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【参戦レポート】OMM JAPAN 2022 OKUMINO(岐阜/奥美濃)「ストレートA 」(2022年11月12・13日)

今年も行ってきたぜ、「O・M・M」!

マラソン、トレランともまったく異なる”別種目”として、僕の中では「圧倒的唯一無二」であり続けているわけだけど、今回も期待に違わず楽しませてもらった。

毎回テレイン(フィールド)が異なるっていうのはもちろんあるが、「地図読み」の世界ってのがやっぱり深くて、全然飽きない。いまだに「ちょっとかじったぐらいのレベル感」つまり「まだまだ入り口」でしかない気がしているぐらいだ。

そんなこんなで楽しみにしていたOMM。

今年の開催エリアは「岐阜/奥美濃」

行ったことのない山域ってこともあるけど、”奥”ってついてる時点でなんだかヤバい。去年は富士の樹海を彷徨わせてもらって、それはそれでだいぶヤバかったけど、今年もヤバそうな雰囲気をバシバシ感じるテレインだ。

OMMからのこの「キミに今回のテレインを攻略できるかな〜?」というニヤニヤしながら突きつけてくる挑戦状……悪くない。


それでは、今年のOMMの世界はどんなものだったか、結果とともに振り返ろう。

目次

OMMとは

これは毎年書いてる内容なので、去年の記事からそのまま拝借。

OMM(Original Mountain Marathon)はイギリス発祥の山岳オリエンテーリングで、日本では2014年に始まった。先述の通り毎年開催エリアが異なり、今年で8回目の開催。競技は丸々2日間をかけて行われ、2日間分の衣食住を背負って丸2日”山と対峙する”。

競技エリア内にCP(通称:コントロール)と呼ばれるポイントが散りばめられていて、それらを決められた順番通りに回る「ストレート(いわゆるオリエンテーリング)」と、自分たちで回り方を決める「スコア(いわゆるロゲイニング)」の2つのカテゴリーがある。

よくあるフォトロゲなんかと違うのは、ガチで”地図読み”をさせられるという点。

読図ができないとOMMでは戦えない。戦えないというか、フィールドが山、且つCPの設置場所はトレイル上にないことがほとんどなので、安易な挑戦は普通に遭難や滑落など”山でのリスク”が伴う。(もちろん初心者でも楽しめるようなカテゴリーはあるし、興味ある人は是非挑戦してほしいのだけど)

ほんとよくできた競技だわ。

OMMがなかったら地図読みの世界なんて触れることもなかったので、この世界を教えてくれてありがとう、という感謝しかない。

感謝の理由は主に2つあって、一つは単純に「地図読みの面白さ」を知れたということ。

もう一つは、地図読みが曲がりなりにもできるようになったことで「山で行動するにあたっての安心感」がめちゃくちゃ高まったということ。

例えば、スマホの画面で山地図を見るときも、以前はわかりやすく表示されているルートと現在地しか見ていなくて、あくまで「現在地確認」のツールでしかなかったのだが、今は等高線の詰まり具合をみて、「このあとのコースはこんな感じだな」とあらかじめ想像できるようになったし、最悪コースから外れてもこの地形だとこんな感じだろう、という推測ができるようになってきたのだ。

OMMは「本当の山力」が求められる競技だが、それを毎年試されているうちに、少しづつではあるがまさにそれ(=本当の山力)が身についてきている気がする。ありがとうOMM。

【バディー】レンさん(昨年に引き続き2回目)

バディーは昨年に引き続きのこの方、「レンさん」。

尊敬すべき100マイラーなのだけど、雰囲気ゆるいw もちろん負けん気とか闘争心も持ち合わせているけど(そうじゃないと100マイラーにはなれません)、ベースはなんというか…ゆるいww なので波長が合うwww

今回もDAY1の終盤、急登登り切ったところで一旦力尽きたらしくこんなことになってたw

ちなみに以下は、去年のやり取り。

山猿:「地図読みやばいっす、読めないっす、自信ないっす」
レン:「まだ時間あるから!!」
山猿:「ですよね!まぁなんとかなりますよね!」

で、こちら↓は今年のやり取り。

(作戦の話)
レン:「事前に作戦など打ち合わせします?Aだしざっくり去年の感じでいんじゃないかねぇ。。と思ってますがw」
山猿:「作戦は特にございません!!現場合わせでいきましょう!!」

———————————————————–

(装備の話)
レン:「ワタシ トータル8.7kgもあった…(ザックの重量の話)」
山猿:「これ以上削るためにはマネーが必要です」
レン:「今回のもネタにして原稿料もらうのよろし」
山猿:「タイトル「【気付き】軽量化の壁はマネーで突き破れ」w」
レン:「ワタシお菓子とお酒削ろかな…」
山猿:「今から近所のスーパーにお菓子とお酒物色しにいきます。たくさん買っちゃいそうw」

・・・ゆるい!w

昨年の会話よりは多少成長している気はするものの(してないかw)、相変わらずといえば相変わらず。

一方目の前では、ストレートE(エリート:最上位カテゴリー)に臨む相方が、限られた事前公開情報をもとに「テントサイトはきっとここだろう」「こんな地形だから今回は地形読みが大事になりそう」「”競技エリア概要”大事!しっかり読み込もう!」とバディとバチバチ情報交換している。

なんなのだこの落差はw だからバディ解散を言い渡されたのかw こちとら当日スタートするまで一言もそんな「戦略」に関する会話はしてないぜ(ドヤ顔)。

こんな感じの山猿&レンのゆるふわチームは、最終的にレース中の会話にて「僕らのチーム名、来年は『チームマシュマロ』にしましょう」という着地になった。

【結果】ストレートA 「完走」

ストレートA結果(距離/獲得標高/タイム)

DAY1、DAY2の詳細は諸々すっ飛ばして、まずは結果から。

どどん!

<< ストレートA 結果 >>

DAY1:距離33.09km/獲得標高1,521m/タイム:7時間43分46秒(制限9時間)【完走】

DAY2:距離24.28km/獲得標高1,546m/タイム:7時間17分58秒(制限8時間)【完走】

無事にストレートA完走!何箇所かはツボりかけたけど、ほとんどは大ハマりする前に修正を効かせ、すべてのコントロールを無事に回ることができた。

チームゆるふわ改め、チームマシュマロ万歳!

感想はインスタにポストしたこちらをどうぞ。

ストラバのログ

僕もレンさんも一応”トレイルランナー”という側面を持っているので、一日30km程度の距離は(荷物が普段のトレランより重いとはいえ)走力・体力的にはまったく問題なし(DAY1最後に少し寝てた人いたけどw)。

肝心の「地図読み」も、DAY2終盤に一回だけ大きくシクッたけど(待望の!?雨が降ってきてテンション上がってしまってロストw)、それ以外は軽微なミスのみ。

成長を感じたのは「ミスったときの違和感」に「早めに」気付けるようになったこと。故に致命傷にならずに”軽微なミス”で済んだ。

あ〜、ストレートAクリアしちゃったな〜。来年はストレートE(エリート)なのか!??

【ギア】今年はこれでいった!(たいして軽量化できず)

昨年のOMM参戦後にこんな記事↓を書いたのだが、これが思いがけず『RUN+TRAIL別冊 軽量登山最前線』という雑誌に掲載された。

記事タイトルの通り「軽量化へのアプローチ」として、パッキングする荷物をg単位まで測って見える化(リスト化)したものだ。

あわせて読みたい
【参戦レポート②:装備編】OMM JAPAN 2021 MOTOSUKO(2021年11月13・14日)|「”軽量化”へ... OMM本栖湖、レポート第2弾は「装備」について。 本当は今回参戦した「ストレートB」について、樹海を彷徨った話だったり、人にはいえない超絶凡ミスをかました話だった...

今年もそれを実践したのだが、結果は「ほぼ軽量化できず」。昨年からメインどころのギアがほぼ変わっていなかったので、軽量化しようにも効果的な改善ができなかった。

先述した”レンさんとのやり取り”の中で「【気付き】軽量化の壁はマネーで突き破れ」なんて書いたけど、いや、これマジだと思う。金を積めば軽量且つ高性能なギアが手に入るのは事実だ。残酷な世の中だぜ。

ということで、今年の装備品リストを公開。

ここに「Base Weight 5,395g/Pack Weight 8,215g」と書いてあるが、えっと、これ去年は「Base Weight 5,186g/Pack Weight 8,036g」だった… って増えてんじゃん!

今年新投入したアイテムとして「スマホビヨンビヨン(携帯紛失防止グッズ)」は確かに追加したけども…。

いずれにしろ、余分なものはほぼないと思っているので(お菓子・お酒は除く!)、ここから先は”削る”ではなく”リプレース”をするというアプローチが必要。

要は言いたいことは、、、ワタシニオカネヲクダサイ。

カップヌードルは「BIG」を選択。アウトドア用に真空パックされているものは高いので、コンビニに普通に売っているカップ麺を買ってジップロックに入れるのが正解。かりんとうとおかきは容積取るんだけど、好きなんだよなぁ笑。甘酒はうまかった。アリだな。
シュラフとマットはテント泊を始めたときに一番初めに買ったものをずっと使ってるけど、そろそろ新調したい。テントはヘリテイジのクロスオーバードーム2。一人用の より軽量なものはエリートに参戦した相方に譲ったので、僕のは二人用。なのでこれはさらに軽量化できるポイント。
スマホビヨンビヨンは大正解。絶対にスマホなくならないっていう安心感やばかった。

買ったやつこれ。スマホ落とした経験ある人は必携品!今すぐ買うべし!w

ザックは安定のパーゴワークス RUSH30。RUSHシリーズはどれもほんとぶれなくて使いやすい。

本当なら「持っていって良かったもの・不要だったもの」みたいのをもっと細かく振り返るといろいろとタメになるんだろうけど、めんどくさいので振り返りませんw

【写真】OMMの雰囲気をお伝え

最後にOMMの雰囲気をお伝えすべく写真と動画をお届けして終わりとする。(といっても写真たくさんあるのでここから長いけど)

まぁOMMは毎年場所が変わるので参考にはならないのだけど、OMM気になってる人は多いと思うので雰囲気だけでも、ね。

DAY1

OMMの会場に去年ぐらいから?現れているかわいいイラスト。なんかいいよね。このあともいくつか出てきます。
お馴染み「TO THE START」。OMMでは、DAY1のスタート地点までだいたい数キロは歩かされる(&登らされる)。今年は受付会場からスタート地点までの距離は1kmぐらいだったけど、スタート地点はスキー場のゲレンデ中腹だったので、スタート前のアップ代わりにひと登りさせられた。まぁ例年のこと。
コンパスは去年からサムコンパスに変更。見た目の通り親指=サムに装着するので紛失しない。

コンパスは元々コスパの良いプレートコンパス↓を使っていたけど、今はサムコンパスに変更。ちと高いのだけど(1万円弱ぐらいしたかな?)、磁針がピタッと止まるのが大きな特徴。あとやっぱり「なくさない」っての大事。コンパス紛失したらOMMはいろんな意味で終了です。

こんな道なき道を地図とコンパスを頼りに突き進む。楽しそうでしょ?
急登もたくさん出てくる。ただしどのルートを選ぶかは己の判断次第。
これがコントロール。広大な山中にあるこれを見つけ出す。見つけたときの喜びは病みつきになる。
山猿(photo by レンさん)
山猿(photo by レンさん)。右手首に巻いているものが「SIチップ」。これをコントロールに設置された装置に刺すことで、通過チェックをする。
奥美濃の山並み。DAY1は天気が良くて、紅葉もすごく綺麗だった。終盤のコントロールがあった山頂から一望できた。
で、絶景が広がるその山頂で一度目を閉じたバディー、レンさんw
DAY1フィニッシュ地点。この奥にキャンプサイトが広がる。1200張のさまざまなテントがカラフルに立ち並ぶ様は圧巻。
フィニッシュ10mぐらい手前にあった”最後のちょっとした下り坂”がぬかるんでいて、そこでまさかの派手なスリップ。この日はほとんど汚れていなかったので、けっこうショックだった(写真では見えないけど、ザックとお尻もドロドロに…)。

キャンプサイト

最後に泥遊びをかましながらも、なんとか明るいうちにキャンプサイトに到着。いい場所(平らな場所)はほぼ埋まってしまっていたけど、エリート参戦中の相方チームのスペースも確保しておくという任務もなんとか果たしつつ、テント設営完了。

キャンプサイトでは、久々に会う友人知人と久々の会話を楽しみ、良きところでお待ちかねメシタイム。

お待ちかねとかいっても「キャンプメイン」で参戦しているチームのような豪華な食卓では全然ないけど(”本気”の人は鍋とかステーキとかしてます)、アウトドアで飯を食べるっていうのはそれだけでもうおいしいのだ。とりあえず、カップヌードルは「BIG」で大正解。食べた感あり。次からもBIGにしよう。

カップヌードルシーフード「BIG」。満杯。
カップヌードルともう一つご飯系を食べたあとは、こちらは今度こそお待ちかねのしっぽりタイム。ホット梅酒。最初の一杯はお湯割りにしてたけど、このペースだと原液がなくならない!ということで2杯目以降は原液ホット梅酒で。
バディレンさんとテント設営場所が少し離れてしまったので、相方チーム用に確保したスペースにて青空宴会。今年は夜もそこまで冷え込まず、コンディションよし。ちなみにご覧の通り、外でエアマット引いて使ったのだけど、翌朝起きるとなんだか空気が抜けており…。こちらのマットは今回のOMMにてご臨終となりました…。
この汚れはあれね、DAY1フィニッシュ直前にスリップしたときのやつ。

DAY2

さぁ、DAY2スタート。

チームゆるふわのスタート時刻は7時と比較的ゆっくりめ。OMMルールでは、DAY1で完走できなかったチーム(すべてのコントロールを回れなかった、制限時間オーバーなど)はDAY2のスタート時間が早くなるので、その該当チームは、DAY2のスタートが6時とかになる。(6時スタートってことは4時台に起床。つらい。)

E(エリート)の人たちは、その難易度の高さ故、この餌食になるチームも多い。

場合によっては、DAY1で40km以上動き回り(相方は去年初日50km走ってた汗)、日が落ちてからキャンプサイトに到着し、翌朝は4時台に起床して6時にスタート、なんていうスケジュールになり得る。

エリートに挑戦する人はほんと尊敬するけど、これだけは気の毒。

やっぱり来年も「A」でいい気がしてきた。

DAY2スタート
好物「麦チョコ」。チョコが溶けないこの時期は僕の必携補給食。
こんなところ登る。
DAY2の天気予報は曇りのち雨。当初の予報よりはだいぶ降雨が遅れてくれたけど、お昼前ぐらいからどんどんと雲が分厚くなってきて…
きたーーーー!OMMウェザー!

OMMの本場イギリスでは悪天候下でのレースになることがほとんどらしく、ある意味「OMM=悪天候」がブランドになっている。天候が荒れれば荒れるほど、主催者は喜ぶ。

悪天候により、視界も足元も悪くなるし、レインウェアも浸水し始め、この季節に濡れた体はとにかく冷える。山での「冷え」は天敵であり、フィジカル的にもメンタル的にもだんだんとキツくなる。

そんな厳しい状況下でもいかに冷静に歩みを進められるか、冷静な判断ができるか、ということが求められるのだ。

レースとはいえ「自己責任」が基本ルールのOMM。判断を誤ればそれが命取りとなることも十分あり得る。予想外の事態、想定以上の困難、そんな状況に対してバディと協力しながら進まねばならない。

「本当の山力」に加えて「本当の人間力」も試される。

OMMは深い。

ラスト2時間以上は雨に打たれた。DAY2終盤だったからよかったものの、これがもしDAY1から降り続いていたら… と思うとゾッとする。
雨でテンション上がり大ロストをかましながらもなんとか復帰し、フィニッシュ会場までの最後のゲレンデを下る。

フィニッシュ

なんとか無事にフィニッシュ!最後の大ロストがなければ、あと1時間は早く帰ってこれたかな。ま、でも無事にストAコンプリート!
ただいま!
最後雨で冷えたので、味噌汁が身に染みた。
かわいいイラスト。
こちらエリート参戦した相方チーム。DAY1は残念ながらコンプリートならずだったが、DAY2は見事コンプリート!しかも、僕らが帰ってきたちょっとあとぐらいに戻ってきて、ほぼフィニッシュ変わらなかったw

悲報

OMMではオフトレイルにガツガツと突っ込んでいくので足元には危険が一杯。倒木、石、岩、穴、泥、棘の植物、狩猟用の罠、など。

そんな感じなので、OMMでは例年「ウェアが破ける」という被害者が一定数発生する。僕は昨年その被害者の一人となった。…で、今年、あろうことか二年連続の被害者となった。

次項で動画を貼り付けるが、今年は「ザ・藪漕ぎ」が待ち受けていた。しかもかなり強力な藪。そこでたぶんやられたのだが、改めて写真でみて、今一度凹んでいる…。

嗚呼、僕の大切なカムレイカ…。安くはないウェア。がっつり破れていて、悲しい。
※カムレイカ=このレインパンツの商品名

来年はやっぱり「2軍のウェア」で臨もう…!(ワークマンとかみてみる)

【動画】今年のOMMといえば!の2つのシーン

今年のOMMで象徴的だったシーンの動画を2つ紹介する。

ザ・藪漕ぎ

一つ目はやはりこれ。「ザ・藪漕ぎ」。

「背丈以上の藪」はそれなりに経験したことがあったが、こんなにも「強い」薮は初めて。

押しのけて進もうにも、折り重なった薮に進路を阻まれ、なかなか進むことができない。そして、しなって跳ね返ってくる枝は普通に痛いので、前を進む選手とはある程度距離をあける必要もある。

あまりの枝の強さに笑えてきて、少しでも気を紛らそうと、途中から「薮ちゃん」とかわいく呼んでみたものの最後まで全然かわいくなかった。おまけに大事なレインウェアまで引き裂きやがって。

これぞ「ザ・藪漕ぎ」

OMMウェザー

ついにきたOMMウェザー

OMMウェザーにまつわる話は先述した通りだが、この動画、実はDAY2終盤に大ロストをかました事件現場。

気持ちよくロードの下りを道なりに進んでいて、途中左にU字ターンをしていくのだが、ここがまさにアウト…!な瞬間。本当はU字ターンのところで、直進方向やや右側に延びていた道に入らなければいけなかった。

雨に浮かれてイェーイとかやってる場合じゃないのだけど、でも本格的な雨が降ってきてくれて、なんだか「これが本場のOMMや!!」とテンションが上がったのは事実。致し方なし。

まとめ

いろいろ書いたけど、この記事が参考になる人はほとんどいないだろうw

まぁでもいいのだ。あくまで「楽しい思い出」の備忘録だから。

とりあえず昨年のストレートBに続き、ストレートAも完走できた。これは来年はもうE(エリート)いけって流れなのかもしれないけど、全然踏ん切りがついていないw

なぜかというと、Aまではまだ「楽しむ余地」があるのだけど、Eになるともはやそれが”ゼロ”になりそうで怖いからw

ハードルが高い分、完走できたときの達成感が大きいのは百も承知だが、Eは相当な覚悟が必要と感じる。

淡い恋心で、気軽な気持ちで近づいたら間違いなく火傷する。地図読みという競技を深く愛し、本気で立ち向かわないと振り向いてくれないカテゴリー。それが「E」なのだ。

僕とレンさん、自分でいうのもなんだけど、ポテンシャルはめちゃくちゃあって笑、意外と”いい線”いく自信はあるのだけど、いかんせん「ストイックオンリー」よりは、少ーしだけでも「楽しむ余地」を必要とする人種(たぶん)。

例えば、夜のキャンプも大宴会をしたいわけではないんだけど、ちょっとはゆったり静かな時間を過ごしたいという気持ちがあったり(Eだとそれすらできなさそうで辛いのだ…)。

レンさんとは道中いろんな話しをしたけど、そのあたりの思考がたぶん似ている。山へのスタンスも近しいものがあるので、いい意味でとても楽チン。今年もありがとうございました。

それにしてもエリートはなー、チャレンジしたい気持ちはあるけど絶対つらいもんなー。つらいのわかってるからなー。全然踏ん切りがつかないなー。。

さて、レンさん、来年どうしますかねぇ〜??笑


ということで、OMM奥美濃、レポートおしまい。

OMMよ、また来年!

今年のピンバッジ(参加賞)。参加すれば全員必ずもらえるもの。これが毎年増えていくのが嬉しい。

▼OMM関連記事はこちら

<OMM2021:本栖湖>

【参戦レポート①:総括】OMM JAPAN 2021 MOTOSUKO「ストレートB 結果報告」
【参戦レポート②:装備編】OMM JAPAN 2021 MOTOSUKO「”軽量化”へのアプローチ」

<OMM2020:野沢温泉>

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【OMM参戦レポ②】三度目の正直!?「ストレートA」結果報告
【OMM参戦レポ③】OMM事件簿「お前アホやん編」
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<OMM2019:霧ヶ峰>

OMM(オリジナルマウンテンマラソン)2019 開催地決定!
【雑記】「OMM JAPAN 2019」 参戦レポートの前に、まずはOMMの『楽しさ』を語っておく。
【OMMレポート①】「OMM JAPAN 2019 霧ヶ峰・車山」前日事件~受付事件
【OMMレポート②】”事件ベース”で振り返る「OMM JAPAN 2019 霧ヶ峰・車山」
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