が3㎝四方でベロン状態。想像しただけで痛い。

このときはレース途中から足裏が灼けるように熱くなっていた。今思えばこれは「摩擦熱」が発生していたということ。

原因はレース当日にぶっつけ本番で試したソックスに滑り止め用のイボイボが付いていたことと、当日セレクトしたシューズが、あろうことかスピードレースには不向きなもの(=スピードを出して走ると靴のなかで微妙にズレる)であったこと。

一歩蹴り出すごとに微妙に足裏とシューズがズレ、且つ、その間には「イボイボ」が存在していたわけである。冷静と情熱の間に何があったかは僕は知らないが(かつて映画は観た)、足裏とシューズの間には「イボイボ」があった。

「スピードレース」という「摩擦係数」が上がりそうな状況に対して、この2つの原因が僕の軟弱な足裏の皮膚では対応できなかったということ。(と分析している)

たかだか21㎞だったので足裏の「異常な熱さ」に違和感を感じつつも、スピードを落とすことなく最後まで走り切った。…が、その後重度の歩行難民となったことは言うまでもない。

 

いつぞやのトレイルレース

特定のレースでの経験談ということではないのだが、トレラン初心者だったころはよくマメができていた。

山の走り方を知らなかったので(”マナー”とかではなく純粋な”スキル”のこと)、走り方が「力任せで粗かった」。

トレラン始めた頃は、山を駆け回るのがただただ楽しくて、うっほーい!と叫びながら(これは心の声)、喜び全開で山を駆け下りていた。(こう書くと、本当に「猿」以外のなにものでもない)

加えて、「走っている最中の細かなメンテナンス(小石が入ったら早めに除去するとか)」を疎かにしていた(というか当時はそういう意識が自分自身にあまりなかった)。

そんな感じで「雑に走っていた」ことで、足の至るところの「摩擦係数」が高かったのだろう。ゆるランならともかくレースともなると、だいたいどこかにマメができていた。

最近は、お陰様で経験値が上がり「山の走り方」のスキルが以前に比べて向上しているので、昔ほどはマメができなくなった(でも今でもたまにできる)。

 

いずれの経験も、先に述べた「マメがもたらす破壊力」の影響を存分に受けた記憶がある。

レース中(特にトレラン)に「もう無理だ…」と弱気になるし、レース後しばらくの歩行困難に加え、なにより、極楽のはずのレース後の温泉が”地獄温泉”に変わるというあの悲しさ(悲しいというより単純に痛すぎて引く)は、できればあまり味わいたくない。

 

 

 

ということで、第一弾は一旦ここまで。

次回その②は、実際の「マメ対策」を自分の経験と照らし合わせながらまとめていく。

 

▼次回紹介するけど僕の愛用品。

LINEで送る
[`evernote` not found]